ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#283
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.283が公開されました。今回はバンドマネージャーE.T.C.の挙動やワトフィンのバグなどを紹介しています。
検証パッチは25.6.2.170126です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)堅いアリバイ使用時には奈落の呪いでは1ダメージしか受けない
結果
硬いアリバイを使用した次の敵のターン中、4ダメージの奈落の呪いを手札に送られた。
直後の自分のターン開始時、奈落の呪いでは1ダメージしか受けなかった。
なお、疲労ダメージは4ダメージ受けた。
カメレオスを召喚した後にアラームロボを2体召喚し、その後に更にカメレオスを召喚した。
次のターン開始時、2体のアラームロボの効果はカメレオスの変身前に発動した。
コメント・見解
プレイされている効果は手札の効果よりも常に優先されます。そのため、アラームロボの効果は常にカメレオスよりも早く発動します。しかし、硬いアリバイはこのルールを破っています。以前のパッチでは硬いアリバイは奈落の呪いの前に解除されていました。しかし、今は順番が逆になっています。
(検証)バンドマネージャーE.T.C.が盗まれたらどうなるか
結果
なりすましと嫉妬の収穫者で、敵のバンドマネージャーE.T.C.を奪った。
それは、コピーもコピー元も雄叫びが発動しなかった。
ただし、自分のデッキにバンドマネージャーE.T.C.がいる場合は、自分のバンドから発見した。
なお、バンドマネージャーE.T.C.で発見を繰り返すと、前回発見した選択肢はなくなり、2枚の発見になった。
(検証)広大なる英知と予熱は正しく作用するか
結果
以前のパッチでは、予熱使用後に広大なる英知を使用しても、入れ替えた後のコストは予熱で減少しなかった。
現在のパッチでは、予熱使用後に広大なる英知を使用すると、入れ替えた後のコストも予熱で減少した。
しかし、ロウゼブに関してはまだバグったままで、2枚目のカードは入れ替えた後のコストにもロウゼブの効果がかかり、コストが10増加した。
(バグ)大きくなれよマーク・アイは、このターン中刻み刈り獲らんで発動させた雄叫びは発動させない。
結果
原始フィンの見張り番の雄叫びを刻み刈り獲らんで発動させた。
そのターン終了時、大きくなれよマーク・アイは原始フィンの見張り番の効果を発動させなかった。
その次の酒場フェーズで刻み刈り獲らんを原始フィンの見張り番に使用すると、雄叫びが2回発動した。
(バグ)マーロック・ホームズのヒーローパワーで、ゴールデン下水ネズミを当てるとワトフィンはなにもくれない
結果
マーロック・ホームズのヒーローパワーで、ゴールデン下水ネズミを正解するとヒーローパワーでコインは獲得できたが、ワトフィンの効果は発動しなかった。
それは、ゴールデンワトフィンでも同じく、発動しなかった。
(バグ)マーロック・ホームズのヒーローパワーで、ゴールデン献身の英雄を当てると、ワトフィンは代わりにヴォイドロードをくれる
結果
マーロック・ホームズのヒーローパワーで、ゴールデン献身の英雄を正解するとヒーローパワーでコインを獲得し、ワトフィンは献身の英雄ではなくヴォイド・ロードをくれた。
なお、そのゲームは悪魔BANのゲームだった。
コメント・見解
データによると、1471タグと1429タグというタグがミニオンの通常版とゴールデン版のカードIDを保存しておくタグです。そしてゴールデン献身の英雄の1471タグはヴォイド・ロードに設定されており、ゴールデン下水ネズミの1471タグは使われずに1429タグが通常版の下水ネズミとして使われています。私たちはこのような問題を他にも7種類のカードで見つけました。おそらく、これがワトフィンのバグです。