【デッキガイド】秘策メイジ – Secret Mage
デッキ説明
秘策メイジは秘策で行動を制限しながら、相手のミニオンをスペルで処理することで、自分のミニオンを守り、そのミニオンで相手のフェイスにダメージを与え、最後にスペルで削りきるのが基本的な勝ち筋の中速デッキです。
秘策で相手の行動を制限できるため自分より遅いコントロール系には強いデッキですが、秘策を張っている余裕がないアグロには弱いデッキとなります。
ランク戦で好成績をあげている主なデッキ
・S42 レジェンド 10位 Magefan 秘策メイジ
・S42 レジェンド 40位 Eloise 秘策メイジ ※画像のデッキです。
デッキコード
デッキ相性
相性 | vs デッキタイプ |
---|---|
有利 | エクゾディアメイジ、翡翠ドルイド |
微有利 | ラザカスプリースト、アグロドルイド |
微々有利 | ビッグプリースト、アグロハンター |
五分 | – |
微々不利 | – |
微不利 | 進化シャーマン、アグロローグ |
不利 | アグロパラディン、マーロックパラディン、海賊ウォリアー、ズーウォーロック |
マリガン
常にキープ :マナワーム、魔法学者 、魔法使いの弟子(入れている場合)
条件キープ :キリントアのメイジ(魔法学者がある場合)
ヒーロー | キープ |
---|---|
シャーマン | フロストボルト、始原の秘紋(後攻かつ魔法学者がある場合) |
ドルイド | フロストボルト、始原の秘紋(マナワームがある場合) |
メイジ | フロストボルト |
ローグ | フロストボルト |
ハンター | フロストボルト、始原の秘紋(後攻かつ魔法学者がある場合) |
パラディン | 始原の秘紋 |
プリースト | フロストボルト、キリントアのメイジ、スペルベンダー(先攻でキリントアのメイジがある場合) |
ウォーロック | フロストボルト |
ウォリアー | フロストボルト |
ゲームプラン
秘策メイジでは、相手の手札を推測し、どの秘策を使用するかが重要です。そのため相手のデッキにどのようなカードが入っているか、相手が何を使用したか覚えておくと勝率アップにつながります。
各マッチ毎の注意点
vs アグロパラディン
秘策が低コストのカードで剥がされてしまうため不利な相手となります。相手のカードをすべて捌き切ることができれば、カード1枚の性能はこちらのほうが上なので勝つことができるでしょう。神聖なる恩寵でリソースを補充されるときついので、手札を3枚前後にキープしましょう。6マナ等でファイアボール+ヒーローパワーまたはフロストボルト+ヒーローパワーの二択で盤面の結果が変わらない場合、小回りが利くフロストボルトを温存し、南海の船長などの優先して除去したいミニオンにファイアーボールを優先して使います。
vsアグロローグ
アグロパラディンと同様、秘策が低コストではがされてしまうため不利な相手となります。リソース勝負になった場合は、カードの引き運や相手の怪盗紳士や蒐集家シャクなどのカード次第となります。そのため、序盤で押し切れた場合は、フェイス気味に動くか、処理を優先してリソース勝負に持ち込むかは手札や盤面と相談してください。使用する秘策の優先度はスペルベンダー>呪文相殺>鏡の住民です。
vs 進化シャーマン
ドッペルギャングスター+進化コンボの強力な動きに対処することができないため、それまでに勝負を決めるか、ある程度相手のライフを削る必要があります。秘策はスペルベンダー>呪文相殺>鏡の住民の順に張ります。呪文相殺は進化を阻止するために、相手が6マナになるタイミングで使用することができるとベストです。
vs アグロハンター
相手の獣ミニオンを優先的に処理し、盤面を取ることを優先しましょう。一度盤面をとってしまえば相手は除去の少ないヒーローなので、勝利することができます。ライフの削りあいになることも多いのですが、相手のビタータイドヒドラは無理に処理する必要はありません。フロストボルトで動きを止め、ヒーローパワーを使ってライフを削るのに利用しましょう。
