ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 322

Hearth Tech 322

ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.322が公開されました。今回は超電磁ミニオンと呪文ダメージ+のバグや手札のミニオンを使用したバグなどを紹介しています。

検証パッチは28.2.3.191554です。

以下、内容を翻訳して掲載します。


(バグ)砕けしメズ・アデューンで分割されたエレメンタルはガーディアン・エイグウィンの効果を維持しない

砕けしメズ・アデューン | Mesadune the Fracturedガーディアン・エイグウィン | Aegwynn, the Guardian
 

結果

ガーディアン・エイグウィンの断末魔効果を受け継いだ失敗作砕けしメズ・アデューンで引いて、分割した。
すると、どちらの失敗作も呪文ダメージ+2を持っていなかった。

また、魂の盗み魔の効果も砕けしメズ・アデューンで引くと失われた。
しかし、つぎはぎの大工で引いた場合は、魂の盗み魔の効果を維持した。


(バグ)呪文ダメージ+を持っている超電磁ミニオンを超電磁しても呪文ダメージ+を維持しない

高貴なるミニロボ | Noble Minibotブラックモラスの潜伏者 | Black Morass Imposter

結果

ブラックモラスの潜伏者高貴なるミニロボに変身した。
それを失敗作に超電磁すると、(本来は呪文ダメージ+1を持つはずだが)呪文ダメージ+1にならなかった。

ガーディアン・エイグウィンの効果を獲得した超電磁ミニオンを失敗作に超電磁すると、呪文ダメージ+は獲得せず、継承する断末魔効果だけ維持した。


(バグ)ガンスリンガー・カートラスでダメージを受けた超電磁ミニオンでも、元々の攻撃力・体力を超電磁してバフする

ガンスリンガー・カートラス | Gunslinger Kurtrus収容ユニット | Containment Unit

結果

ガンスリンガー・カートラスで手札の収容ユニットが6/2になった。
それを超電磁すると、+6/+2 ではなく +6/+6 された。


(バグ)誤射は呪文の対象にならない味方のミニオンを対象にできる

誤射 | Misfire

結果

早撃ち状態の誤射の最初の標的に、呪文の対象にならないミニオンや敵の無敵ミニオンは選択できない。
しかし、味方の無敵ミニオンは対象にできた。

また、2回目・3回目の標的に、無敵ミニオンは選択できなくなったが、味方の呪文の対象にならないミニオンは選択できた。


(バグ)火砕流の雄叫びは、自分自身を手札から使用したエレメンタルとしてカウントしない

火砕流 | Overflow Surger

結果

火砕流を召喚し、その雄叫びでコピーを1体召喚した。

その次のターン、ゴルゴン・ゾーラで元々の火砕流のコピーを獲得すると、それは雄叫びが発動する状態だった。
しかし、若き酒造大使で元々の火砕流を手札に戻すと、それは雄叫びが発動しない状態だった。
また、若き酒造大使で最初に召喚されたコピーの火砕流を手札に戻すと、それは雄叫びが発動する状態だった。

このバグはアゼライトの巨人でも同様に発生する。
ただし、大災害スカールではこのバグは発生しない。


(バグ)バーテンロボは盤面の異端ミニオンと手札のミニオンを入れ替えることができる

バーテンロボ | Bartend o Botそそっかしい機械師 | Careless Mechanistバレバレの囮 | Blatant Decoy

結果

バレバレの囮の断末魔効果を付与したそそっかしい機会師が自陣にいる状態で、バーテンロボ真紅の秘印の使い走りを引いた。
すると、そそっかしい機会師が自滅し、バレバレの囮の効果が発動し、真紅の秘印の使い走りが手札の左側に滑る前に召喚された。
そしてその後、真紅の秘印の使い走りは手札のヨグ=サロンの牢獄と入れ替わった。

このバグを利用して武器を装備したり、ヒーローカードを使用することもできた。
ただし、ヒーローカードを使用してもヒーローパワーは持たず、体力と装甲が元々の数値にリセットされた。


(バグ)ヒーローパワーを持たないヒーローが悪魔変身をすると、業滅魔炎弾を何回でも使用できる

悪魔変身 | Metamorphosis業滅魔炎弾 | Demonic Blast

結果

(前述のバグを利用して)ヒーローパワーを持たないヒーローが悪魔変身を使用すると、何回でも業滅魔炎弾を使用できた。