ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#231
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.231が公開されました。今回は新カードの緊急機動のバグや、バトルグラウンドのサイラスのチケットバグなどを紹介しています。
検証パッチは 23.0.0.135540です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)魔斬士カートラスはヒーローが攻撃されるたびにアップグレードされる
※このバグはパッチ23.0.1にて既に修正されています。
結果
ヒーローがミニオンによって攻撃されると魔斬士カートラスが召喚する悪魔の攻撃力がアップグレードされた。
見解
おそらく魔斬士カートラスの他のバグを修正したことの副作用でしょう。。
(バグ)精霊の混沌は嵐を呼ぶブルカンの雄叫びによって4回使用される
結果
嵐を呼ぶブルカン召喚後に精霊の混沌を使用すると、4回使用された。
見解
これも副作用です。以前精霊の混沌は精霊翁ブルカンの雄叫びのコピーだったため、呪文としては扱われませんでした。しかし今は呪文として扱われており、今回のバグにつながりました。
(バグ)緊急機動は対象を取る呪文を使用すると発動する
※このバグはパッチ23.0.1にて既に修正されています。
結果
自分が緊急機動をセットした後、相手がミニオンを召喚しワンワンビスケットを使用した。
すると、緊急機動が発動し、相手のミニオンが休眠状態になった。
見解
緊急機動は対戦相手のターゲットを選ぶ呪文で起動します。恐らく、削除された別のデザインの部分が原因になっています。
(バグ)仁義なきガジェッツァンの陣営カード(3クラスカード)は、クラシックモードのカードを発見できる
結果
カバールの飛脚で発見すると、ミニオンのロード・ジャラクサス(現在はヒーローカード)を発見した。
他にも、呪文系統を持たない魔力の爆発を発見した。
蓮華密使による発見では、種族を持たない塵の悪魔を発見した。
(バグ)サイラス・ダークムーンが購入してトリプルを作成すると、そのチケットを受け取らない
結果
自陣にロックプール・ハンターが2体いる状態で、チケットが付いたロックプール・ハンターを購入し、トリプルを作成した。
しかし、チケットのカウントは進まなかった。
(バグ)だきしめ体がいるとゼフリスのヒーローパワーが正しく機能しない
※だきしめ体:キュレーターのスキン「キュートレーター」の融合体
結果
憤怒の織屋、だきしめ体、腐肉食いのハイエナ、腐肉食いのハイエナという盤面でゼフリスのヒーローパワーを使用すると、手札に融合体が加わった。
献身の英雄、献身の英雄、だきしめ体という盤面でゼフリスのヒーローパワーを使用しても、手札に融合体が加わった。
見解
煙幕でカードが移動する断末魔ミニオンを引く場合は、九生ありとは異なる解決をします。この一貫性のなさは恐らくバグです。
(検証)融合体は別のスキンとでもトリプルを作ることができるか
※だきしめ体:キュレーターのスキン「キュートレーター」の融合体
結果
融合体とだきしめ体が1体ずつ盤面にいる状態では、スリフゼの雄叫びは発動しなかった。
その状態では、ゼフリスのヒーローパワーは発動し、トリプルを作ることができた。
見解
恐らく特別なルールが存在し、だきしめ体と融合体は異なるIDを持っているにも関わらず、同じミニオンとして扱われています。これは、一つ前のバグからも分かります。ゼフリスは、だきしめ体が1体いる状態では、だきしめ体としても融合体としても認識しています。そして、2体の融合体がいる状態ではトリプルを作成します。