ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#275
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.275が公開されました。今回は戦闘中に複数回タレクゴサをバフする場合のバグや、グレード6発見に飢餓れしものが出現するバグなどを紹介しています。
検証パッチは25.2.2.163976です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)エネルギー細工師が生成するランク呪文はランク1のままになる
結果
エネルギー細工師の雄叫びで獣馴らしを獲得した場合、自分のマナクリスタルが10個ある状態でもランク1のままだった。
また、エネルギー細工師で獲得した呪文ではバザールぶんどリャーを進行させなかった。
コメント・見解
ランク付き呪文はマナクリスタルを獲得した時か手札に加わったときにアップグレードされます。しかし、ハースストーンにおいて変化する効果は、手札に加わるとはカウントされません。そのため、このような場合のランク付き呪文はマナクリスタルが増加するまでアップグレードされません。
(バグ)スコージ・レイジャーはミイラ作りを進めない
結果
鏡の住民、変身ポーション、爆発のルーン、凍てつく玉座の既視感がセットされている状態でスコージ・レイジャーを召喚師た。
すると、凍てつく玉座の既視感だけが発動した。他の秘策はミニオンが手札から召喚されれば発動した。
スコージ・レイジャーを召喚すると、導きを求めては進行した。
しかし、スコージ・レイジャーを召喚しても、ミイラ作りは進行しなかった。
コメント・見解
「手札から使用した後」効果や「召喚した後」効果は盤面を離れたミニオンでも機能するべきでしょうか。私たちは場合によると考えています。例えば、魂の監視者でナイフ・ジャグラーの効果は発動しますが、ソード・オブ・ジャスティスは発動しません。スコージ・レイジャーのケースでは、ミイラ作りは進行するべきだと思います。
(バグ)ロースマー・セローンを召喚した後では、智慧の宝珠はデッキの一番下に置いたカードを対戦相手に見せる
結果
通常、履歴を確認しても智慧の宝珠でデッキの一番下に置いたカードを見ることはできない。
しかし、ロースマー・セローンを召喚した後では、履歴を確認すると智慧の宝珠でデッキの一番下に置いたカードを見ることができた。
(バグ)ウーサー・ザ・ライトブリンガーでバフされた腐れ皮のノールは効果で攻撃力を得ることはできない
結果
ウーサー・ザ・ライトブリンガーの雄叫びで腐れ皮のノールを15/15にセットした。
その後、戦闘中に味方のミニオンが死亡しても攻撃力を得ることはなかった。
コメント・見解
これは効果の優先度のバグです。腐れ皮のノールはザイレラでもバグります。
(検証)サイボーグ・ドレイクによって戦闘中に複数回バフされたタレクゴサはどうなるか
結果
戦闘中にタレクゴサに複数回聖なる盾を付与することで、複数回サイボーグ・ドレイクの攻撃力バフを付与した。
その後酒場フェーズに戻ると、戦闘中にバフされた攻撃力が全て維持されていた。
コメント・見解
タレクゴサは明らかな凶器によって付与された攻撃力も維持しました。今はこの手のケースはほとんど正しい挙動をしますが、複数回バフされた場合のバグは残っています。
(バグ)ピュートリサイドの怪物が売却されると酒場グレードが誤って計算される
結果
飢餓れしものと太陽の巨像を組み合わせた怪物はグレード6である。
それを売却した後、グレード6の発見をすると飢餓れしものが候補にでた。
コメント・見解
このバグを発生させるには、ピュートリサイドの怪物の最初の選択肢を酒場に並ぶミニオンにする必要があります。そして、合体した怪物のグレードがそれよりも高いものにします。