第2回 ハースストーン自作デッキコンテスト結果発表!
第2回 ハースストーン自作デッキコンテスト結果発表!
12月11日(月)~17日(日)の間に応募された「自作デッキ」の中から厳選なる(?)選考の結果、選ばれたデッキを発表します。審査は4人の審査員ミーシャル、saku、みちくさ、ahirunが5段階評価で得点を付ける形式で行いました。(参考:第2回 ハースストーン自作デッキコンテスト)
選考対象
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Mjcw3jnlcKGMxlVesQwncGRaKP4SjM-BB3-BMIVegI8/edit#gid=0
優勝
つたやオンライン’s ドレッドスティードローグ(獲得ポイント20pt)
本人のコメント
ドレッドスティードを採用したデッキ。 キングスベインを強化した後、ヒーメットでデッキを吹き飛ばし、ウンブラ+コボルトの幻術師2枚(ドレッドスティード)を引いて盤面展開を行う。 カジュアルで4勝6敗、ローグでコントロールは難しい。 ファティーグしないのが一応強みか。
Twitter: つたやオンライン
1.受賞の感想
まさか自分のデッキが選ばれるとは予想だにしていなかったので、まずは驚きがやってきて、その後徐々に喜びが沸いてきました。 普段から自作デッキを作っている身としては、今回の受賞は大きな自信になりました。
2.デッキ作成において考えていること
コボルトの幻術師が発表された時点で「コボルトの幻術師しか手札になければループする」という考えはありつつも、霊の歌い手ウンブラと合わせて増やすことしか考えていませんでした。 そのため、最初はジャングルハンター・ヒーメットを採用する考えはなく、逃げ足等を使いドローを重ねるのが初期案でした。 ただ、大逆の刃キングスベインがあることで、デッキ圧縮してコンボパーツを集めても問題ないという考えが後々浮かび、最終的に今回の形になりました。 普段デッキを考える際は、ゴール(勝ち筋・理想形)を決めて、ロジックツリーのようなイメージでデッキを作っています。 今回も、「コボルトの幻術師を並べる」というゴールを設定して、次に「コンボパーツの引き切り」と「火力不足」という課題を設定し、課題を細分化・深掘りすることで必要なパーツをデッキに組み込んでいきました。
3.今後の意気込み
自作デッキを作る上での根底として「全てのカードには意味があって作られている 」「既存の組み合わせによるまだ見知らぬコンボがある」と考えており、カードの数だけデッキは作れるものだと思っています。 そのため、これからも自作デッキを作り続けて、違った側面での楽しみ方を見出していければと考えています。
審査員のコメント
発想が面白すぎる。ヒーメットで不要カードを吹き飛ばせたり、吟遊楽人でパーツを集められたりコンボまでの道筋が明確で良い。並んだコボルトの使い道が何か見つかれば…(ミーシャル)
ウンブラ+コボルトの幻術師のコンボにヒーメットまで搭載されている夢のようなデッキ、発想外で面白かったです(saku)
コボルトの幻術士はOTKや翡翠で使うものとばかり考えていてその発想はなかったですwばっくすたぶ( ^◯^ )(みちくさ)
コボルトの幻術師のステータスと能力は悪くないものの、使いどころが難しそうだと思っていたところにこのデッキ。ヒーメットの存在もちょくちょく忘れるので組み合わせようと思う発想が凄いと思いました。(ahirun)
デッキコード
準優勝
ろく’s アストラルタイガードルイド(獲得ポイント19pt)
本人のコメント
コントロールに対しては、このデッキ本来の持ち味であるアストラルタイガー増殖による物量を活かして勝ちに行く。
アストラルタイガーの特性によって、ファティーグダメージが入りにくくなっていることにも着目し、自然への回帰を確定除去枠として採用。
blog: 「第2回ハースストーン自作デッキコンテスト」参加しました!
1.受賞の感想
素直に嬉しいですね。何かをして上位に入ること自体少なかったので、とてもいい経験になりました!
