開発者Ben Lee & Nathan Lyons-Smithインタビュー(2021年2月)
BlizzConlineにて発表された様々な新要素について、開発者のBen Lee氏とNathan Lyons-Smith氏がPC GAMERのインタビューに応じています。インタビューで語られた内容を要約して紹介します。
全文・ソース:Hearthstone devs talk Core Set, Classic and Mercenaries mode, and why Duels isn’t dead
新モード:「ハースストーン マーセナリーズ」について
- PvE(一人用モード)だけでなく、PvP(対人モード)もある
- 他のローグライクゲームと異なるのは、プレイヤーが最後のボスを倒すまで、進捗状況が永続的であること
新拡張「荒ぶる大地の強者たち」について
- 逆上のメカニズムは、オークが凶暴になり、多くのダメージを与えるということの表現に近い
- 逆上のような一度限りの発動メカニズムは、バランスを考えやすい
- 一度限りの発動メカニズムである魔法活性は、好評を得ている
- このセットにはヒーローカードは収録されていない
コアセットについて
- 毎年コアセットには、エキサイティングなレジェンドがいるはず
- 将来的に、炎の王ラグナロスが復帰する可能性は十分にある
- シルヴァナス・ウィンドランナーはプレイヤーに不快感を与える可能性があるので、復帰可能か分からない
今後のアップデートについて
- 新拡張の次のアップデートは、バトルグラウンドのメジャー(大型)アップデート
- その後にはミニセットのリリースがある
既存のゲームモードについて
- スタンダードやバトルグラウンドと比較して、それ以外のモードは死んでいる(Dead)と言われるがそんなことはない
- デュエルは先日、100万試合のゲーム数を記録した
- 闘技場、ワイルド、デュエル全てのモードに十分なプレイヤー数が存在している
- バトルグラウンドが、ハースストーンのメインのモードになるとは考えていない
- ミニセットによるカードの追加は、プレイヤーに様々な体験を提供するのが目的
報酬レーンについて
- 当初は大きな反発があり、コミュニティのフィーリングとシステムの関係を調査し、変更を行った
- 現状にはかなり満足している
- 報酬レーンで6000近いゴールドを獲得したプレイヤーもいる
ゲームの低コスト化について
- レジェンドのダブリ防止、レアリティのダブリ防止策は低コスト化に有意義に働いた
- コアセットの導入は、ゲームの低コスト化の作用も狙っている
- コアセットを使った各クラスの初期デッキを再考した
クラシック・フォーマットについて
- シンプルでわかりやすいゲーム性を求めるプレイヤーを、一つのターゲットにしている
- クラシック・フォーマットがプレイヤーに深く愛されるのであれば、全てのモードの設計に影響を与えようになるだろう
カードを生成するカードについて
- 悪の手先は少しやりすぎたカードだった
- 特にドラゴンの手先からは教訓を学んだ