ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#191
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.191が公開されています。今回は新カードフライトマスター・ダンガーに関するバグやバトルグラウンドの大ドルイド・ハムウルの効果などについて検証しています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (バグ)凍てつく玉座の騎士団・序章のプロローグでリッチ・キングに負けるとゲームが進行しなくなる
結果
プロローグのリッチキングに負けると、本来デスナイトに生まれ変わるが、そうならずターン終了ボタンも押せなくなり、ゲームが進行しなくなりました。
見解
単なるアニメーションのバグで、ゲームを再起動すれば戻ります。
2. (検証)闇との決別はラグナロススキンのシャーマンのヒーローパワーを与えることがある
結果
闇との決別を使用し、シャーマンのヒーローパワーを使用すると、そのアニメーションがスロールのものではなく、ラグナロススキンのものになる。
見解
同様のバグは沢山起こっています。最近ではデスウィングスキンのヒーローパワー(装甲強化!)がありました。その上、過去にはアップグレードされたヒーローパワーを与えることもありました。
3. (検証)フライトマスター・ダンガーが手札で発動した場合、どうなるか
結果
フライトマスター・ダンガーを召喚時に手札に戻すようにすると、フライトマスター・ダンガーは手札で休眠状態になった。
その後、選んだ休眠ターンを手札で過ぎると、ボーナス効果が発動した。
そして、そのフライトマスター・ダンガーを召喚すると、雄叫びは発動せず、休眠状態にもならなかった。
見解
フライトマスター・ダンガーは雄叫びで休眠する初のミニオンです。そして、その効果は手札でも破壊されても正しく発動します。これでまた何か試すことができそうです。。。
4. (検証)シャダウォックはフライトマスター・ダンガーの目覚める効果(1ターン)を発動させない
結果
シャダウォックはフライトマスター・ダンガーの雄叫びにより休眠状態になるが、1ターン後に目覚めると、何も効果を発動しなかった。
3ターン後、5ターン後に目覚める場合は正しくボーナス効果が発動した。
見解
奇妙なバグです。1ターン、3ターン、5ターンのボーナス効果で、何が違うのかわかりません。
5. (バグ)南海の悪党はカードをカードIDで識別している
結果
様々なサイズのラトルゴアが相手のデッキに埋まっている状態で、南海の悪党の雄叫びを発動すると2/2のラトルゴアだけが発見の候補になった。
しかし、相手の手札には6/6のラトルゴアがドローされた。
見解
異なるサイズのラトルゴアも同じカードIDです。なので、南海の悪党はサイズの違いを識別できません。また、発見もカードIDを参照しています。そのため、候補には2/2しか現れませんでした。
6. (バトグラ:検証)大ドルイド・ハムウルはアマルガドンとどう作用するか
結果
自分の戦団にアマルガドン2体だけいる状態で、大ドルイド・ハムウルを召喚すると酒場にはメカミニオンが並んだ。
もう一度大ドルイド・ハムウルを召喚すると、今度は酒場にはエレメンタルミニオンが並んだ。
見解
大ドルイド・ハムウルはアマルガドンを「全て」ではなく、1つの特別な種族として認識します。
7. (検証)獣禁止の酒場グレード4で、大ドルイド・ハムウルが酒場を獣にリフレッシュするとどうなるか
結果
獣禁止の酒場グレード4で、自分の戦団に巨猪アッガマガーンだけがいる状態で大ドルイド・ハムウルを召喚すると酒場からミニオンが消滅した。
一方、酒場グレード6の状態では、巨猪アッガマガーンとアマルガドンだけが酒場に並んだ。
見解
大ドルイド・ハムウルはその時点のミニオンプールで酒場をリフレッシュします。もしミニオンプールに該当するミニオンが存在しなければ、酒場を空にします。