ハース・ストーンブルーのデッキ内容と解説
ハースストーンの10周年を記念して配布されたハース・ストーンブルーは、ハースストーンの10年を振り返るそれぞれのクラスを象徴するようなカードを手札に獲得することができます。
得られるカードは全11クラス13種。(デスナイトは血(赤)・不浄(緑)・凍気(青)の3種類)
手札は丸ごと入れ替わるため、手札が1枚であっても10枚であっても8枚手に入るようになっています。
目次
デスナイト
・血のルーン(赤)
・不浄のルーン(緑)
・凍気のルーン(青)
デーモンハンター
ドルイド
ハンター
メイジ
パラディン
プリースト
ローグ
シャーマン
ウォーロック
ウォリアー
デスナイト
血のルーン(赤)
2022年12月の拡張セット「リッチキングの凱旋」で11人目のヒーローとして追加されたデスナイトのデッキ。
コントロール系で利用する除去カードが沢山含まれており、盤面に出す余裕があればアレクサンドロス・モグレインがとても強力です。
コンボ
特になし。
不浄のルーン(緑)
2022年12月の拡張セット「リッチキングの凱旋」で11人目のヒーローとして追加されたデスナイトのデッキ。
ネルビアンの郡兵やホークストライダー伯楽など、小型のミニオンを横に並べるカードが中心です。
コンボ
特になし。
凍気デスナイト
2022年12月の拡張セット「リッチキングの凱旋」で11人目のヒーローとして追加されたデスナイトのデッキ。
凍結カードや中マナ帯のテンポカードが多い構成です。
コンボ
特にありませんが、レディ・デスウィスパーの断末魔で大量に凍気呪文が増やせます。
可能なら手札の凍気呪文を使う前にレディ・デスウィスパーを使っておきましょう。
デーモンハンター
2020年4月の拡張セット「灰に舞う降魔の狩人」で10人目のヒーローとして追加された当時のリスト。
界隈では初日デモハンと呼ばれ、実装1日目で複数枚のカードがナーフされました。
※このリストのカードは、パッチ29.0でナーフ前の効果に戻る予定です。
コンボ
相手のヒーローにもダメージを与える異端者アルトルイスと、二連斬などの低マナカードを組み合わせたコンボが強力です。
グルダンの髑髏を使って事前にカードのマナコストを下げておくと、より強力なコンボに繋がります。
ドルイド
2017年12月の拡張セット「コボルトと秘宝の迷宮」で登場したキング・トグワグルを使ったコンボデッキ。
自分のデッキからカードを引ききった後に、キング・トグワグルでデッキを交換して疲労ダメージで相手を倒すことを狙います。
デッキ登場時は見た目の怪しさからネタ扱いされており、上位帯でも浸透するのに時間がかかりました。
コンボ
- 世界樹の小枝を装備し、いつでも破壊できるようにしておく
- 自分のデッキを引ききる
- キング・トグワグルでお互いのデッキを交換する
- 世界樹の小枝を破壊し(断末魔を発動させ)、アザリナ・ソウルシーフで相手の手札にある身代金を獲得する
- 相手が身代金を使ってデッキを入れ替えしてきたら、自分も身代金を使って再度入れ替える
ハンター
2017年8月の拡張セット「凍てつく玉座の騎士団」で登場した死線の追跡者レクサーと、ハンターの秘策を軸にしたデッキ。
コンボ
特に難しいコンボはありません。
エメラルドの小呪文石は秘策を使用するとアップグレードされるので、覆面の女ハンター → 秘策(最低2枚) → エメラルドの大呪文石の順番で使いましょう。
メイジ
2014年のリリース当時からしばらくの間活躍したフリーズメイジのコンボパーツ。
除去カードやフロストノヴァ、アイスブロックで耐えながら最後にOTKを決めるのが常套手段でした。
コンボ
魔法使いの弟子が4マナなこと、2枚セットで使用していたアイスランスが1枚なことから、当時のコンボを再現するのはかなり難しくなっています。
とはいえ、アイスブロックは非常に強力なカードなので、多くのデッキで役に立つでしょう。
アグロデッキならフロストボルトとアイスランス、ファイアーボールが、ローグなど低マナの呪文が多いクラスなら大魔術師アントニダスも活躍するはずです。
パラディン
2020年4月の拡張セット「灰に舞う降魔の狩人」で登場した聖典カードを使って戦うデッキ。
当時のペン投げ野郎は相手ヒーローにもダメージが与えられたため、コストを0にした智恵の聖典とペン投げ野郎でリーサルが狙えました。
コンボ
特別なコンボはありませんが、下記点に注意してください。
- 聖典のコストを減らすため、事前にアルダーの従者とアルダーの真理探究者を確実に使っておく
