ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#220
ハースストーンの挙動や、メカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.220が、公開されました。今回は鏡の住民がミニオンの状態もコピーするバグや、不可止の力でミニオンを攻撃した際の挙動などを紹介しています。
以下、内容を翻訳して掲載します。なお、検証パッチは22.0.2.128654です。
1. (バグ)鏡の住民でコピーした氷漬けのマンモスは対戦相手が使用した火炎呪文で解凍される
結果
鏡の住民で相手の氷漬けのマンモスをコピーを召喚した。
その氷漬けのマンモスは自分で火炎呪文を使用しても凍結したままで、対戦相手が火炎呪文を使うと凍結が解除された。
見解
鏡の住民の伝統的なバグです。ミニオンの状態もコピーされます。このバグは最初はいくつかの休眠ミニオンで発見されました。
2. (バグ)鏡の住民でコピーしたウィングコマンダー・マルベリックは対戦相手のターンでも武勲が発動する
結果
対戦相手の鏡の住民でコピーされたウィングコマンダー・マルベリックに体力2のミニオンで攻撃すると、武勲が発動しワイバーンが召喚された。
見解
精神支配されたウィングコマンダー・マルベリックと同じバグです。
3. (検証)隠し禁制品は日蝕やエレクトラ・ストームサージとどう作用するか
結果
隠し禁制品で呪文AとBが再使用される状態になっている。
エレクトラ・ストームサージの雄叫び発動後に隠し禁制品を使用した場合、「A、A、B」「B、A」のように呪文が再使用され、隠し禁制品自体も2回繰り返され、最初の隠し禁制品の1回目の呪文も2回繰り返された。
日蝕使用後に隠し禁制品を使用した場合、 「A、A、日蝕、B、B」「B、日蝕、A、A」のように呪文が再使用され、隠し禁制品自体も2回繰り返され、 最初の隠し禁制品の1回目の呪文も2回繰り返された。 更に、隠し禁制品中の日蝕は即座に解決され、次の呪文が2回繰り返された。
見解
エレクトラ・ストームサージと日蝕の一時的な効果は呪文を使用した後に取り除かれるため、隠し禁制品の最初の呪文も2回使用されました。
4. (バグ)妨害工作員とブロートーチ妨害工作員の効果は縛鎖のラザで強化されたヒーローパワーには機能しない
結果
湖の乙女でヒーローパワーのコストを下げている相手に、妨害工作員とブロートーチ妨害工作員を召喚すると、雄叫びによりヒーローパワーのコストが増加した。
縛鎖のラザでヒーローパワーのコストを(0)にしている相手に、 妨害工作員とブロートーチ妨害工作員を召喚しても、ヒーローパワーのコストは(0)のままだった。
見解
精霊翁ブルカンの雄叫びは呪文として扱われるべきではないので、預言者ヴェレンは倍増させません。ビジュアルのバグだけです。
5. (検証)精霊翁ブルカンの雄叫び中にヒーローパワーが変更されると何が起こるか
結果
精霊翁ブルカンに変身するとヒーローパワーは雷の精霊の力に変更された。
その雄叫びの1つ目の精霊の力で筆頭家老エグゼクタスの効果が発動すると、ラグナロスのヒーローパワーに変更された。
その後、雄叫びの2つ目の精霊の力が解決されると、ヒーローパワーは水の精霊の力に変更された。
6. (検証)不可止の力はミニオンの攻撃による効果を起動する
結果
不可止の力でランサック元帥や鮫のゲンゾーを攻撃すると、それらのミニオンの攻撃に寄って発動する効果も発動した。
見解
通常、ミニオンは致命傷を受けると攻撃できませんが不可止の力の場合は攻撃します。これにより何か素晴らしい作用が生まれるでしょうか。
7. (バグ) 不可止の力によるミニオンの攻撃は影の双子を発動させない
結果
不可止の力によってミニオンが相手ヒーローを攻撃する場合も、蒸発は発動しミニオンは破壊された。
ただし、 不可止の力によってミニオンが相手ヒーローを攻撃するとしても、致命傷を受けている場合は蒸発は発動しなかった。
クマの罠や爆発の罠も、不可止の力による攻撃で同様に発動した。
しかし、ミスディレクションやワンダリングモンスターは発動しなかった。
突然の裏切りや影の双子も「敵のミニオン」とは記載されていないが、発動しなかった。