カード効果の優先度の更新
パッチ22.0では、複数のカードの効果が競合する場合の優先順位に関する「一般的なルール」に合わせるため、多くのカードの見直しが行われました。
優先度
「一般的なルール」とは以下のような優先度によるもので、以前から変更はありません。第1カテゴリは第2カテゴリも優先され、第2カテゴリは第3カテゴリよりも優先されます。
- 第1カテゴリ:自分の特性を参照しているカード(例:魔眼光)
- 第2カテゴリ:他のカードの特性を持続的に参照しているカード(例:堕心拷問者)
- 第3カテゴリ:他のカードの特性を単一のインスタンスで参照しているカード(例:凍結の罠)
多くのカードについては、既にほとんどのカードがこのように機能していたため、今回の見直しによる変更はされていません。
例:レディ・アナコンドラは他のカードのプロパティを継続的に参照するカード(第2カテゴリ)なので、単一インスタンスの参照である星界配列(第3カテゴリー)の後に、さらにコストを下げます。
ダメージ解決方法の更新
いくつかのカードのダメージ解決方法も更新されました。
例:ムーンファングは自身の特性を参照するカード(第1カテゴリ)ですが、モアーグの加工師は他のカードの特性を持続的に参照するカード(第2カテゴリ)なので、モアーグの加工師によってダメージを2倍にされても、ムーンファングは呪文から1のダメージだけを受けるようになりました。
同じカテゴリのカード同士が相互に作用する場合は、プレイされた順番に基づき優先順位が決定されます。
今回の変更によりバグが確認されていますが、現在修正中とのことです(レディ・アナコンドラと星界配列のバグは修正済み)。
また、特定のカードは意図された通りに機能するために、一般的なルールを破る特別なケースもあるそうです。