ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#175

ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.175が公開されています。今回は、墓のルーンときめきインチ騎手のバグや踏み潰すサイが与えるダメージの検証などが紹介されています。

以下、内容を翻訳して掲載します。


1. (バグ)最優秀生徒ステリーナは相手の手札に最優秀生徒ステリーナの2枚目があると候補に表示しない

最優秀生徒ステリーナ Star Student Stelina

結果

相手の手札が全て最優秀生徒ステリーナの状態で最優秀生徒ステリーナの異端効果を発動しても、何も候補に挙がらなかった。
マダム・ラズールは相手の手札のマダム・ラズールを発見できた。

見解

盲目の監視者と同様のバグです。


2. (検証)踏み潰すサイの効果は攻撃対象のミニオンの体力の負の値によって決まるか

踏み潰すサイ | Trampling Rhinoムーンファング | MoonFang

結果

体力1のムーンファングに攻撃したところヒーローにダメージを与えなかった。
敵ミニオンの断末魔を誘発して苦痛の侍祭に攻撃し、-17にしたところヒーローに17ダメージを与えた。

見解

爆発のルーンでも同様のバグがありましたが、それはすぐに修正されました。現在の爆発のルーンは、最初に負の値をチェックし、そしてダメージを与えます。


3. (アドベンチャー:バグ)4名様が融合体を発見しても1種類の融合体しか現れない

4名様 | Party of Four

結果

悪夢の融合体を発見したら、相手の盤面は全て悪夢の融合体に置き換わった。
サーカスの融合体を発見したら、相手の盤面は全てサーカスの融合体に置き換わった。

見解

以前は、4名様から融合体を発見すると全てサーカスの融合体に置き換わっていました。このバグは一見すると修正されましたが、まだ正しく機能していません。本来、どちらの融合体も登場するはずです。


4. (バグ)クリスタルコアを使用すると、同じトーテムや四騎士を召喚できる

トーテム招来

結果

クリスタルコアを使用すると、本来召喚されないはずの同名のトーテムや四騎士がヒーローパワーで召喚できた。

見解

カードのデフォルトのスタッツが変更されると、ゲームはそれをオリジナル版のカードとは認識しないのだと思います。魔力の鍵屋には「コストが下がった秘策をセットしていると、同じ秘策を発見する」バグが有りました。


5. (バグ)墓のルーンはもはや断末魔ではない

墓のルーン | Grave Runeスカーレット・ピュリファイアー | Scarlet Purifier

結果

墓のルーンを付与しても断末魔マークは付かず、スカーレット・ピュリファイアーもダメージを与えなかった。
また、墓のルーンを付与したミニオンをコピーしても、そのミニオンから召喚されるコピーは、墓のルーンを使用したプレイヤー側の盤面に召喚された。

見解

マーロックの魂のバグがここにも発生しました。。


6. (バグ)ときめきインチ騎手が秘策を2枚セットすることがある

ときめきインチ騎手 | Sparkjoy Cheat

結果

ときめきインチ騎手は秘策を2枚準備した。その場合もカードは1枚だけ引いた。
また、1枚しか準備しないこともあった。

見解

最近のパッチでときめきインチ騎手呪文相殺おおヨグよ!を発動させなくなりました。おそらくそのバグを修正したことによって発生したのでしょう。


6. (バグ)灼熱は現在、3ダメージしか与えない

灼熱 | Scorch

結果

3ダメージしか与えなかった。

見解

非常に悩ましいバグです。