マスターズツアー・ヨンショーピング観戦ガイド
マスターズツアー・ヨンショーピングが開催されます。開催期間は6月12日~6月15日(日本時間)。この大会は、マスターズ予選、ランク戦予選などを通過した選手のみが参加できる公式の国際大会です。約320名の選手が参加し、その中には約20人名の日本人選手も含まれています。
目次
開催概要
見どころ
海外の注目選手
参加する日本人選手
マスターズツアーとは
その他、参考情報
開催概要
- 会場:オンライン
- 大会日程(いずれも日本時間)
- Day1(スイス1~5ラウンド)
6月12日 午後9時15分 – 6月13日 午前9時15分 - Day2(スイス6~TOP8決定)
6月13日 午後9時15分 – 6月14日 午前9時15分 - Day3(TOP8 プレイオフ)
6月14日 午後9時15分 – 6月15日 午前9時15分
- Day1(スイス1~5ラウンド)
- 配信
- 配信開始時刻
12日、13日、14日共に22時 - 英語チャンネル
Hearthstone Esports – YouTube - 日本語チャンネル
Hearthstone: ハースストーン – YouTube
- 配信開始時刻
- 賞金総額:25万ドル以上
- 形式:4デッキ使用、1デッキ禁止、5戦3本先取、コンクエスト
- 対戦表(※)
Masters Tour Jönköping – Battlefy - デッキリスト
Masters Tour Jönköping – Yaytears
※配信は遅延(ディレイ)があるため、対戦表を見ることで結果が分かってしまう場合があります。
見どころ
マスターズツアー・オンライン:ヨンショーピングは、フェニックス年最初のマスターズツアーであり、すなわちデーモンハンターが追加されてから最初のマスターズツアーでもあります。先週まで開催されていたグランドマスターズ・シーズン1のデッキと比較して、どのようなデッキが使用されるのか注目です。
また、2020年の前半3つのマスターズツアーで獲得した賞金の各地域上位3名が、グランドマスターズ・シーズン2への参加権を獲得します。そして、今回のマスターズツアー・オンライン:ヨンショーピングは、対象となる最後の大会です。優勝賞金を獲得すれば、どの選手でも対象地域のグランドマスターズへの参加権を獲得できるため、日本人選手はもちろん、惜しくもシーズン1で降格してしまったHunterace選手やKolento選手などの成績が気になるところ。
そして、2020年1月のマスターズツアー・アーリントン、3月のマスターズツアー・ロサンゼルスは、フランスのxBlyzes選手が連覇しており、この大会も制して3連覇を達成できるのかも見どころです。
海外の注目選手
xBlyzes
2020年におけるマスターズツアーの圧倒的王者。300人の猛者が世界中から集うマスターズツアーという難易度の高い大会において、前代未聞の2連覇を果たし、圧倒的な強さを世界に見せつけたフランスの選手。優勝候補筆頭。プレイが非常に速い事でも有名。
Twitter:https://twitter.com/xBlyzesHS
DeadDraw
2019年のマスターズツアーで、Top8入りを2回果たしながらもグランドマスターズに入れなかったイギリスの選手。大会で使用するデッキやプレイングに定評があり、Battleriffというヨーロッパのリーグ戦で好成績を残していることから、多くの著名プレイヤーに次期グランドマスターズ候補と言われている。
Twitter:https://twitter.com/DeadDrawHS
Kalàxz
マスターズツアーで最も勝利数を稼いでいるフランスの選手。比較的古くから競技シーンに参戦しているものの、ヨーロッパ地域の高い競技レベルに阻まれ、公式大会での優勝・準優勝経験はない。ただし、昨今のフランスのHSシーンの盛り上がりに押されてか、2019年、2020年共に良好な成績を収めている。
Twitter:https://twitter.com/KalaxzHS
Bloodyface
誰もが認める、南北アメリカ地域最強の選手。出身国はアメリカ。3期連続世界選手権出場を達成し、2020年のグランドマスターズでも素晴らしいプレイを見せてくれている。過去に行われた公式大会で、「食戟のソーマ」に登場する定食屋「ゆきひら」のTシャツを着て参戦したことから、日本語配信では”ゆきひら”の愛称で呼ばれている。