vs 翡翠ドルイド
パッチ9.1の弱体化の影響で錬気の採用率が落ちたこともあり、呪文相殺の効果が高まり、戦うのが楽になりました。滋養、究極の侵蝕を警戒させて打たせないために、相手が5マナ、10マナになるタイミングで秘策を使用すると相手の動きを大きく制限することができます。先に呪文相殺以外を貼って相手の動きを制限した後に、次のターンに呪文相殺を張れればベストです。終末預言者が入っていることもあるので鏡の住民を使用するときは気を付けてください。
vs ラザカスプリースト
相手はデッキのカードが1枚ずつなので秘策のケアが難しく秘策が有効に働くマッチアップです。相手が秘策で、もたついている間にライフをガンガン削りましょう。キリントアのメイジが処理されにくくライフを削るのに貢献してくれます。30種類全てのカードをケアすることは難しいのである程度割り切ることも重要です。
vs エクゾディアメイジ
ライフを全力でつめましょう。中盤以降は、相手がブリザードやフロストノヴァなどの凍結させる呪文を使ってくるためミニオンの攻撃が通りにくくなります。呪文相殺を利用し、これらの呪文を打たせないようにすることが重要です。なお、相手は回復方法がありません。ダメージスペルは暇なときにフェイスに打ちましょう。終末預言者が2枚あること、また、弱いミニオンしか持っていないため、鏡の住民はほとんど使用しません。
カードの入れ替え
画像左(1枚目)は秘策メイジの基本となるカード、画像右(2枚目)が入れ替え候補となるカードです。秘策は必ず4~6枚入りますが、どの秘策を選ぶかは環境にもよるので入れ替え候補としました。秘策以外のカードをざっくりとした区分けをすると、4コスト以下のカードを多く入れればアグロに強く、5コスト以上のカードを多く入れるとコントロールに強くなります。
アグロに強くしたければ4コスト以下の採用枚数を増やすのがよいカード選択となりますが、コストの低いカードを入れすぎると、リソース勝負で負けてしまうため5マナ以上のカードも数枚は必要になります。
リッチキング、ボーンメアは挑発がつくためアグロにもそれなりに強く、炎の大地のポータルも、相手のミニオンを除去しつつこちらのミニオンを召喚できるため、アグロに比較的強いカードです。
また、画像にはありませんが、各種ウーズやゴラッカ・クローラーなどは環境次第で入れ替え候補になります。(酸性沼ウーズや暴蝕ウーズは武器が多い環境で、ゴラッカ・クローラーは海賊が多い環境で利用しましょう)
覚えておくと得する豆知識
炎の大地のポータル
・突撃持ちミニオンは全部で3体:ツンドラサイ(攻撃力2)、ドゥームガード(攻撃力5)、リロイジェンキンス(攻撃力6)
・太陽の砕片ライラ、超越者ハラジールがいるので、呪文は後で打つ
・ベンチャー者の傭兵がいるので、ミニオンは先に出す(出るミニオンを見てから行動を決める場合は別)
鏡の住民と羊ポーション
先に張った秘策が優先して解決されるので、羊ポーション⇒鏡の住民の順に使用した場合は相手のミニオンが羊になってから鏡の住民の効果で自分の場に羊が出ます。秘策を使用する順番には注意しましょう!
今後について
魔法学者、キリントアのメイジ、鏡の住民、呪文相殺、各種優秀なスペルが次のスタン落ちでも生き残るため追加次第では現役で戦えるでしょう。また、現在は比較的安価で作成できるため使用したことのないプレイヤーは一度手にとってみることをおすすめします。
著者:wing(Twitter) |
バトルタグ:wing#1835 大会実績:2017年冬季プレイオフ出場、Japan Major Top 8、第一回エンタメ王優勝 2015年12月に始め、2016年3月にテンポメイジでレジェンド到達&ゴールデン 好きなヒーロー:メイジ(勝利数の約2分の1がメイジ) カードゲーム歴:MTG、遊戯王、デュエルマスターズ、ヴァンガード、z/x、その他約30種 好きな飲み物:オレンジジュース |