Team LiquidがPurpleを解雇

Team Liquidの共同CEOであるVictor Goossens氏が、ハースストーンプレイヤーであるPurple氏をチームから脱退させることを発表しました。この発表は、6月24日にTina氏が告白したスキャンダルが発端となっています。一連の流れを、該当ツイートとともにまとめます。


6月24日:Tina氏の告白

事の発端となったのは6月24日のTina氏のツイート。その内容は「2018年12月のWESG予選で、Purple氏から性的暴行を受けた」というものでした。このツイートに対し多くの著名ハースストーンプレイヤーや、esports関係者が注目し、この段階でPurple氏が所属するチーム「Team Liquid」の共同CEOである、Victor Goossens氏も調査を開始しているとのコメントをしていました。


6月28日:Purple氏の反論

4日後の28日に、この件に対してPurple氏がTwitterで見解を述べました。内容は「彼女の主張は極めて真実から遠く、名誉毀損案件として弁護士に相談した。法的措置を取るつもりだ。」というものでした。これに対してコミュニティからは、Purple氏への反論、どちらか真実かわからないという意見、そして法的措置をとらずとも、真実を語るだけで十分だという意見が寄せられました。


6月30日:Victor Goossens氏によるチーム解雇の発表

一連の騒動を受け、6月30日にTeam Liquidの共同CEOであるVictor Goossens氏が、Purple氏をTeam Liquidから脱退させることを発表しました。その発表の中では今回の件についての真偽は触れられていませんが、「具体的な事象については言えないが、女性に対し不適切な行動をとる傾向があると考えている」とコメントしています。

なお、6月28日の発言以降Purple氏からの発言はありません。(6月30日19時現在)