ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 298
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.298が公開されました。今回はバトルグラウンドのクエスト当局に圧力を!に関するバグなどを紹介しています。
検証パッチは26.6.2.180614です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)当局に圧力を!は要求されている攻撃力に達していなくても、合計攻撃力30に達すれば良い
※当局に圧力を!:自分の戦団の合計攻撃力がXに達する。
結果
表示では合計攻撃力40必要な当局に圧力を!が、攻撃力30に達しただけで達成された。
見解・コメント
必要合計攻撃力が30未満の場合は、その数値に到達すれば達成されます。しかし、必要合計攻撃力が30を超える場合は、30に到達するだけで達成されます。
(検証)ヴェーラストラーズで追加されるドラゴンはミニオンプールから提供される
※ヴェーラストラーズ:雄叫び:自分の酒場グレードのランダムなドラゴン1体を自分の手札に追加する。
結果
全てのカレクゴス(グレード6ドラゴン)を所有している状態かつ自分の酒場グレードが6の状態でヴェーラストラーズの雄叫びを発動させると、なにも獲得できなかった。
その後、カレクゴスを売却してから再度ヴェーラストラーズの雄叫びを発動させると、カレクゴスが手に入った。
(バグ)帽子でバフされたミニオンがウーサー・ザ・ライトブリンガーでバフされると、そのミニオンはそれ以上帽子でバフされなくなる
結果
帽子でバフされていないミニオンがウーサー・ザ・ライトブリンガーで15/15にされた場合、それ以降は通常通り帽子でバフされた。
しかし、既に帽子でバフされたミニオンがウーサー・ザ・ライトブリンガーで15/15にされた場合、それ以降は帽子が付与されてもバフされなかった。
見解・コメント
この手の、特にウーサー・ザ・ライトブリンガー関連のバグは、この動画シリーズではおなじみです。
(バグ)導きの王笏は最大でも通常のミニオン4体しか提供しない
※導きの王笏:入替する度、酒場が常に[ランダムに選ばれた種族]を2体紹介してくれる。
結果
酒場グレードが1の場合、通常のミニオン3体と導きの王笏によるミニオン2体(合計5体)が酒場に並んだ。
酒場グレードが2の場合、通常のミニオン4体と導きの王笏によるミニオン2体(合計6体)が酒場に並んだ。
それ以降は酒場グレードを上げても、通常のミニオンは4体(合計6体)しか酒場に並ばなかった。
(検証)ふらついた配達人がエバーラスティング・ラブを使用するとどうなるか
結果
ふらついた配達人の雄叫びでエバーラスティング・ラブを使用した。
すると、そのターンの終了時にエバーラスティング・ラブは終了した。
見解・コメント
エバーラスティング・ラブはそれ自身が呪文なので、エバーラスティング・ラブを唱えれば、そのターンに呪文を使用しています。しかし、他の効果によって使用され、ターン中に呪文を使用していない場合は、そのターンの終了時にエバーラスティング・ラブが終了します。
(バグ)潮の指輪が他のカードに変身すると、変身し続ける
結果
コインを使用して、2枚の潮の指輪をコインに変身させた。それらのコインはコスト(1)になった。
その後、黄金のコボルトの効果でランダムなレジェンドミニオンに変身させた。すると、ランダムなレジェンドミニオンもコスト(1)になった。
更にコインを使用すると、またコスト(1)のコインに変身した。
なお、黄金のコボルトで潮の指輪を直接ランダムなレジェンドミニオンに変身させると、これらのコストは通常通りだった。
潮の指輪を影の評議会でランダムな悪魔に変身させると、一瞬ランダムな悪魔になるがすぐに影の協議会に変身した。
また、黄金のサルの場合はこのバグは起こらなかった。
見解・コメント
このバグは変身させる効果でのみ発生するため、黄金のサルでは発生しませんでした。黄金のサルは文字通り置き換えますが、黄金のコボルトや影の評議会は実はカードを変身させています。この一貫性のなさは続いています。