2.デッキ作成において考えていること
自分がデッキを組む際、「アグロ」「ミッドレンジ」「コントロール」のうち、どのタイプを使いたいか決めてデッキを組むパターンと、使いたいカードが決まっていて、ヒーローやデッキタイプがそのカードによって定まるパターンの2通りあります。 どちらのパターンでも、毎回メタカードの枚数や除去カードの枚数ですごく悩んでますw 今回の場合、明確にコンセプトを定めた方が作りやすいと判断したので、キーカードを定めて作りました!
3.今後の意気込み
自分は普段、HSを長時間しません。しかし、今回のデッキコンテストをきっかけに長い時間真剣にHSを取り組めました。その結果、今まで知らなかったHSの楽しみ方を発見出来たので、この機会を作ってくれた方々には感謝しています。もし次回のデッキコンテストがあれば、また参加したいなと思いました。
審査員のコメント
アストラルタイガーでリソース差をつけて押し潰すデッキは自分も考えましたが、枝分かれ2枚やドブネズミはとても良いアイデアに思えます。デッキ構築の過程がとても分かりやすくてグッド👍(ミーシャル)
試合数を重ねデッキのメリットデメリットを考えながら構築をし更にオリジナル性あふれるデッキでとても面白かったです!(saku)
ろくさんなりの分析のプロセスやチューニングがなされて面白かったです!(みちくさ)
このカードを使ってデッキを組もう!と目を付けたのが「アストラル・タイガー」。渋すぎます。荒くましい守護者とのシナジーがある部分はカード公開時にも気が付かなかったので、目から鱗でした。また、試行錯誤された過程を見るとこちらもワクワクします。(ahirun)
デッキコード
以下は審査員が優勝デッキ以外で気になったデッキです。優勝デッキに負けず劣らずコンセプトや発想が面白いものばかりですので、こちらのデッキでも是非遊んでみて下さい。
LaFo’s 断末魔獣 ハンター(獲得ポイント15pt)
本人のコメント
キューブとかウンブラとかも考えたけどウーズリングの雄叫びにキューブが引っかかるので今回は無し キャスリーナとかウンブラとかキンクラはダスト不足で作れなかったです 個人的にはシルバーヴァンガードから出せるキャスリーナは採用したかった
復活のバリューを意識して呪文石や帽子から猫や獣の相棒等も不採用(EU鯖ではカラザン買ってないから帽子から猫持ってないとは言えない) メイジの動物変身、シャーマンの呪術を使われると復活から羊とカエルが出てきますw
Twitter: LaFo
審査員のコメント
好き。骸後家蜘蛛、沁み出すウーズリング、シルバーヴァンガード、涜れし弓兵のシナジーが好き。好き。(ahirun)
デッキコード
そろばん’s ニュー・ブルームロック(獲得ポイント17pt)
本人のコメント
回廊漁り蟲は入れるか迷ったんですが、コスト0で影の炎の弾になったり冥界後の更地に置けるのが強かったのでやっぱり入りました。 魔力の暴帝は3枚目の蟲みたいな感覚で使います。 破滅に至る病おみくじの一喜一憂が楽しいので配信者様にもおすすめです。
twitter: そろばん
審査員のコメント
プルームで除去を回しつつパーツを揃えて展開していくのは面白い。いっそ冥界を破滅にしてOTKに特化させても楽しそう。除去したあとに0コストミニオン投げてハンド調整もしやすいのがいいですよね!(ミーシャル)
デッキコード
じる’s 召喚士ウォーロック(獲得ポイント16pt)
本人のコメント
呪文を冥界と破滅に絞った 召喚士ウォロ
10戦しか回せてませんが、プリーストには有利取れてると思います。 AOEが豊富なのでビッグ系にはバーンズヤシャヤシャとか決められない限り勝てます。 とりあえず楽しい。
twitter: じる
審査員のコメント
召喚士を使う上で意外と構想から外れていたウォーロックで使用することによりAoEが豊富になり更にプリーストに有利が付くというのは大きいと思いますパッと見は普段からありそうなデッキに普段から見慣れていないカードが入ってるオリジナル性がとてもよかったです!(saku)
デッキコード