世界選手権2020:glory選手への勝利者インタビュー

世界選手権2020を制し、世界チャンピオンとなったglory選手への公式インタビュー動画を紹介します。

世界選手権の結果・選手の使用デッキはこちらの大会結果記事をご覧ください。

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以下にインタビュー内容を紹介しますが、是非動画をご覧になってglory選手の声でお楽しみ下さい!

世界選手権2020 勝利者インタビュー


Frodan(インタビュアー):glory選手優勝おめでとうございます!世界最高プレイヤーとも考えられるJarla選手を倒しての世界チャンピオンです。優勝の瞬間はどんな気持ちでしたか?

glory:いやぁ、嬉しかったですね。Jarla選手はグランドマスターズの成績も良いし、デッキ構成は独特ですが、プレイングは上手いですし、「今回は相性もすごく悪い」と決勝で当たる上で思っていたので、それを勝てたのは嬉しくて嬉しくて…あんまり表現できないですね。嬉しいとしか言えないです。

Frodan:ハースストーン世界チャンピオン、という肩書きはglory選手個人にとってはどんな意味を持ちますか?

glory:実感わかないですね。事前のインタビューでも、「立場はかわるかもしれないけど、ハースストーンへの取り組みは変わらない」と言ったと思うんですが、多分そうですね。いつも通りハースストーンをやるのかな、って感じがします。ただ、世界チャンピオンという肩書きを貰えたのはすごく嬉しくて、「トップに立てたんだな」っていう嬉しさが止まらないですね。

2020世界選手権 勝利者インタビュー
「”トップに立てたんだな”という嬉しさが止まらない」と語るglory選手

Frodan:優勝への重要なカギとなったのは、何だったと思いますか?

glory:カギ…自分はひたすらラダー(ランク戦)を中心をやっていて、「これが強いデッキだな」と思った4つを持ってきたんですが、実際この4つは結構強いと思うんですよね。ただ、構成としては纏まりはなかったので、強いと思っていないくてもBANしないといけないデッキがあったところだけは少し良くなかったですが、「強いデッキを持ち込めた」という感覚はありました。それが良かったと思います。

Frodan:競技的にハーストーンを始めた時から、世界選手権で優勝できると信じていましたか?どんな風にプレイヤーとして変わってきましたか?

glory:そうですね、変わってきたことですね。昔はアジアプレイオフと言って、3ヶ月間の成績の上位64名が参加できる大会があり、それに「参加したい!」と思って、それを絶対の目標としながらやっていました。そして、「その次は…」という風に、一個一個上の段階を目指してきました。なので、最初は世界選手権の舞台に出れるとも思っていなかったですし、始めたときは優勝できるとは微塵も思っていませんでした。

Frodan:日本のコミュニティやファンからはどんなサポートがありましたか?

glory:サポートというとやはり、応援が一番嬉しかったですよね。グランドマスターズの頃から、報告をすると「おめでとう!」とか「glory最強!」とかって反応をしてもらえると、「ちょっとミスったかな」というようなマイナスな気持ちがあっても、「次も頑張ろう」という気持ちになれたので、そこは良かったですね。

Frodan:改めて優勝おめでとうございます。どなたかメッセージを贈りたい方がいらっしゃれば是非メッセージをどうぞ。

glory:やはり、日本コミュニティの方には感謝したいですね。特に、1人挙げるとすれば、練習によく付き合ってくれた、同じグランドマスターのposesi選手ですね。彼には練習にかなり付き合ってもらって、「暇だから手伝ってやるよ」みたいな感じで、いつでも手伝ってくれたので本当に助かりました。