【灰に舞う降魔の狩人】事前カード評価結果発表! 闘技場編
目次
概要
採点方法
評価結果
金華 / Kuromame / Lollypop / SA3 / UI
概要
6年の歴史をもつハースストーンに、満を持して登場した新クラス「デーモンハンター」が追加された”灰に舞う降魔の狩人”。今拡張セットが解禁される直前、5名の闘技場ランカーに注目すべき10枚のカードを選んでもらい、それぞれ評価をしてもらいました。
今回は、それらのカードが事前評価通りの結果となったか、プレイヤー毎に検証し採点を行います。
なお、採点結果を見る前に、各プレイヤーの事前評価とそのコメントを見ておくと、採点結果がより楽しめます。
採点方法
得点はHSReplayのデータを活用し、カード採用率を元に算出しています。採用率が高く、闘技場で中心的な役割をしたカードは満点の10点としています。
クラスカードであれば採用率が30%を超えるもの、中立カードであれば採用率が20%を超えるカードが10点満点となります。(中立カードは全クラスを対象とした採用率で計算しているため、20%としています)
また、エピックカードとレジェンドカードは、出現率が低いことを考慮した計算となっています。
総合得点の計算方法は少々複雑になっています。気になる方は下記の矢印をクリックしてください。
金華
安定して上位にランクインし続け、既に闘技場ランカー古参勢として定着している金華さんの総合得点は、100点満点中91点。
10点満点のカードでは無いが、ドラゴンモーの監督者や伏兵、ボグストロクのクラッカーなど、即時解決系ではないテンポよりのカードのピックアップが目立った。他のカードやデッキ相性により採用率が左右されそうなこれらのカードで高得点を得られているのは闘技場ランカーならではと言えそう。
なお、金華さんは血気の拳鬼を挙げた唯一の闘技場プレイヤー。ランク戦でも猛威を振るい、即弱体化されたカードの1枚で、闘技場でも10点満点の活躍となった。
Kuromame
様々な闘技場データーを収集し、広く公開してくれている闘技場コミュニティの縁の下の力持ち。そんなKuromameさんの得点は、驚異の100点満点中100点。
出現率調整を受けているカードが2枚、バランス調整が行われたカードが2枚の、合計4枚の調整カードを当て、全ての予想で10点満点を記録。普段から様々なデータを収集している成果か、はたまた天性の素質か。特徴的なピックは、神格化。他に挙げたプレイヤーはおらず、盤面を強化しながらヒーローの回復が出来る低コストのバリューカードは、しっかりとプリーストの勝利数に貢献するカードとなった。
Lollypop
ほぼランキングTop20位内に入り続け、5月に発表されたランキングではアジア2位を獲得したLollypopさんは、100点満点中87点を獲得。
高得点を記録した、冷たき影の紡ぎ手、マーシュスポーン、内なる悪魔を挙げたのはLollypopさんのみ。冷たき影の紡ぎ手とマーシュスポーンに関しては、ランク戦の構築デッキでも採用率が非常に高く、ミニオンのステータスおよび雄叫び効果が強い使い得なカードであった。
なお、豊沃なる胞子と骸骨竜は得点を下げる原因となってはいるが、どちらも採用したデッキの勝率は55%を超えており、十分な強さを発揮している。
SA3
所持ゴールドは120,000超え、なけなしのゴールドを闘技場につぎ込むプレイヤー達から、金を巻き上げることに定評のある闘技場ヤクザこと、SA3さんの得点は100点満点中97点。
バランス調整や出現率調整を受けたカードは合計4枚となり、フレイムリーパーを挙げていたのが特徴と言える。このカードは、7マナという高コストながら、マリガン勝率が65%を超える化け物のようなカード。コイルファングの将軍と同様に、極端な出現率調整がなされている。
10枚中9枚が10点満点となるなか、唯一7点を記録したのはネザーウォーカー。デッキ勝率56%、マリガン勝率61%と他の10点満点のカードに引けを取らない強さを持っているものの、採用率が23%程度に収まってしまい、満点を逃した。ネザーウォーカーの強さが他の闘技場プレイヤーにも浸透していれば、100点だったのに…と考えざるを得ないのが非常に残念。
UI
UIさんは、今年3月、5月に公表されたランキングで連続1位を獲得、7月発表の直近のランキングでも3位を記録。間違いなく今日本で一番闘技場が上手いプレイヤーの総合得点は、その実力を裏付ける100点満点を記録。
どのクラスでも使用できる、中立カードを5枚も挙げているのがUIさんの特徴。プレイング以上にカードピックが戦績を大きく左右すると言われる闘技場で、ヒーロー選択に左右されないカードを多数的中させる鑑識眼は、勝率にも大きく貢献したはず。
現環境の闘技場で活躍しているUIさんは、カード評価の面でもその実力を見せつける結果となった。