【デッキガイド】初心者から中級者にオススメ!安くて強い秘策メイジ
デッキ説明
秘策メイジは環境上位デッキ(ラザカスプリースト、キューブロック)などと比べかなり安く作成でき、プレイ難易度も低く、それらのデッキとも十分渡り合える強さを持っています。秘策メイジを極めてレジェンド上位に行ったプレイヤーもいます。
・S45 レジェンド 9位 Apxvoid 秘策メイジ(画像のデッキ)
筆者も上記のデッキを2018年1月1日~6日の間に使用し、下記の戦績でランク5に到達しています。(先月も別の秘策メイジをランク5まで使用していました)
また、このデッキの高額カードは2018年4月に予想されるスタン落ち(※)の対象とならず、今後も使えるカードが多いも魅力の1つです。かみ合うと強くどのデッキタイプ相手にも勝てますが、かみ合わないと脆いため浮き沈みの激しいデッキです。とんだ暴れ馬ですが、きちんと使用すればトータルで勝ち越すことができます。
デッキコード
※スタン落ち・・・毎年4月頃に発売される拡張セット実装時に2年前の拡張セットがスタンダード環境で使えなくなること。次の拡張では旧神のささやき、ワン・ナイト・イン・カラザン、仁義なきガジェッツァンが使用出来なくなります。
(秘策メイジで使われているレア以上のスタン落ちカードはカバールのクリスタルの運び屋だけ)
デッキ相性
浮き沈みが激しいので有利不利はあまり出ません。
相性 | vs デッキタイプ |
---|---|
有利 | – |
微有利 | ラザカスプリースト、翡翠ドルイド |
微々有利 | – |
五分 | キューブロック、アグロトークンドルイド |
微々不利 | – |
微不利 | アグロパラディン、マーロックパラディン、テンポローグ |
不利 | – |
マリガン
1~3ターン目の動きが重要なため、そこを意識してマリガンを行います。このデッキにおける回廊漁り蟲は初手に必須なカードではありませんが、初手に引いても悪くないカードですので強気のマリガンを後押しするカードとなります。
常にキープ:マナワーム、魔法学者(後攻の場合2枚) 、キリン・トアのメイジ(1枚)
条件キープ:始原の秘紋(パラディン以外で先攻かつマナワームがいる場合)
ヒーロー | キープ |
---|---|
シャーマン | フロストボルト |
ドルイド | 魔法使いの弟子、アルネス |
メイジ | フロストボルト |
ローグ | |
ハンター | 魔法使いの弟子 |
パラディン | カバールの下っ端(魔法学者がある場合) |
プリースト | 魔法使いの弟子、アルネス |
ウォーロック | 魔法使いの弟子、アルネス |
ウォリアー |
ゲームプラン
秘策メイジは序盤にミニオンで打点を与え、後半はアルネスによるドロー力で得た火力呪文で倒します。コストを下げたり下がったりするカード(魔法使いの弟子、カバールのクリスタルの運び屋、回廊漁り蟲など)が多いので、マナを綺麗に使いきれるよう次のターンの動きを考えてカードを使用してください。
手札にアルネスがある場合は、出し惜しみせずにカードをドンドン使って盤面を取る事に全力を尽くします。
アルネス使用後はミニオントレードをこちらからせず、相手にさせることでターン終了時にひいた回廊漁り虫のコストを下げることができます。
各マッチ毎の注意点
vs アグロパラディン、マーロックパラディン
詰め切るのではなく捌き切るマッチアップです。パラディンが使ってくる動員が強力なため4マナの直前に呪文相殺を張りましょう。
神聖なる恩寵があるため、なるべく手札を3~4枚でキープします。あえてアルネスを装備しないこともあります。
vsテンポローグ
序盤が取れないと負けます。また取れたしても盤面を維持する事は難しいので、手札差がついてきたと感じたタイミングで盤面を放棄しライフを削りに行きましょう。大体、ヴァイルスパイン・スレイヤー、ボーンメア等が出てくる6~7ターン目くらいで盤面維持が難しくなります。
vs キューブロック
冒涜で一掃されないような盤面を維持し、序盤にライフを削ります。
ヴォイドロードが着地するとミニオンでライフを削ることができなくなるので、それまでにライフを詰めましょう。始原の秘紋では変身ポーション、動物変身がとれると楽になります。
爆発のルーンは相手が5マナのタイミングで張らないようにしてください。取り憑かれた従者が秘策によって破壊されすぐに効果を発動されてしまいます。
vs 翡翠ドルイド
途中出てくる1/1や2/2の小さい翡翠ゴーレムは無視して序盤からライフを削りに行きます(薙ぎ払い等で一掃されそうなときは処理して下さい)
呪文相殺は5マナの滋養にあわせて張り、爆発のルーンは6マナの翡翠の巨象に合わせて張りましょう。
vs アグロトークンドルイド
このマッチもアグロパラディンと同様、詰め切るのではなく捌き切って盤面を維持することを優先して下さい。5ターン目の動き回るマナに対して呪文相殺を張りましょう。
vs ラザカスプリースト
相手のデッキはカードが1枚ずつのため、秘策への対応が難しく秘策が有効に働くマッチアップです。(重要な呪文がある場合に、必要性が薄い呪文を使って呪文相殺に対処するという動きが取りづらい)相手が秘策でもたついている間にライフをガンガン削りましょう。キリン・トアのメイジが処理されにくく、ライフを削るのに貢献してくれます。
また、5ターン目に出てくる縛鎖のラザにダメージ呪文を使用するのは勿体ないため、縛鎖のラザが出るタイミングに合わせて爆発のルーンを張りましょう。
カードの入れ替え
画像左(1枚目)のカードが基本構成となる24枚のカード、画像右(2枚目)が入れ替え候補となるカードです。
カバールの下っ端やゴラッカ・クローラーはアグロが多ければ増やし、その他のカードは遅いデッキが多ければ増やすカードです。秘策については引きすぎても弱く、全く引けなくても弱いので5枚前後が望ましい枚数となります。呪文相殺、爆発のルーンはどのマッチアップでも役に立つため確定、残りは鏡の住民もしくはスペルベンダーのどちらか1枚を入れるくらいが丁度良いと思います。
なお、アルネスを持っていない場合には魔力なる知性を2枚入れて代用することも可能です。デッキパワーは格段に落ちますが秘策メイジを試すには十分です。
最後に
今回は簡単なガイドという事でさらっと書かせていただきました。気になったこと、もっと知りたいので書いて欲しいことがありましたら気軽にwing(Twitter)までリプライ送ってください。この記事の更新や新しい記事を書く際の参考になります。
新年で新しいデッキにチャレンジしたいと考えているあなた、秘策メイジを使用してみてはいかがでしょうか?
著者:wing(Twitter) |
バトルタグ:wing#1835 大会実績:2017年冬季プレイオフ出場、Japan Major Top 8、第一回エンタメ王優勝 好きなヒーロー:メイジ(勝利数の約2分の1がメイジ) 好きな飲み物:オレンジジュース |