Hunteraceの告白 – This is my untold story
Hunteraceの告白
2018年度最高ポイントを獲得し最速で3つ星マスターを達成したHunteraceが、精神面で悩みを抱えていた過去を告白しました。「Hunteraceが勝ち続ける限りハースストーンは運ゲーではない」とまで言われたプレイヤーの告白を、本人の了解のもと翻訳して掲載しました。
原文:http://www.twitlonger.com/show/n_1sqocvu
This is my untold story(語られざる物語)
皆さん、私はCasper、18歳のプロe-sports(ハースストーン)プレイヤーです。
4週間前、私はハースストーンの競技ポイントで世界1位になったことをツイートしましたが、ここからの話は今までで最も重要な(そしてゾッとするような)話です。この文章を書くことは難しいことでしたが、みなさんに伝える必要があり、かつ今が伝えるのに良いタイミングだと思いました。もう隠さず、私自身がどんな人物であるのか100%正直にお伝えします。すべてを伝えることは不可能ですが、少しでも内容が伝われば幸いです。
私は8年生(中学1年相当)の時に、学校関係で多くのストレスと不安を感じ始めていました。それは中学時代を通じて感じており、最終的には10年生(中学3年相当)の時にノイローゼにかかってしまいます。数ヶ月間自宅で生活しながら”悪い考え”を取り除こうと挑戦しましたが、うまくはいきませんでした。
ノイローゼにかかった後の10年生の期間中は、外の世界から完全に隔離されていました。高校に進学する際には、メンタルコーチのアレックスの助けを借りました。彼とは今でも一緒に活動しています。
高校生活が始ると私はまだ内面が壊れていると感じ始め、回りに正直でいることができず、ゆっくりと不安や鬱を引き起こしていきました。またノイローゼに陥るのは確実でした。私達は学校をやめ、家に戻る決断をしました。
その年は精神面の回復と自宅学習、そしてハースストーンの競技シーンに挑戦することでバランスを取っていました。とても憂鬱な一年でしたが、その中で唯一私に幸福とモチベーションを与えてくれたのが、ハースストーンでした。
私は2017年の終わりに母とアレックスと話し合い、学校を一旦保留してハースストーン一本に絞るという決断をし、どこまでできるか挑戦することにしました。
それは私がハースストーンに情熱を傾けているからという理由だけではなく、良いコミュニティや経験により、私自身が人間として成長できる機会になると私と母とアレックスが理解していたからです。
現在、ハースストーンの競技シーンのトップコミュニティに参加できていますが、自分自身のことについて正直でいるのが難しいと感じていました。不安ではありましたが、今日は私自身の話を皆に伝えようと思い、ここで公開しています。
今年は大成功を収めた年になり、多くの喜びと自信を得ることが出来ました。はっきりと何がとは言えませんが、ハースストーンコミュニティは私の全てでした。みなさんの助けがどれだけ私のためになったかは、言葉で表すことができません(プレイヤーとしても人としても、助けられました)。また、最近は孤立したときから数年間連絡を断っていた親友とも、連絡を取り始めました。
私が選んだ選択、行動がすべて正しいかどうかは分かりません。また、多くの方にとっては正しい選択ではないと思えるかもしれません。しかし、私はこの選択によって「最高の自分になろう」という朝を毎日迎えられるようになりました。私はハースストーンを通じて非常に多くの素晴らしい人達と出会えたこと、そして私をリスペクトしてくれている方と出会えたことに、絶え間なく感謝をしています。
願わくはこの文章を公開した後も、私へのリスペクトが続きますように。
訳:0、ahirun