次の年はオオカミ年!コアセットアップデート!
ハースストーンの次の年は「オオカミ年」だと発表されました。オオカミ年のコアセットアップデートでは「交換可」、「超電磁」が恒久キーワードになり、カードの削除・追加・変更が行われます。
スタンダート年の切り替わりは「集え!レジェンド・フェス」のリリースタイミングと同じく2023年の4月です。
目次
「ヒドラ年」の振り返り・オオカミ年ロードマップ
コアセットのアップデート
キーワードのアップデート:「交換可」
復活したキーワード:「超電磁」
プリーストの調整と新キーワード:「過回復」!
コアセットの全アップデート内容
「ヒドラ年」の振り返り・オオカミ年ロードマップ
ヒドラ年の最初の拡張セット「深淵に眠る海底都市」で追加された超大型ミニオンは3.25億体召喚され、2つ目の拡張セット「ナスリア城殺人事件」で追加された場所は9.73億枚プレイされ、そして最後の拡張「リッチキングの凱旋」で追加されたアンデッドは44億体以上プレイされました。
オオカミ年では1年を通じて、王道ハースストーンとバトルグラウンドのアップデートに注力され、これまで以上に新たなカードやバトルグラウンドのアップデートがリリースされます。また、今年はワイルドに焦点を当てたアップデートや昔のカードを楽しくプレイする方法などのサプライズも予定されています。
コアセットのアップデート
グリフォン年の拡張セットである「荒ぶる大地の強者たち」、「風集うストームウィンド」、「烈戦のアルタラック」は、オオカミ年ではワイルド専用セットになります。
オオカミ年を迎えるローテーション後のスタンダードは、「深淵に眠る海底都市」、「ナスリア城殺人事件」、「リッチキングの凱旋」、「集え!レジェンド・フェス」、およびアップデートされた「コアセット」で構成されます。今年はコアセットが大幅に入れ替えられ、70種類以上のカードが新たなカードに置き換わります。
また、今年のコアセットは基本方針が変わり、コアに新たなキーワードを追加し、スタンダードからローテーションして外れたばかりのカードが追加されます。これは、スタン落ちしたカードにもう少し活躍の機会を与えても良いとの判断からくるものです。また、コアセットのカードには事前に予定された調整だけでなく、臨時のバランス調整を行われることもあるそうです。
キーワードのアップデート:「交換可」
「風集うストームウィンド」で登場した「交換可」が恒久キーワードになります。すなわち、当分の間はほとんどの拡張セットで使われる事になり、コアセットにも追加される予定です。
復活したキーワード:「超電磁」
「博士のメカメカ大作戦」で特定のメカに使われていたキーワード「超電磁」が復活します。「超電磁」を持つメカは自陣のメカのすぐ左隣に召喚することで、そのメカに合体することができます。合体すると、攻撃力・体力・効果をそのメカに付与することができます。
また、オオカミ年のコアセットでは「超電磁」の代名詞とも言えるジリアックスも復活します。
なお、「交換可」とは異なり「超電磁」は恒久キーワードにはなりません。超電磁カードは、今回のアップデート以降、コアセットに残るとは限りません。
プリーストの調整と新キーワード:「過回復」!
