ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#162
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.162が公開されています。今回は、一時的にコストが下がったカードと変妖カードの関係性や、体力0のミニオンに蘇りを付与したらどうなるか、などが紹介されています。内容を翻訳して紹介します。
1. (バグ)精神与奪者イルシアによって入替えられたカードでは、バザールぶんどリャーは進行しない
見解:。精神与奪者イルシアは手札と手札の交換は考慮していない。このバグは這い回る手(※)でも同様である。
※這い回る手:急襲、蘇り、断末魔:相手の手札を1枚奪う。(ソロ・アドベンチャー専用カード)
2. (バグ)パレードのリーダーによる攻撃力増加は、それ以降発生する効果で上書きができない。
見解:パレードのリーダーの効果は、常に最後に適用される。同様の優先順位のバグは、最近の拡張セットのカードにおいて多く見られる。
3. (バグ)プレイヤーが直接使用していない日蝕は、機能しない。
見解:論理的には、日蝕は(次の)呪文を唱えた後に効果が消えなければならないが、日蝕自体が呪文である(そのため、すぐに効果が消えてしまう)。なので、これを処理するためのプログラムを追加しない限り、(プレイヤーが直接使用しない)日蝕は機能しない。しかし、興味深いことに、開発者はプレイヤーが唱えた場合の日蝕のために、(このプログラムを)追加しているのに、プレイヤーが唱えていない日蝕のためには追加していない。エレクトラ・ストームサージは呪文でないので、このバグがない。
※原文説明が足りていないため、訳者による意訳と注釈(一部訳者の想像を含む)を多めにしました。
4. (検証)一時的なコスト低減は、変妖カードにどのように作用するか。
結果:一時的なコスト低減は、それに関連したカードを使用すると即座に失われる。そのためフリートフーフ・パールタスクは5コストに戻り、変妖しなかった。
5. (検証)プレイヤー以外が唱えるクトゥーンのパーツは、粉砕されしクトゥーンになるのか
結果:プレイヤー以外が唱えるクトゥーンのパーツも、粉砕されしクトゥーンになる。ただ、粉砕されしものの口器は例外である。粉砕されしものの口器には、対象となるミニオンが必要であり、対象が存在しない場合は呪文は解決されず、クトゥーンのカウントも進行しない。
6. (検証)トラの精霊と式典用の大槌は、0コストの呪文とどのように作用するのか
結果:予想に近い動作をしたが、0/0ミニオンの召喚はバグを引き起こす。過去のラトルゴアのバグを、覚えている方もいるかもしれない。これは、今回の動画のタイトルになっています!(次の項目参照)
7. (検証)体力が0のミニオンに、蘇りを付与したらどうなるか。
結果 :蘇りと救済によってミニオンを復活させたが、体力0のミニオンはそれらで復活できなかった。