ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#230
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.230が公開されました。今回は前回に引き続き剣匠オオカニの挙動や煙幕で断末魔ミニオンを引いた時の挙動などを紹介しています。
検証パッチは 22.6.0.134558です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(検証)ミニオンの相殺と呪文の相殺は異なる
結果
体育学の予習を使用した後、剣匠オオカニで急襲ミニオンの召喚を打ち消されても、体育学の予習のコスト軽減効果は消費されなかった。
自然学の予習を使用した後、剣匠オオカニで呪文の使用を打ち消されると、自然学の予習のコスト軽減効果は消費された。
見解
一般的に呪文が相殺されると、ほとんどの場合一時的な付与効果は失われます。このような一貫性の無さは、ミニオンの相殺が新しいメカニズムだからでしょう。
(剣匠)カドガーはドレッドスティードには起動しない
結果
カドガーのいる状態でドレッドスティードの断末魔が発動しても、1体しか召喚されなかった。
見解
ドレッドスティードの断末魔による召喚はオリジナルの効果ですが、カドガーの効果を受けるべきです。恐らくこれはバグです。
(バグ)攻撃力を持っている状態でヒーローカードを使用すると、ウィッカークローは攻撃力を獲得する
結果
攻撃力1の状態で、ヒーローカードを使用して変身すると、ウィッカークローは追加の攻撃力を獲得した。
見解
以前、公園で迷子でも同様のバグがあり、修正されましたが、ウィッカークローはまだバグがあります。
(バグ)ターン開始時に武器を装備していると公園で迷子は2段階進行することがある
結果
公園で迷子がセットされた状態で、ターン開始時にアッシュブリンガー(攻撃力5の武器、ティリオン・フォードリングの断末魔)を装備すると、クエストが一気に2段階進行した。
同様に、カメのトゲを装備した場合(攻撃力2の武器)は、通常通りカウントが2進むだけだった。
(バグ)煙幕で穴掘りイタチを引くとどうなるか
結果
煙幕で穴掘りイタチを引くと、相手のデッキに穴掘りイタチが混ざったが、手札の穴掘りイタチはそのまま残った。
九生ありで穴掘りイタチの効果を発動させた場合は、手札の穴掘りイタチが相手のデッキに混ざった。
見解
ビグルスワース君が発見するミニオンは全てのバフを維持します。それはフェイリン大使のヒーローパワーの制限も、です。これはバグで、開発者によって認識されています。
(バグ)煙幕はドクター・モリガンの効果を発動しない
結果
デッキに他のミニオンがいる状態で、煙幕でドクター・モリガンを引いても、効果は発動しなかった
見解
煙幕でカードが移動する断末魔ミニオンを引く場合は、九生ありとは異なる解決をします。この一貫性のなさは恐らくバグです。
(バグ)ケルデラーの効果はデスブリンガー・サウルファングにダメージを与えない
※デスブリンガー・サウルファング:ソロアドベンチャー「凍てつく玉座の騎士団」のボス、武器からしかダメージを受けない
結果
ケルデラーに吸血毒を付与して攻撃すると、効果で与えたダメージでも回復した。これで効果によるダメージも武器攻撃の一部だと確認できた。
しかし、ケルデラーでデスブリンガー・サウルファングを攻撃しても、効果ではダメージを与えられなかった。
見解
ソロアドベンチャーのボスはそれぞれ専用にプログラムされているはずです。そのため新しいカードが追加されると、このようなバグを生み出します。