- レディ・リアドリンは、複数回使用した智恵の聖典も使用した回数分受け取れる
プリースト
2019年12月の拡張セット「激闘!ドラゴン大決戦」で登場した名状しがたきガラクロンドを軸にしたデッキ。
ガラクロンドの雄叫びで毎ターンミニオンを獲得できるため、超ロングゲームになる強力なコントロールデッキでした。
コンボ
難しいコンボはありません。祈願をすると、名状しがたきガラクロンドのヒーローパワーが発動します。
この効果は自分がガラクロンドに変身する前でも変身した後でも同じです。
クロンクス・ドラゴンフーフをガラクロンド変身後に使用すると、ミニオンの除去やフィニッシュカードとして利用できるので、先にガラクロンドに変身してから使いましょう。
ローグ
ハースストーンリリース初期から、敵のデッキを燃やして勝つファンデッキとして使われていたもの。
2015年4月の拡張セット「ブラックロック・マウンテン」の集合の合図、2015年11月の拡張セット「リーグ・オブ・エクスプローラー」のブラン・ブロンズビアードの登場によりそれなりに使えるデッキになりました。
コンボ
長期的な戦略で勝つデッキのため、1ターンで勝ちが決まるコンボはありません。
下記の相乗効果を意識し、状況に応じて利用してください。
- 自分の手札を減らしたうえでコールドライトの託宣師を複数回使用すると、一方的に相手のカードを燃やせる
- 影隠れはコールドライトの託宣師や骨董品のヒールロボに使ってもいいが、ブラン・ブロンズビアードに使ってコストを下げておくとコンボが起動しやすくなる
- 集合の合図は自分のデッキを増やす貴重なカード
- 集合の合図をコールドライトの託宣師に使うか骨董品のヒールロボに使うかは状況次第
- ブラン・ブロンズビアードも、コールドライトの託宣師に使うか骨董品のヒールロボに使うかは状況次第
シャーマン
2018年4月の拡張セット「妖の森ウィッチウッド」で登場したシャダウォックをフィニッシャーにしたデッキ。
カードの組み合わせによりシャダウォックを無限に使用できるため、OTKデッキとは違う特殊な勝利条件で勝つコンボデッキとして活躍しました。
コンボ
- サロナイト鉱山の奴隷、ゴルゴン・ゾーラ、世界揺さぶるグランブルを事前に使用しておく(盤面に出すだけで雄叫びさえ発動すればよい)
- 同様にグレイシャルシャードと、ライフドリンカーの雄叫びを発動させておく
- シャダウォックを召喚し、サロナイト鉱山の奴隷の雄叫びがゴルゴン・ゾーラか、世界揺さぶるグランブルより前に発動すれば、シャダウォックが再び手に入り無限ループが完成する
シャダウォックの雄叫び発動は順番も対象もランダムなので、発動順次第では無限ループに失敗します。
また、ゴルゴン・ゾーラでシャダウォック以外のミニオンを戻してしまう可能性があるため、出来る限り盤面が空(またはシャダウォックのみ)の状態でシャダウォックを使用するのが理想です。
ウォーロック
2017年12月の新拡張「コボルトと秘宝の迷宮」で登場したマナアリの髑髏と肉食キューブを使ったコンボデッキ。
強力なコンボを持つものの、冒涜を使った全体除去はミラーマッチで特に難易度が高く、そのミラーマッチの奥深さから多くのプレイヤーに愛されました。
コンボ
- マナアリの髑髏を装備する
- ドゥームガードをマナアリの髑髏の効果で召喚する
- ドゥームガードを肉食キューブで破壊する
- その肉食キューブを無貌の操り手でコピーする
- 暗黒の契約等で肉食キューブを破壊し、ドゥームガードを複数体並べて相手ヒーローにバーストダメージを与える
- 屍山血河のグルダンで再度ドゥームガードを大量に召喚する
ウォリアー
2015年4月の拡張セット「ブラックロック・マウンテン」で登場したぐったりガブ呑み亭の常連を使ったコンボデッキ。
旋風剣やデス・バイトを使ってぐったりガブ呑み亭の常連を大量に展開し、ウォーソングの武将との組み合わせで大ダメージを狙います。
ぐったりガブ呑み亭の常連の登場ボイス「みんな~!集まれ~!(Everyone get in here!)」が延々と響きわたる様は、カオスそのもの。
コンボ
- ソーリサン皇帝で手札のコストを下げる
- デス・バイトを装備し、1回攻撃しておく
- ウォーソングの武将、ぐったりガブ呑み亭の常連、泡を吹く狂戦士を召喚する
- デス・バイトの断末魔、旋風剣、内なる怒りを使ってぐったりガブ呑み亭の常連を増やしながら、泡を吹く狂戦士とあわせて敵ヒーローに突撃させる