ダークムーン・フェア デッキの手引き
ダークムーン・フェア環境も、もうすぐ終わります!でも、まだ使ったことが無いデッキがあるのではないでしょうか?
簡易版ではあるものの、今の環境で活躍しているいくつかのデッキの特徴、必要な資産(魔素数)、相性、マリガン等をまとめたので、この機会に遊んでみませんか。
触ったことのないデッキに挑戦することで、新しい発見や夢中になれるデッキが見つかるかもしれませんよ!
目次
OTKデーモンハンター / トークンドルイド / バーンメイジ / 聖典パラディン / ハイランダープリースト / アグロローグ / コンボローグ / ズーウォーロック / ウォリアー
OTKデーモンハンター
別名:生命奪取デーモンハンター、イルギノスデーモンハンター
おすすめ度 | ★ |
必要魔素 | 4000~7000 |
相性良 | トークンドルイド、アグロローグ、サイラスOTKウォリアー |
相性悪 | 聖典パラディン、プリースト(イルシア)、爆弾ウォリアー |
20点以上の大ダメージで一瞬で相手のライフを奪い去るデッキ。大量に入ったドローカードでデッキを回し、素早くコンボパーツをそろえることを目指そう。100点以上のダメージだって夢じゃない!?逆に20点以上回復して相手の攻撃を耐えることもできるぞ。
サンプルデッキ
デッキコード
マリガン
ドロー系(特にグルダンの髑髏)
プレイのコツ
10コストまで耐えて、イルギノス+モアーグの加工師×2+イセリアル改造屋+フェルスクリームブラストで突然の24点ダメージが基本プラン。そこにグルダンの髑髏と、激昂のフェルスクリーマーのコスト軽減効果を合わせると、もっと低コストで、さらに大きなダメージを出せるぞ。
デッキの回りを大きく左右するのはグルダンの髑髏を「異端」効果で使えるかどうか。グルダンの髑髏の左側のカードを積極的に使ったり、引いた時すぐ使えるように手札枚数を調整したりして、「異端」で使えるようなプレイを心がけよう。
トークンドルイド
別名:特になし
おすすめ度 | ★★★★ |
必要魔素 | 2000~3000 |
相性良 | アグロローグ、ハイランダードルイド、モザキメイジ |
相性悪 | テンポウォリアー、バーンダメージメイジ、コンボローグ |
チビクッチャベラー、グロウフライの群れの超展開力に全体強化呪文を合わせて、あっという間に相手をひき殺すコンボ要素の強いアグロデッキ。特に日蝕と獰猛な咆哮、草攻凶花の組み合わせは50点ぐらいのダメージを簡単に出すとんでもない爆発力だ。
初手次第ではチビクッチャベラーがいきなり盤面を埋め尽くすため、1ターン目で相手を投了させる確率は現環境ぶっちぎりNo.1!
サンプルデッキ
デッキコード
マリガン
チビクッチャベラー、自然学の予習、菌々財宝
プレイのコツ
大量展開して、相手の除去がうまく決まらず、残ったミニオンに全体強化をのせてぶっ飛ばすのが基本プラン。相手のデッキはどんな展開を苦手とするか把握して、除去しづらい盤面を作り出そう。隠れ身ローグ、ほうきパラディンは全体除去がないため序盤のチビクッチャベラー展開が防げないだろう、プリーストは2点全体除去があるからグロウフライの群れと野生の力と合わせて使おう、魔刃嵐で返されないようにカワイイ侵入者で体力をずらそう、などなど。
また、日蝕、月蝕、自然学の予習と使用順番が関係する呪文が多いので、どんな順番で使うかしっかり確認するように。うっかり日蝕、電光刹花なんてしちゃうと涙で枕を濡らす羽目になる。
バーンメイジ
別名:スペルダメージメイジ、呪文ダメージメイジ
おすすめ度 | ★★ |
必要魔素 | 4200~5000 |
相性良 | アグロローグ、トークンドルイド、モザキメイジ |
相性悪 | 聖典パラディン、テンポウォリアー、ハイランダードルイド |
エレメンタルの援軍、一夜漬けの大量ドローから、「呪文ダメージ」を乗せた火力の連打で相手を焼き尽くせ!
