ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#201
ハースストーンの挙動や、メカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.201が、公開されています。今回は大魔導師アントニダスが味方にファイアーボールを放つバグなどについて検証しています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (バグ)呪術司マラクラスによって作成されるクトゥーンはバフされていない
結果
手札のクトゥーンを8/8にバフした状態で、呪術師マラクラスの雄叫びを使用しクトゥーンのコピーを手に入れたが、バフは受けておらず6/6だった。
見解
コピーするエフェクトのシステムが変わったのだと思いますが、クトゥーンはこれに適応していません。
2. (BG:バグ)ゴールデン不平抱く船大工はスタッツが誤っている
結果
不平抱く船大工でトリプルを作ってゴールデンにしてもスタッツは4/8だった。
見解
このカードは最初は2/4で、リリース直前に3/4に変わったのでしょう。
3. (バグ)小っちゃなおもちゃとソード・オブ・ジャスティスはどう作用する?
結果
小っちゃなおもちゃで召喚されたミニオンは、まずソード・オブ・ジャスティスで+1/+1を得て、その後で2/2になった。
見解
挙動としては正しいですが直感的ではありません。恐らく将来のパッチで修正されるのでここではバグとして挙げておきます。
4. (バグ)ふらついた配達人によって唱えられた秘策は対戦相手から分かる
結果
ふらついた配達人が秘策をセットすると、何をセットしたのかわかった。
見解
過去の強制的に唱えさせるカードは、秘策を相手には見せませんでした。ふらついた配達人は本当にふらついています。
5. (検証)ノルドラシルのドルイドと重さ当てはどう作用する?
結果
ノルドラシルのドルイドの雄叫び発動後に重さ当てを使用して、滋養を引くと(元の6コストから)3コスト減って3コストのカードとして認識された。
そこで「低い」を選択すると、その次の星の雨は引くことができなかった。
重さ当てが解決した後に手札の滋養は6コストに戻った。
見解
一時的なマナコスト軽減は重さ当てが解決し終わるまで残り続けます。そのため、ドローした滋養は3コスト減っているとして認識され、デッキ内にいる星の雨はコスト軽減の効果を受けず、3 < 5で追加のドローはできませんでした。
6. (検証)ローサーの効果による攻撃で身代わりが発動すると+3/+3を獲得しない
結果
ローサーのターン終了時の攻撃で身代わりが発動し、そのまま身代わりを倒しても+3/+3を獲得しなかった。
横殴りの斬撃を付与し、身代わりと元々の攻撃対象を同時に破壊するとローサーは+3/+3を獲得した。
見解
ローサーの効果は攻撃の元々の対象を破壊した時だけ+3/+3を獲得します。
7. (バグ)大魔導士アントニダスは有効な敵の対象がいない場合、味方を対象にする
結果
相手の盤面に影纏いを使ったヒーローしかいない状態で、大魔導士アントニダスを召喚すると味方に3発のファイアーボールを放った。
アイスブロック発動による、無低状態の相手ヒーローも対象にせず、味方にファイアーボールを放った。
見解
最初、大魔導師アントニダスはファイアーボールを唱えていたわけではなかったので、呪文ダメージ+の影響を受けませんでした。しかし変更が入り、「本物のファイアーボール」を放つようになり、「呪文の対象にならない」、「隠れ身」「無敵」の敵を対象にできなくなりました。。