ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 308

ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.308が公開されました。今回は解き放たれしヨグ=サロンを進化した時の挙動などを紹介しています。

検証パッチは27.4.0.185749です。

以下、内容を翻訳して掲載します。


(バグ)手札から待ち伏せ!を使用すると、未だに断末魔でアヌバラクを召喚するネルビアンを召喚する。

土蜘蛛 | Beneath the Groundsネルビアン | Nerubian
 

結果

土蜘蛛で混ぜられた待ち伏せ!クロマガスでコピーし、それを手札から使用すると、効果なしのネルビアンではなく断末魔でアヌバラクを召喚するネルビアンが召喚された。

見解・コメント

自動詠唱された時と手札から使用された時で呪文の挙動が異なります。Hearth Tech #242 の動画では海底に沈む船を手札から使用すると挙動が異なることを紹介しました。土蜘蛛に関しては、自動詠唱の効果だけ修正されたようです。

(修正済みバグ)大地の寺院は他の効果よりも優先される

※このバグは既に修正されています

大地の寺院 | Temple of Earth制圧 | subdue

結果

シルバーバックの長に大地の寺院を使用し、体力+3を付与したコピーを召喚した。
そのコピーに制圧しても1/1にならず、1/4になった。

(検証)ノッゲンフォッガー市長がいる状態では、アマンスルの対象はランダムに選択されるか

アマンスル | Amanthulノッゲンフォッガー市長

結果

ノッゲンフォッガー市長がいる状態で、雷鳴のゴルガンネスの20ダメージやノルガノンの5ダメージ効果の対象を選択すると、ノッゲンフォッガー市長によって対象がランダムに選択し直された。

しかし、アマンスルの歴史の一撃(敵2体を除去)を選択すると、自動的に2体のミニオンが選択された。
なお、けんかをやめてのような2つの対象を選択する場合は、1体目を選択するとノッゲンフォッガー市長の効果が発動し、2体目は自動で選択された。

(バグ)禍々しき魂籠は敵のアンデッドを選択できる

凶々しき魂籠 | Sinister Soulcage

結果

禍々しき魂籠は(死体が5体あろうがなかろうが)敵のアンデッドに使用できた。

(バグ)現実歪曲で混ぜられるカードはすべての付与効果を維持する

※この異常は現在の異常プールから除外されています。

現実歪曲 | Twist Reality

結果

現実歪曲が異常として発動している。

オメガ・ディフェンダーの雄叫びを発動させ攻撃力+10した。そのコピーを引くと、それも攻撃力+10されていた。

荒くれファンの雄叫びで初級エンジニアの攻撃力を+3した。荒くれファンのコピーがデッキに混ざると、初級エンジニアの攻撃力が更に攻撃力+3された。

(バグ)解き放たれしヨグ=サロンを進化すると新しい解き放たれしヨグ=サロンになる

解き放たれしヨグ=サロン | Yogg Saron Unleashed突然変異 | Mutate

結果

解き放たれしヨグ=サロン突然変異を使用すると、解き放たれしヨグ=サロンから変身はせず、使用した能力のアイコンも消灯していたが、3つの能力すべてがリフレッシュされた。

ちなみに23コストのミニオンに突然変異を使用すると、そのミニオン自身に変身した。

見解・コメント

対象となるコストにミニオンがいないミニオンを進化させると、そのミニオン自身に進化します。しかし、タイタンはランダムな進化によっては生成されません。今回のケースがバグなのかどうかわかりません。