ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 302
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.302が公開されました。今回はタイタン製の罠が秘策をセットしないバグや、超電磁によって隠れ身が失われるバグなどを紹介しています。
検証パッチは27.0.0.181554です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)イーオナーの使徒の効果は選択ヒーローパワーにも機能する
結果
イーオナーの使徒の雄叫び後蝕みの王を使用すると、イーオナーの使徒の効果を消費することなく、両方の選択効果が発動し攻撃力 +3と装甲 +3を得た。
選択カードを使用した後は、通常通り、どちらかの効果を選択するようになった。
また爪のドルイドなどの選択ミニオンは、イーオナーの使徒の効果を消費することなく、両方の効果を持ったミニオンに変身した。
見解・コメント
ヒーローパワーの効果が合体することから、イーオナーの使徒はファンドラル・スタッグヘルムの効果をコピーしていると考えられます。そしてヒーローパワーを使っても選択カードを使用していないので、効果は消費されません。同様に、選択ミニオンが変身すると、それは選択効果を持たないカードなので、効果が消費されません。
(バグ)タイタンの罠はプレイヤーによって唱えられない場合は機能しない
結果
幼ナーガでタイタン製の罠を使用すると、対象を選択する必要があり、どの対象を選択しても秘策をセットしなかった。
ふらついた配達人でタイタン製の罠を使用する場合も同様に、秘策はセットされなかった。
しかし、鍛造したタイタン製の罠であれば、ふらついた配達人で使用しても秘策がセットされた。
(バグ)大食らいクラーケンのバ獣の断末魔は機能しない
結果
大食らいクラーケンのバ獣を作成し、その雄叫びでシルバーバックの長を破壊した。
しかし、断末魔を発動させようとしたり、破壊しても、断末魔でシルバーバックの長は召喚されなかった。
(バグ)隠れ身ミニオンにSP-3Y3-D3Rを超電磁すると隠れ身が失われる
結果
元々隠れ身を持つスパークボットにSP-3Y3-D3Rを超電磁すると、次のターンに隠れ身が失われた。
見解・コメント
古典的なバグです。一時的な隠れ身や聖なる盾は、次のターンに恒久的な効果を失ってしまいます。
(バグ)コーラスリフは霜の暴君をバフしない
結果
コーラス・リフで霜の暴君を引くと、バフされることなく盤面に自動召喚された。
霊の歌い手ウンブラと人形師ドリアンをバレバレの囮を使ってドローしたミニオンを即召喚する状況を作った場合は、コーラス・リフで正しくバフされた。
見解・コメント
霜の暴君を引いた時、それ自身を除去し、そしてそのコピーを召喚します。オリジナルの霜の暴君が召喚されていないため、コーラス・リフでは霜の暴君をバフできません。
(バグ)星の光のチビドラゴンはチビドラゴンではない
結果
星の光のチビドラゴンではレイドボス・オニクシアは無敵にならなかった。
トーリグニル・ドレイクから召喚されるトーリグニルの幼体では、レイドボス・オニクシアは無敵になった。