ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#202
ハースストーンの挙動や、メカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.202が、公開されています。今回はドルイドのクエスト公園で迷子の進行条件を使った検証や2種類の秘印カードを使った検証結果などを紹介しています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (バグ)フェルソウルの獄吏は2回目の雄叫びが失敗すると、1回目のミニオンも戻さなくなる
結果
ブラン・ブロンズビアードがいる状態で、フェルソウルの獄吏を召喚した。
1回目の雄叫びで相手の手札からミニオンを破棄したが、2回目の雄叫びは相手の手札がなくなったため発動しなかった。
その後、フェルソウルの獄吏を破壊しても相手の手札に破棄したミニオンは戻らなかった。
見解
以前の動画で、2回発動する場合は2番目のミニオンだけ戻すことを紹介しました。このバグは進化しました。
2. (検証)炎の秘印と沈黙の秘印はどう作用するか
結果
先に炎の秘印、次に沈黙の秘印をセットした。
相手は、ライトボーン・キャリエルを召喚し、シルバーハンド新兵(3/3)を召喚した。
次のターンの開始時、炎の秘印によってシルバーハンド新兵に3ダメージを与え、そして沈黙の秘印でライトボーン・キャリエルの効果を沈黙したが、シルバーハンド新兵は3/2になって生き残った。
見解
ライトボーン・キャリエルのバフ効果(オーラ)は沈黙によって失われ、即座にもう一度付与されました。そのため、シルバーハンド新兵の体力は2で復活しました。これは普通のように見えます。
3. (バグ)偽滅の刃が大逆の刃キングスベインの断末魔を獲得するとどうなるか?
結果
偽滅の刃で大逆の刃キングスベインの断末魔を獲得した。
その偽滅の刃に、致死毒で攻撃力+2と猛毒の仕込みで猛毒を付与した。
その後、断末魔効果を発動させると偽滅の刃はデッキに戻った。
再装備すると、猛毒が付与されたままだった。
見解
付与された効果を維持するのは断末魔効果ではないので、猛毒は付与されたままであるべきではありません。一部の付与効果だけ維持されているため、私達はこの一貫性のなさをバグとして認識します。
4. (検証)ヒーローが置き換わると公園で迷子は再起動する
結果
噛み付きで攻撃力4を得て、クエストを4カウント進めた。
その状態でヒーローカードを使用し、ヒーローが置き換わると、更にクエストが4カウント進んだ。
それターン中、ヒーローカードを使用するたびに、クエストが4カウント進んだ。
見解
ヒーローが置き換わっても攻撃力は継承されて、維持されます。これは文字通り、攻撃力を獲得するため公園で迷子を進めます。理にかなっているように見えます。
5. (バグ)攻撃力0の武器を装備してもウィッカークローの効果が発動する
結果
攻撃力0の智慧の宝珠を装備しても、ウィッカークローは攻撃力+2を得た。
兵器化プロジェクトで相手のターンに武器を装備してもウィッカークローは攻撃力+2を得た。
6. (検証)攻撃力0の武器を装備した後、次の1回は攻撃力を得てもクエストを進めない
結果
公園に迷子がセットされており、ウィッカークローがいる状態で智慧の宝珠を装備した。
次にドルイドのヒーローパワーを使用すると、攻撃力を得ているにもかかわらず、公園で迷子のカウントは進まず、ウィッカークローも攻撃力を獲得しなかった。
次に飛びかかりを使用すると、通常通り公園で迷子もウィッカークローも発動した。
見解
現在、「武器を装備する」と「攻撃力を得る」で起動する効果は共通しています。そのため、攻撃力がある武器が装備された時、クエストは2倍進んでしまうことになります。それを避けるためにプログラムは、武器を装備した直後の1回の攻撃力の獲得は、クエストのカウントを無効化しています。
7. (検証)シェルドラス・ムーンツリーによって、ミニオンはデッキから雄叫びを発動できる
結果
竜の女王アレクストラーザを召喚直後、雄叫び発動前にリサイクルでデッキに戻した。
すると、雄叫びのアニメーションはデッキから描画された。
見解
シェルドラス・ムーンツリーは驚異のデッキのように働きます。シェルドラス・ムーンツリーによって、このようなテストが行えます。