ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#271
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.271が公開されました。今回は歩兵再生師がミニオンを復活させる場所が異なるバグや広大なる英知とコスト軽減のバグなど紹介しています。
検証パッチは25.0.3.160183です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)サメのロア・グラルはゲームをフリーズさせる
結果
サメのロア・グラルを手札から召喚すると、ゲームがフリーズした。
(バグ)歩兵再生師はミニオンを盤面の一番右に復活させる
結果
一般的に、復活するミニオンは復活させたミニオンのすぐ右側に召喚される。
しかし冥界の導き手や歩兵再生師は盤面の一番右に復活させます。
(バグ)錨のトーテムは常に死体の花嫁のトークンを強化する
結果
錨のトーテムのいる状態で死体の花嫁を召喚すると、蘇った花婿は10コスト10/10だったが錨のトーテムで+2/+1された。
ダークシャイアの管理官でも同様のバグが起こったが、後のパッチで修正された。
(バグ)広大なる英知は他のコスト軽減を上書きする
結果
予熱を使用した後に広大なる英知を使用した。
複製(3コスト)とシンダーストーム(3コスト、火炎)を発見したが、どちらも3コストになり、シンダーストームは予熱のコスト軽減を受けなかった。
(検証)灰のエレメンタルの効果の終了はターン終了時起動効果である
結果
(1) 相手がマナの潮のトーテムを召喚
(2) 灰のエレメンタルを召喚して、雄叫び発動
(3) ドブネズミを使用して、相手に2体目のマナの潮のトーテムを召喚
とした。次の相手のターン終了時、1体目のマナの潮のトーテムのドローではダメージを与えたが、2体目のマナの潮のトーテムのドローではダメージを与えなかった。
しかし、記録保管大臣の効果のターン終了時処理は異なり、他の効果の処理順に関係なく最後に発動した。
コメント・見解
灰のエレメンタルは血の渇きと同様にターンの最後まで機能すべきです。そうでないのなら、マナの潮のトーテムのようなターン終了時のドロー効果は無視する可能性があります。
(検証)船体破壊魔は先にダメージを受け、その後にカードを引く
結果
歪みしものゼラクがいる状態で、船体破壊魔の雄叫びを発動した。
効果のテキストとは異なり、ドローより先にダメージを受け、6/6のネザー・ドレイクが召喚された。
また、引いたカードはアメジストの小呪文石だったが、アップグレードされなかった。
ドローするカードが消滅するようにセッティングしても、引くはずだったカードのコスト分のダメージを受けた。
(検証)苦悶は強制死亡フェーズを持つ
結果
爆弾で自分の体力が0になった直後に、アラナシ・ブルードマザーを引いて体力4になった場合、ゲームは続行した。
苦悶で自分の体力が0になった直後に、アラナシ・ブルードマザーを引いて体力4になった場合、ゲームは終了した。
マルシェザールのインプがいる状態で大破壊で4枚のカードを破棄すると、爆弾を4枚引き、自動詠唱で更に4枚のカードを引いた。
マルシェザールのインプがいる状態で大破壊で4枚のカードを破棄すると、苦悶を1枚引くときにマルシェザールのインプが破壊され、1枚だけ追加で引いた。