ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 325
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.325が公開されました。今回はシェードストーン・スカルカーが武器を2回返すバグや、セラゼインの断末魔のバグなどを紹介しています。
検証パッチは 28.4.0.192412 です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)シェードストーン・スカルカーは武器を2回返す
結果
シェードストーン・スカルカーでブラッドロック社のシャベルを獲得した。
その後、シェードストーン・スカルカーの断末魔が発動するとブラッドロック社のシャベルが2回返され、武器の断末魔が発動した。
スノーフォール墓地発動中であれば、シェードストーン・スカルカーの断末魔が発動すると、ブラッドロック社のシャベルが4回返された。
コメント・見解
シェードストーン・スカルカーとネクリウムの刃の断末魔の無限ループを避けるため一時的な修正がされました。無限ループは解消されましたが、より深刻なバグが発生しています。
(バグ)砕かれし鏡像と嫉妬の収穫者は正しく機能しない
結果
自陣に嫉妬の収穫者がいる状態で、敵の盤面のターゲット・ダミーに砕かれし鏡像を使用した。
そのまま、手札からターゲット・ダミーを召喚したが、嫉妬の収穫者の効果は発動しなかった。
なお、交霊会でコピーを獲得した場合は正しく機能した。
(バグ)断末魔が複数回発動する条件下ではセラゼインの断末魔は正しく機能しない
結果
2体のセラゼインが順に破壊された場合、手札の風の王アラキアの攻撃力・体力は正しく4倍になった。
しかし、バロン・リーヴェンデアがいる状態でセラゼインが破壊されると、手札の風の王アラキアの攻撃力・体力は3倍になった。
コメント・見解
セラゼインの効果は、攻撃力・体力を2倍にするかわりに、それぞれに元の数値と同じ数値を足しているようです。そのため、セラゼインの効果が複数回発動すると、発動した回数だけ攻撃力・体力が足されます。例えば、断末魔が4回発動すれば、攻撃力・体力は5倍になります。
(バグ)欺き手ヴェラロックはドラゴンとして扱われないことがある
結果
欺き手ヴェラロックが手札にいる状態で、ブラックウィングの変性者の雄叫びは発動した。
しかし、ロック将ヴーンの雄叫びは発動しなかった。
また、深遠の融合体の雄叫びを欺き手ヴェラロックに使用すると、種族なしのミニオンを発見した。
(バグ)コアセットのインプ・ギャングのボスはインプではない
結果
コアセットのインプ・ギャングのボスではむしゃくしゃ司書の攻撃力はアップしなかった。
なお、ブラックロック・マウンテンのインプ・ギャングのボスではむしゃくしゃ司書の攻撃力はアップした。
同様に、吸魂体の隠布王ラファームの雄叫びでコアセットのインプ・ギャングのボスはバフされなかったが、ブラックロック・マウンテンのインプ・ギャングのボスはバフされた。
コメント・見解
アクシデントによりパッチ28.2でインプ・ギャングのボスからインプ属性が取り除かれました。