ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#174
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.174が公開されています。今回は、パッチノートで修正されたはずなのに修正されていないバグの紹介や、大女帝シェクザーラとこんなバナナ!の関係などが紹介されています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (デュエル:バグ)買い食いは所有権の主張を起動させない
結果
所有権の主張発動中にもかかわらず、買い食いを使用しても、ミニオンは+1/+1されなかった。
見解
所有権の主張を発動させない発見カードは、買い食い以外にもたくさんあります。
2. (バトグラ:バグ)ヤシャラージュのヒーローパワーで召喚されたチビレッドドラゴンは、アニメーションは表示されるがダメージを与えない
※激昂の抱擁:現在は手札に追加します
結果
ヤシャラージュのヒーローパワーでチビレッドドラゴン召喚後、炎のアニメーションは表示されるがダメージを与えなかった。
見解
チビレッドドラゴンは、対戦開始時にはプレイされていないので、効果は発動しないはずです。なので、これはアニメーションのバグでしょう。
3. (バトグラ:バグ)ボブの強盗はヤシャラージュのヒーローパワーで召喚されたミニオンを得られない
※激昂の抱擁:現在は手札に追加します
結果
ボブの強盗を使っても、前ターンにヤシャラージュがヒーローパワーから召喚したミニオンを酒場に並べなかった。
見解
パッチノートにはこのバグを修正したとありましたが、実際には修正されていません。同様に盲目の監視者が自身を発見しない効果もパッチノートでは修正されたとありましたが、修正されていません。
4. (検証)魔改造屋と魂の欠片の関係が変化した
結果
魔改造屋がいる状態で魂の欠片を引いても、レジェンドミニオンに変化させなかった。
見解
以前は、「自分がカードを引いた後」は常に「自動詠唱」よりも優先度が高かったのですが、今は優先度が逆になっています。
5. (検証)大女帝シェクザーラとこんなバナナ!はどう作用する?
結果
引いたカードがバナナになった場合、そこでドローはストップした。
引いたカードがバナナになり、デッキにバナナがある場合、バナナを全て引いた。
大女帝シェクザーラで2枚目に引いたカードがバナナになった場合、1枚目と同名カードを全て引いた。
見解
大女帝シェクザーラはこのように機能しています。カードを引き、そのカード名を記憶します。そして、記憶したカード名と同じカード名のカードを続けて引きます。大女帝シェクザーラが引くカードは、最初のカードによって決定されます。
6. (検証)盤面がいっぱいの状態で発動した影の狩手ヴォルジンの効果は破棄効果を起動するか
※盤面がいっぱいの状態の影の狩手ヴォルジンの挙動に関してはHearth Tech #172参照
結果
クラッチマザー・ザヴァスを破棄しても、破棄効果は発動しなかった。
見解
盤面がいっぱいの状態で破棄されると、破棄効果を起動しないようです。
6. (検証)凄まじき力を付与したウォーギアを超電磁したらどうなるか
結果
+4/+4は付与されたが、ターン終了時に死ぬことはなかった。
見解
ログを見たところ、凄まじき力の付与効果は超電磁後に現れませんでした。超電磁はおかしな挙動を防ぐために、全ての付与効果を維持しないのかもしれません。または、凄まじき力がおかしな挙動を防ぐために特別なプログラムになっているのかもしれません。