ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 297
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.297が公開されました。今回はブリストルバッハとダイナミック・デュオのバグや強制攻撃の仕様などを紹介しています。
検証パッチは26.6.0.179020です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)空賊船長クラッグのヒーローパワーは、1ターン目はアップグレードされない
結果
空賊船長クラッグのヒーローパワーを1ターン目に使用すると、1ゴールド獲得した。
しかし、次のターンも使用でき、1ゴールド獲得できた。
(バグ)ブリストルバッハはダイナミック・デュオの効果を発動させない
結果
戦闘中にブリストルバッハの仇討が発動し、ブリストルバッハ自身に血の宝石を使用しても、ダイナミック・デュオの効果は発動しなかった。
(検証)オーディオ・アンプは、自分の最大マナが11よりも多くても11にセットする
結果
最大マナが20の状態で、オーディオ・アンプの雄叫びを発動させた。
すると、最大マナが20から11に減少し、それ以降はマナクリスタルを獲得することもできなかった。
手札が12枚ある状態で、オーディオ・アンプの雄叫びを発動させた。
すると、手札の最大枚数が11枚に減少したが、即座にカードを破棄することはなかった。
見解・コメント
オーディオ・アンプは前回のパッチで密かに変更されています。何ヶ月か前は、11より多くのマナがあっても何もしないだけでした。
(バグ)ボルナー・ハンマービークは条件を満たしていなくてもマナ渇望効果を起動する
結果
1マナしかない状態において、スバラシインコでサンフューリーのクレリックの効果を発動させると、マナ渇望効果は発動しなかった。
しかし、1マナしかない状態において、ボルナー・ハンマービークでサンフューリーのクレリックの効果を発動させると、マナ渇望効果が発動した。
(検証)強制攻撃は通常の攻撃権を消費しない
結果
魂の鏡でコピーした敵の急襲ミニオンは、そのターンにもう一度攻撃できた。
コボルトのバーバリアンはターン開始時に自身の効果で攻撃した後、通常の攻撃もできた。
見解・コメント
開発者によれば、強制攻撃カードの一貫性をもたせるため全ての強制攻撃は通常の攻撃とはカウントされなくなっています。
(バグ)海賊盤王トニーがいる状態では、全てのカードがゲーム開始時にデッキになかったカードとされる
結果
海賊盤王トニーがいる状態では、レイラインの操り手の雄叫びで、元々自分のデッキに入っていた手札の呪文のコストが下がった。
また、海賊盤王トニーが破壊されると、レイラインの操り手の雄叫びは機能しなくなった。
海賊盤王トニーがいる状態では、全ての呪文でウェイゲートの開門が進行した。
なお、キング・トグワグルによるデッキ交換ではこのバグは起こらなかった。