ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 306
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.306が公開されました。今回はバトルグラウンドの挑発と超電磁に関するバグなど紹介しています。
検証パッチは27.2.2.185054です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)装備中に攻撃力が変わる武器が正しく機能しない
結果
ベロベーロを装備した状態でオーバーロードすると、攻撃力は3と表示された。
その状態で斬舞を使用しても1ダメージしか与えず、攻撃しても1ダメージしか与えなかった。
見解・コメント
ベロベーロだけでなく、獅子奮刃、刃のガントレット、精霊の爪も同じバグがあります。これは次回のメジャーパッチで修正される予定になっています。
(バグ)未だに装甲の消費はダメージとしてカウントされている
結果
マナのかわりに体力を消費して使用するカードは病魔のハゲタカの効果を起動させなかった。
しかし、アヌブレカンの効果で装甲を消費した場合は病魔のハゲタカの効果を起動させた。
(バグ)コンサート・アドレイクはコストが変化すると効果が発動しない
結果
ゴースト・ライターはコストが変わると、手札で黄色く光らないが、マナを使い切ればフィナーレが発動した。
しかし、コンサート・アドレイクはコストが変わると、手札で黄色く光らず、マナを使い切ってもフィナーレが発動しなかった。これはコストが増えても減っても同様だった。
見解・コメント
現在のフィナーレは、元々のコストで手札のカードをハイライトするかを決定しています。しかし、フィナーレが機能するかどうかは使用後の残りマナで決まります。そのため、ほとんどの場合は単なるビジュアル上のバグになります。
しかし、コンサート・アドレイクだけは別です。コンサート・アドレイクはハイライトされないと対象を選択できないため、効果の発動対象を選べません。そのため、フィナーレの発動条件を満たしていても破壊する対象を選んでいないため、フィナーレが機能しません。
(バグ)並行現実への裂け目はナーガの砂漠の魔女よりも優先度が高い
結果
忘れられし者フェレリンの雄叫びと平行現実への裂け目を使用した。
その後ナーガの砂漠の魔女を召喚すると、忘れられし者フェレリンから獲得したカードはコスト(5)になったが、並行現実の裂け目から獲得したカードはコスト(3)になった。
(修正済みバグ)手札が空の場合、ヴェトヴェトスの広間は次のターンに使用できる
※このバグは既に修正されています
結果
手札が空の状態でヴェトヴェトスの広間を起動するとカードを引かなかった。
しかし、次のターンも起動することができた。
見解・コメント
このバグはパッチ 27.2.3 で修正され、現在は手札が空でもカードを引き、クールダウンに入るようになりました。
(バグ)超電磁ミニオンをべたべたの盾でバフし、それを超電磁しても挑発を付与しない
結果
酒場のアコーディ・オ・トロンにべたべたの盾を使用して+1/+1と挑発を付与した。
それを味方の悪夢の融合体に超電磁しても、悪夢の融合体も分極ビートボクサーも挑発を獲得しなかった。
(バグ)鉄の整備員で挑発を失ったメカにマジウザ・オ・モジュールを超電磁しても挑発を付与しない
結果
味方のマジウザ・オ・トロンに鉄の整備員の雄叫びを使用して、挑発を除去した。
そこにマジウザ・オ・モジュールを超電磁しても、挑発は獲得しなかった。