ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#254
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.254が公開されました。今回はバトルグラウンドのクエスト報酬である被害者の亡霊やシオターのパラソル関連のバグなどを紹介しています。
検証パッチは24.2.0.148211です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)ラファームのヒーローパワーでは、被害者の亡霊で作成されたトークンを奪うことはできない
結果
ラファームのヒーローパワーいただこう!を使用した直後の戦闘で、最初にゴールデン壊れかけのゴーレム(ゴールデン刈り入れゴーレムの断末魔)を破壊したが、何も手に入らなかった。
見解
被害者の亡霊から得られるゴールデン版のコピーは異常な実装のされ方をしています。これは他の色々な効果ともバグを起こします。
(バグ)降参したプレイヤーの戦闘開始時効果は2回発動する
結果
対戦前に降参(コンシード)したプレイヤーと対戦すると、邪悪な双子と起源の杖の効果が発動した後、もう1回邪悪な双子と起源の杖の効果が発動した。
(バグ)同時に3体の一等航海士ピップを獲得すると、3体が一緒になってゴールデンになる
結果
トグワグルのヒーローパワーを使って、同時に3体の一等航海士ピップを獲得すると、3体が1体のゴールデンになった。
なお、ブラン・ブロンズビアード+ムロゾンドで3体の一等航海士ピップを獲得した場合は、このバグは起こらなかった。
見解
一等航海士ピップだけでなく失敬したランプでも同様のバグが起こります。
(修正済みバグ)ヴァーダント・スフィアは超電磁するミニオンはバフできない
※このバグは既に修正されています。
結果
ケルサスで、手札から3体目となる、自己増殖型メナスを超電磁したがヴァーダント・スフィアの+2/+2は付与されなかった。
見解
これは構築のモードでは正しい挙動ですが、バトルグラウンドでは正しくありません。このバグは既に修正されました。
(バグ)スパーリング・パートナーで挑発を付与したミニオンが超電磁すると、挑発は維持されない
結果
酒場の自己増殖型メナスにスパーリング・パートナーで挑発を付与した。
その自己増殖型メナスをブーマー・ロボに超電磁したが、ブーマー・ロボは挑発を獲得しなかった。
(バグ)秘密の罪石は訓練セッションで獲得したヒーローパワーのコピーを手札に追加する
結果
秘密の罪石が発動している状態で、訓練セッションを使用すると発見したヒーローパワーのコピーが手札に加わった。
そして、対象を選ぶヒーローパワー(レノのヒーローパワー)は使用することができた。
なお、レノのヒーローパワー使用後は別のヒーローパワーは使用できなかった。
(バグ)筆頭家老エグゼクタスの効果が繰り返されると、多重現実の支配者は追加のバフを得る
結果
ターン終了時、筆頭家老エグゼクタスの効果でチビラグが+4/+4されると、多重現実の支配者は+5/+5された。
なお、筆頭家老エグゼクタスの効果でチビラグが+1/+1される場合は、多重現実の支配者は正しく+1/+1された。
(検証)ベビークラッシュの攻撃がキャンセルされると隠れ身を失わない
結果
シオターのパラソルでベビークラッシュに隠れ身を付与した。
ベビークラッシュが攻撃する際、デビルサウルスが敵ミニオンを破壊するとベビークラッシュの攻撃はキャンセルされ、隠れ身は維持された。
構築モードの潮流の狩手ネプチュロンに隠れ身を付与した場合も同様の挙動をした。
(検証)攻撃力0のミニオンが隠れ身になるとどうなるか
結果
攻撃力0のタレクゴサにシオターのパラソルで隠れ身を付与した。
戦闘が開始すると、タレクゴサの隠れ身は失われた。
他のミニオンがいる場合は、隠れ身を維持したが、他のミニオンがいなくなると隠れ身を失った。