プリーストのファンタージーである「回復」は、ダメージや装甲などを核とする他のクラスとくらべて、強くもなく自由度も高くありませんでした。それを踏まえ、今回プリーストの回復をより一層機能するように決定がされました。ただし、回復量を多くするだけでは、回復の状況への依存度は変わらないし、影の抱擁のようなカードで期待していた回復効果を失くすリスクが解消する訳でもありません。ヒーローパワーを調整するアイデアもありましたが、変更するリスクが大きく、不確定要素が多いために採用には至りませんでした。
そこで追加されるのが「過回復」です。「過回復」を持ったカードは最大体力を超える回復を受けた際に効果を発動します。「過回復」はローグの「コンボ」と同じように新たな恒久的クラスメカニクスとなるので、本年度やそれ以降も「過回復」のカードは追加されていきます。また、新たな「過回復」キーワードと上手くリンクして機能するような、プリーストの回復カードも追加し続けていくことになります。
また、プリーストの特徴は回復だけではありません。「暗黒司教ベネディクトゥス」がコアに追加され、「影」のアイデンティティが一貫したものになります。また、「獣」がハンターのアイデンティティの核となっているのと同様に、今後はプリーストの核を担う部分として「アンデッド」を追加されます。
そして、プリーストの既存のメカニクスのどれを注力していくか慎重に検討していきます。プリーストのメカニクスの一部は、プレイする楽しさとプレイされる楽しさに大きなギャップがあります。例えば、復活効果でアンデッドのみを復活するようにすれば、強力な効果を登場させ続けられますが、予測が付きやすくなりますし、相手にした場合のイライラも減ることでしょう。
コレに関して重要なのは、これは調整であり、リワークやリニューアルではないということです。今回の調整がどのように受け入れられるかに注視し、必要であれば更に手を加えていきます。
そして、このような調整をもっと頻繁に行いたいとされています。調整を通じて、核となるアイデンティティに修正が必要な場合や、特定のセットが別のセットとうまく協働しない場合などの問題に対しても対処したいと考えられています。例えば、今回のコアセットではパラディンに秘策が用意されていません。これに関しても注視し、パラディンに更なる調整が必要か判断されます。
コアセットの全アップデート内容
コアセットから外れるカードと追加されるカードはこちらの画像から一覧で確認できます。
また、調整されるカードはこちらの画像から確認できます。
コアセットのアップデートは「集え!レジェンド・フェス」のリリースに合わせて今年の4月に導入されます。
デスナイト
※ヒドラ年から変更なし
デーモンハンター
- 削除
- コルヴァス・ブラッドソーン、盲目の監視者、混沌爆発
- 追加
- ケイン・サンフューリー、火葬のオーラ、イリダン党の予習
- 変更
- フレイムリーパー(攻撃力:4 → 5)
- ガナーグのグレイヴ(体力:2 → 3)
- ラススケール・ナーガ(体力:2 → 3)
- 悪魔変身(コスト:5 → 4)
ドルイド
- 削除
- ファンドラル・スタッグヘルム、自然の力、大地のウロコ、騎乗用ラプター
- 追加
- エルーンに選ばれし者キリ、日蝕、月蝕、ウィッチウッドの林檎
- 変更
- 知識の古代樹(攻撃力/体力:5/5 → 7/7)
- 爪のドルイド(コスト:5 → 6、急襲フォーム:5/4 → 7/6、挑発フォーム:5/6 → 4/9)
- 森の魂(コスト:3 → 4)
- トレント(コスト:2 → 1)
- ウィッチウッドの林檎(コスト:2 → 1
ハンター
- 削除
- 猟犬使いショー、ヘビの罠、凄まじき狂乱、覆面の女ハンター、スプリング・ポー
- 追加
- ドラゴンベイン、ワンダリング・モンスター、帽子から猫、ワンワンビスケット、コンゴウインコ
- 変更
- サバンナ・ハイメイン(攻撃力:6 → 7)
- コンゴウインコ(体力:1 → 2)
メイジ
- 削除
- カレクゴス、フレイムストライク、放火魔、イセリアルの召術師、冷気の放射
- 追加
- 占星術師ルナ、炎の大地のポータル、焼け残り特売、魔力加工師、フレイムガイザー
- 変更