Twitter:https://twitter.com/bloodyfaceHS
Eddie
グランドマスターズに所属するカナダの選手。2019年10月に開催されたマスターズツアー・ブカレストで優勝したほか、マスターズツアーでの勝利数世界2位を誇る。グランドマスターズでは全てのシーズンで、プレイオフに出場する安定した実力を持っている。
Twitter:https://twitter.com/Eddie__HS
Nohandsgamer
現環境のウォリアーをTier1に押し上げ、2度の弱体化をさせた卵型テンポウォリアーを開発したアメリカの選手。デッキビルダーとして定評があるほか、公式の大型大会でも優勝経験があり、デッキビルド、ランク戦、大会シーンでの活躍と3拍子揃った強さを持つ。現時点で南北アメリカ地域賞金獲得額2位となっており、次期グランドマスターズ入りが濃厚となっている。
Twitter:https://twitter.com/Nohandsgamer
参加する日本人選手
マスターズツアー・オンライン:ヨンショーピングには、約20名の日本人選手が参加します。先述した獲得賞金によるグランドマスターズ・シーズン2への参加権獲得においては、Duelist選手が現在アジア太平洋地域にて、同率4位となっており期待がかかります。また、グランドマスターズ・シーズン1で素晴らしい成績を残し、優勝したglory選手の活躍にも注目です。
日本人選手一覧
※BeerBrick調べ、Day2終了時点での成績順
- MegaGliscor(6勝3敗 47位)
- Duelist(6勝3敗 54位)
- Utopia(6勝3敗 – 55位)
- Tansoku(6勝3敗 – 60位)
- Tredsred(6勝3敗 – 72位)
- posesi(6勝3敗 – 75位)
- Bacon (5勝4敗 – 125位)
- D_con(5勝4敗 – 114位)
- rascal(5勝4敗 – 128位)
- shanOz(5勝4敗 – 135位)
- tatchan(3勝5敗 – ドロップ)
- glory(2勝3敗 – ドロップ)
- goppy(2勝3敗 – ドロップ)
- tanuki(2勝3敗 – ドロップ)
- 執念の蒼汁(2勝3敗 – ドロップ)
- Alutemu (1勝3敗 – ドロップ)
- matsup(1勝3敗 – ドロップ)
- okasinnsuke(1勝3敗 – ドロップ)
- shuzoDS(0勝3敗 – ドロップ)
- Theprince(0勝3敗 – ドロップ)
マスターズツアーとは?
ランク戦や、予選で優秀な成績を残した選手のみが参加できる高レベルの公式大会です。ハースストーンの公式プロリーグともいえるグランドマスターズに参戦するには、この大会で賞金を稼がねばならず、多くのプレイヤーがその座をかけて戦います。
2020年のマスターズツアーは年に6回、世界各地で行われています。基本的にはオフライン開催の現地参加型なのですが、新型コロナウィルスの影響により、第2回~第5回がオンライン開催となっています。(マスターズツアースケジュール)
対戦形式
「4Hero 1Ban BO5 コンクエスト形式」と言われる3本先取のルールで対戦が行われます。選手はそれぞれ違うクラスで組んだ4つのデッキを持ち込み、お互いのデッキを1つ禁止した後、対戦を行います。勝利したデッキは使えなくなり、また、全てのデッキで勝利する必要があります。先に3勝した選手が勝利しますが、最大で5試合行われるためBO5(Best of 5)と呼ばれます。
大会形式
全9ラウンドのスイスラウンドが行われた後、上位8名がシングルエリミネーション形式で優勝を争います。
その他、参考情報
2020年前期のマスターズツアー賞金獲得総額。画像は順に南北アメリカ地域、ヨーロッパ地域、アジア地域となっています。なお、個人による集計であることに注意してください。
今回の大会に持ち込まれたデッキタイプを様々な角度で検証できる統計サイト。大会特有の、デッキ相性や相手のBANを見越したデッキ構成を確認するのにとても便利。