「呪文ダメージ」ミニオンを複数並べての呪文連打は、相手のライフを飴細工のようにごりごり削っていく。挑発や除去を無視してダメージを出すことができるのが、他のアグロデッキと違う大きな強み。
サンプルデッキ
デッキコード
マリガン
エレメンタルの援軍、封印されしフェニックス、ヴァイオレット・スペルウィング、共同実験者
プレイのコツ
エレメンタルの援軍と、一夜漬けの大量ドローからデッキが回りだすので、その両方とシナジーする封印されしフェニックスがこのデッキの核。封印されしフェニックスの封印が解除されたタイミングに、一夜漬けの大量ドローをあわせたり、魔法使いの弟子と組み合わせて呪文を連打したり、ラス・フロストウィスパーや魔力の爆発と合わせて全体除去に使うなどして、「呪文ダメージ+2」を最大限活用しよう。
小粒なミニオンで地道に打点を出しながら、終盤にダメージ呪文で相手の体力をごっそり削るのが主なゲームプラン。呪文をどこまで除去に使い、どこまで相手本体へのダメージにするか、計画的な運用が求められるデッキだ。
聖典パラディン
別名:ほうきパラディン(空飛ぶほうきが入っているタイプ)
おすすめ度 | ★★ |
必要魔素 | 7000 |
相性良 | 各種ウォリアー(テンポ、ETC、サイラス、爆弾)、守護獣ドルイド |
相性悪 | プリースト(イルシア)、トークンドルイド、モザキメイジ |
アルダーの従者、アルダーの真理探究者でコストを減らす「聖典」カードを軸に戦うデッキ。手札に返ってくる智慧の聖典を利用して、ペン投げ野郎を何度も使ってダメージを出し続けることができるぞ。相手をペンまみれにしてやれ!
サンプルデッキ
デッキコード
マリガン
アルダーの従者、初登校の日、サルヘトの群れ、アルダーの真理探究者
プレイのコツ
智慧の聖典を0コストまで軽減できてからが、このデッキの真骨頂。
空飛ぶほうきを使って、横に並べた小型ミニオンに智慧の聖典を付ければ、智慧の聖典を何回も使いまわせるぞ。使いまわした智慧の聖典は、レディ・リアドリンで戻ってくるから、0マナになった智慧の聖典とペン投げ野郎で、とんでもないシナジーを発揮するぞ。レディ・リアドリンで大量の智慧の聖典を手に入れてしまえば、もうペンの投げ放題だ。
1ターンで大量のカードを使いまわすので、時間切れにならないように早めのプレイングを意識しよう。
ハイランダープリースト
別名:特になし
おすすめ度 | ★★★★ |
必要魔素 | 13000~16000 |
相性良 | テンポウォリアー、OTKデーモンハンター |
相性悪 | ズーウォーロック、爆弾ウォリアー |
プリーストの優秀なミニオンと、呪文をこれでもかと詰め込んだバリューの玉手箱。カードを一枚ずつしか入れられないから、安定感がないと言われるかもしれないが、逆に言えば様々なカードが入っていて、対応力抜群ということだ。相手の攻め札をさばきながら、自分の優位をこつこつと積み上げていこう。
なによりプリーストは精神与奪者イルシア一枚で勝てるデッキがあることが魅力。手札にコンボパーツをそろえてニヤついている相手を、絶望のドン底にたたきこめ!