- おしゃべりな本(体力:1 → 2)
- フレイムガイザー(コスト: 2 → 1)
パラディン
- 削除
- 光の王ラグナロス、裁き、アルダーの平和の番人、仇討ち、身代わり
- 追加
- 贖いし者ロスラクシオン、兵役招集、アダールの手、怒りの鉄槌、グライムストリートの道具屋
- 変更
- トゥルーシルバー・チャンピオン(回復量:2 → 3)
- 聖別(コスト:4 → 3)
- 怒りの鉄槌(コスト: 4 → 3)
- グライムストリートの道具屋(攻撃力/体力:1/1 → 2/2)
プリースト
- 削除
- ムロゾンド、太陽の欠片ライラ、クルティラスの従軍司祭、意志収束、聖力入魂、光熱のエレメンタル、ノースシャイアの聖職者
- 追加
- カトリーナ・ムエルテ、暗黒司教ベネディクトス、マナ晶洞石、クリムゾン・クレリック、聖なる勇者、影の超越者、ナールの欠片
- 変更
- ドラコニッド諜報員(スタッツ:5/5/6 → 4/4/5)
- ホーリーノヴァ(効果:敵ヒーローにもダメージを与えるように変更)
- 読心術師(体力:1 → 2)
- カトリーナ・ムエルテ(効果:復活対象がアンデッドに限定)
- マナ晶洞石(効果:「過回復:2/2のクリスタルを1体召喚」に変更)
- クリムゾン・クレリック(効果:「過回復:カードを1枚引く」に変更)
- 聖なる勇者(スタッツ:4/3/5 → 2/1/4、効果:「過回復:攻撃力+2を得る」に変更)
- 影の超越者(体力:2 → 3)
ローグ
- 削除
- ヴァネッサ・ヴァンクリーフ、逃げ足、アサシンブレード、凶悪なる一撃、墓荒らし、疫病科学者、冷血
- 追加
- 影宝石商ハナー、エルフの吟遊楽人、伏兵、カンニング、九死一生、ナイフの雨、腹裂き
- 変更
- 怪盗紳士(体力:1 → 2)
- エルフの吟遊楽人(体力:2 → 3)
- ナイフの雨(コスト:3 → 2)
シャーマン
- 削除
- カエルのロア・クラッグワ、マナの潮のトーテム、メイルシュトロームのポータル、干満の大波、岩穿ちの武器
- 追加
- 大トーテム・アイソア、焦げ付き、地底よりのもの、祖霊の知識、バチッ!
- 変更
- 野獣の精霊(呪文系統:自然)
- 呪術(コスト:4 → 3)
- 荒ぶる雨雲(体力:2 → 3)
- 祖霊の知識(オーバーロード:2 → 1)
ウォーロック
- 削除
- 女大祭司ジェクリック、フェルソウルの獄吏、ヴォイド・テラー、小粒なる邪悪の騎士、ダークシャイアの司書
- 追加
- マルガニス、強化ドレッドロード、冒涜、ヴォイドコーラー、霊魂爆弾
- 変更
- 地獄の炎(コスト:4 → 3)
ウォリアー
- 削除
- ダリアス・クロウリー、ゴアハウル、シールドメイデン、鎧職人、ブラッドフーフの勇士、烈火の戦斧、ブラッドセイルの甲板員
- 追加
- アルマゲジロ、魔神嵐、ダイノ・マティック、剣食い男、重装鎧、怯える下っ端、木こりの斧
- 変更
- アルマゲジロ(体力:7 → 8)
- 木こりの斧(効果:「ランダムな味方ミニオン1体」に変更)
中立
- 削除
- レノ・ジャクソン、エリーズ・スターシーカー、ブラン・ブロンズビアード、サー・フィンレー・マルグルトン、苔むしたモノノケ、無貌の操り手、脱走したマナセイバー、魔力喰らい、SI:7潜入工作員、ヴァイオレット・アイの講師、孤高の勇者、酸性沼ウーズ、ストームウォッチャー、コバルト・スケイルベイン、ダーク・アイアンのドワーフ、ジャングル・パンサー、鉄嘴のフクロウ、サンリーヴァーのスパイ、超うざい調剤師、マーロック・タイニーフィン
- 追加
- 炎の王ラグナロス、ドクター・ブーム、ジリアックス、黒騎士、ドブネズミ、自己増殖型メナス、秘密を喰らうもの、教団の新入会員、鎧売り、ウォーギア、朽ちかけたアップルバウム、王立図書館の司書、悪辣なる海賊、ヘンチクランのゴロツキ、ブロンズ・ゲートキーパー、腐り錆びのクサリヘビ、グレイシャル・シャード、ミーラック、ツアー・ガイド、スノーフリッパー・ペンギン
- 変更
- 黒騎士(スタッツ:6/4/5 → 4/4/4)
- 自己増殖型メナス(体力:1 → 2)
- ウォーギア(攻撃力:5 → 6)
- 王立図書館の司書(攻撃力:3 → 4)
- ブロンズ・ゲートキーパー(攻撃力:1 → 2)