ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#249
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.249が公開されました。今回は次元の遺物の挙動や怪しい案内係のバグなどを紹介しています。
検証パッチは24.0.0.145077です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)スバラシインコはエリート主義の俗物の雄叫びを繰り返せない
結果
エリート主義の俗物の雄叫びをスバラシインコで繰り返した場合、手札にパラディン用カードがあっても追加効果を獲得しなかった。
(バグ)次元の遺物はデッキの一番上からカードを引かない
結果
伝承守護者ポルケルトでデッキを並び替えた後に次元の遺物を使用すると、デッキにはもっと高いカードが入っていたにも関わらず、0コストのカードを引いた。
見解
次元の遺物はデッキから決められたカードを引くようです。これは廃止されたデザインが完全に消えていないためだと考えられます。
(バグ)鋸歯の骨針でスペルベンダーが起動した場合、コスト軽減効果は発動しない
結果
鋸歯の骨針でスペルベンダーが発動し、スペルベンダーを破壊したとしても、次に使うカードのコストは減らなかった。
なお、月蝕は正しく機能した。
(バグ)ミニオンが致死ダメージを受けると罪人の烙印はダメージを与えない
結果
罪人の烙印を付与したミニオンに猛毒ミニオンでダメージを与えて破壊すると、敵ヒーローにダメージを与えなかった。
(検証)怪しい錬金術師を寝返りした場合どうなるか
結果
対戦相手の怪しい錬金術師を鏡の住民でコピーし、更に相手が寝返りで召喚したばかりの怪しい錬金術師を渡してきた。
すると、自分のターン開始時、2回呪文発見の予想が行われた。
また、起動能力のアイコンは次の相手のターン開始時まで消えなかったが、次の相手のターン開始時には1度も呪文発見の予想は行われなかった。
見解
このことから、対戦相手の予想効果と起動能力のアイコンは同じではないとわかります。対戦相手の予想効果はプレイヤーに紐づいており、ミニオンの所有者が変更されても変わりません。そして、起動能力のアイコンは今の所有者の対戦相手のターンに機能します。
(修正済み)怪しい案内係は付与した効果を維持したまま対戦相手に提示する
※このバグは既に修正済みです
結果
怪しい案内係からシアマトを発見し、そのまま召喚+強化してターンを終了した。
すると、次の対戦相手のターン開始時の3択には強化されたシアマトが候補に挙がった。
また、怪しい案内係から獲得したフライトマスター・ダンガーは、対戦相手が選択した経路も引き継いで発動し、獲得すると即座に1ターン分航路が進行した。また、そのフライトマスター・ダンガーは、手札から使用した後にも対戦相手の航路を維持していた。
見解
推理するカードはどれも付与された効果を維持します。フライトマスター・ダンガーを怪しい案内係から発見した場合、対戦相手が選択した経路も獲得していました。加えて、そのフライトマスター・ダンガーは目覚める必要がなく、ターン経過数も自分のターン開始時に進んでいました。そして一番私達が驚いたことは、推理でフライトマスター・ダンガーを当てなくても効果だけを獲得しました。
(バグ)シャダウォックによって怪しい案内係と他の雄叫びの発見効果が繰り返されると、誤った選択肢が提示される
結果
対戦相手のシャダウォックが怪しい案内係と大怪盗ラファームの雄叫びを繰り返すと、自分のターンの開始時に強力な秘宝の推理(発見選択肢)が表示された。さらに、その正解はランダムに選ばれていた。
対戦相手が複数のボルナー・ハンマービークがいる状態で怪しい案内係の雄叫びを発動すると、自分のターンの開始時、最初に怪しい案内係の推理が行われ、その後ボルナー・ハンマービークの推理が行われた。
また、ボルナー・ハンマービークの推理はすべて同じ選択肢が表示され、正解を選んでもカードは獲得できなかった。