ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#218
ハースストーンの挙動や、メカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.218が、公開されています。今回はストーンハースの養護者の仕様やお化けオウムの挙動などを紹介しています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (バグ)ストーンハースの擁護者は引いた呪文のコストを(3)下げる
結果
相手の盤面に5体のネルビアンの解絡師がいる状態で、ストーンハースの養護者が3コストの呪文を引いたところ、そのコストは10になった。2コストの呪文を引いた場合は9コストになった。
見解
ストーンハースの養護者は単に、引いたカードのコストを(3)下げているだけで、コストを(0)にしているわけではありません。
2. (バグ)ヒーローパワーの変更は精霊翁ブルカンの雄叫びの一部である
結果
一度精霊翁ブルカンに変身した後、別のヒーローパワーに変更した状態でスバラシインコで精霊翁ブルカンの雄叫びを使用すると、ヒーローパワーが再び精霊翁ブルカンのヒーローパワーに変更された。
既に精霊翁ブルカン のヒーローパワーになっている状態で、スバラシインコの雄叫びを使用してもヒーローパワーは置き換わらなかった。
見解
精霊翁ブルカンのヒーローパワーは雄叫びの精霊の力とは異なり、ヒーローパワーの置き換えは雄叫びの一部であり、2回の精霊の力の後に置き換わります。もし、既にヒーローパワーが精霊翁ブルカンのものであれば、スバラシインコやシャダウォックはヒーローパワーを置き換えません。
3. (バグ)魂の欠片とフェルの亀裂は異なる
結果
ルーン刻印ミスリル・ロッドの4枚目のドローで、フェルの亀裂を引いたところ、フェルの亀裂のコストが1下がった。
ルーン刻印ミスリル・ロッドの4枚目のドローで、マンクリックの妻オルグラを引いたところ、 マンクリックの妻オルグラ のコストが1下がった。
ルーン刻印ミスリル・ロッドの4枚目のドローで、魂の欠片を引いたところ、魂の欠片の次のカードのコストが1下がった。
ルーン刻印ミスリル・ロッドの4枚目のドローで、古代の呪いを引いたところ、古代の呪いの次のカードのコストが1下がった。
見解
このように、ミニオンが召喚されるかどうかで自動詠唱カードのコストが下がるかどうかが違います。オーラ/付与効果の更新に似ています。
4. (バグ)お化けオウムはコンディションが満たされていないと繰り返さない断末魔がある
結果
お化けオウムはエルウィンのイノシシ、骸骨術師、血吼のコラック、神出鬼没の怪人、チルモーなどの断末魔は、コンディションが満たされていないと繰り返さず、その一つ前の断末魔を繰り返した。
しかし、フューゲンやメックトゥーンの断末魔はコンディションを満たしていなくとも、繰り返した(不発)。
見解
偽滅の刃に似ています。この特別なデザインは有意義ですが、全ての断末魔に対応しているわけではありません。
5. (バグ)お化けオウムはシェルドラス・ムーンツリーの雄叫びで破壊されたミニオンの断末魔は繰り返さない
結果
相手のシェルドラス・ムーンツリーの自動詠唱により自陣の断末魔ミニオンが破壊されたが、その後お化けオウムを召喚しても断末魔は発動しなかった。
見解
理由がわからないバグです。他にもお化けオウムの雄叫びが不発するケースありそうです。
6. (バグ)敬謙なるザイレラの雄叫びの途中ではミニオンが死なない
結果
敬謙なるザイレラの雄叫びの途中で、相手の自己増殖型メナスを破壊したが、雄叫びが終了するまで断末魔は発動しなかった。
見解
複数の効果を繰り返す効果は、シャダウォックやテス・グレイメインや希望の終焉ヨグ=サロンやズルジンのように、その間に死亡が解決されるべきです。敬謙なるザイレラは例外のようで、おそらくバグです。
7. (バグ)手札やデッキにいるミニオンを裁くことができるか
結果
九生ありの効果で手札に加わったミニオンや、リサイクルでデッキに戻ったミニオン、既に除去されたミニオンが敬謙なるザイレラの効果で敵ヒーローに3ダメージ与えた場合も、裁きは発動した。
しかし墓地にいる(死んだ)ミニオンの場合は裁きは発動しなかった。
見解
裁きはミニオンが今、墓地にいるかどうかだけをチェックします。しかし、ミニオンが今プレイされているか(盤面にいるか)をチェックする方が適切だと思います。