サンプルデッキ
デッキコード
マリガン
偉大なるゼフリス、ワンド職人、ドラゴン学の予習、聖なる一撃
プレイのコツ
ほとんどの相手には、デッキ内のパワーの総量で勝てるので、攻め切られなければ徐々にこちらが有利になっていくはずだ。うまく除去カードをかみ合わせながら、盤面の優位をつかんでいくことを目指そう。熱狂する火霊術師+神格化や、カバルの侍祭+無気力の波などのコンボも備わっているが、一枚ずつしか入っていないのであまりコンボに固執せず、試合展開に合わせて柔軟に使っていくことが大切だ。
精神与奪者イルシアをいつ使うかが腕の見せ所。相手のコンボ札を捨てるのはもちろんとして、3ターン目に出して相手のテンポを削いだり、除去がない手札を相手に渡して盤面の優位を確保したり、といった様々な使い方もあるのを心得ておこう。
アグロローグ
別名:隠れ身ローグ
おすすめ度 | ★★★★★ |
必要魔素 | 3500 |
相性良 | 聖典パラディン、ZOOウォーロック、守護獣ドルイド、モザキメイジ |
相性悪 | テンポウォリアー、OTKデーモンハンター、トークンドルイド、呪文ダメージメイジ |
現環境のアグロデッキ代表格。隠れ身ミニオン、ローグの優秀なダメージ呪文、自己研鑽の剣、ペン投げ野郎と、様々な角度から相手を責め立てる。4,5ターンで相手を倒す速攻もできれば、ドロー手段が豊富で継続的な攻めもできる意外と器用なやつ。武器破壊と凍結はちょっと苦手。
サンプルデッキ
デッキコード
マリガン
スパイミストレス、日陰草の非行生徒、自己研鑽の剣
プレイのコツ
隠れ身ミニオンをどのタイミングで顔を出して殴らせるかが、このデッキをプレイする上での腕の見せ所。もちろん基本はすぐ殴るのだが、「ニトロブースト毒」「グレイハート族の賢者」とのシナジーのために隠れ身のまま残しておくこともある。当然ながら殴らないまま相手の除去に巻き込まれてしまうと大損なので、ご利用は計画的に。
また、隠れ身ミニオンは、相手から見れば除去するのが非常に難しいので、一体や二体でも相手の全体除去を誘うことができる。大量に展開して一気にやられないように、武器や呪文、ペン投げ野郎も交えながら、適度な展開で常にプレッシャーをかけ続けることを意識しよう。
コンボローグ
別名:旋風脚ローグ
おすすめ度 | ★★★★ |
必要魔素 | 6600~8000 |
相性良 | トークンドルイド、ZOOウォーロック |
相性悪 | テンポウォリアー |
不利な相手がほとんどいない万能キャラ。細かい打点を器用に出すことができる盤面制圧の鬼。死角からの一刺し、景品横取り野郎などの軽量除去が優秀で、ほとんどのアグロデッキの盤面展開を許さずに完封してしまう。クエスト中の冒険者、エドウィン・ヴァンクリーフを大きく育てて一瞬で試合を決めることだってできるぞ。
挑発ミニオン、回復手段がデッキに一枚もないので、武器で殴ってくる相手は苦手。
サンプルデッキ
デッキコード
マリガン
死角からの一刺し、ファラオの愛猫、狐の騙し屋、ペテン、悪党同盟の悪漢
プレイのコツ
後攻はコインがあるので困らないが、先攻で「コンボ」カードが起動できない、という事故だけは避けたい。死角からの一刺しを2ターン目に使えても温存し、3ターン目に悪党同盟の悪漢と合わせたり、あまりしたくないがファラオの愛猫を影隠れしておき、0コストでコンボ起動に利用したりすることもある。悪党同盟の悪漢を一度使えれば、手先が以後の「コンボ」の種になるので、それからの展開がぐっと楽になる。
よく使う小技として、ワンド泥棒で手に入る魔力喚起を、魔力喚起→秘密の通路という順番で使うと、魔力喚起から手に入ったメイジ呪文が、ずっと手札に残ることを覚えておこう。
ズーウォーロック
別名:特になし
おすすめ度 | ★★★ |
必要魔素 | 4200~4500 |
相性良 | ハイランダープリースト、ハイランダードルイド |
相性悪 | コンボローグ、アグロローグ、テンポウォリアー |
闇の睨視者と、カンレザード・エボンロックを利用し、コスト以上の圧倒的展開力で相手を飲み込むアグロデッキ。死者蘇生や、グルダンの手によりコスト消費無しでリソース補充ができるので、隙なく展開を続けられるのが大きな強み。肉の巨人と、さかしまなささやきのおかげで、半端な全体除去では捌けない骨太さがある。
デッキ性質上自分の体力を大きく削るので、防御力は皆無どころかマイナス。
サンプルデッキ
デッキコード
マリガン
1コストミニオン、カンレザード・エボンロック、闇の睨視者
プレイのコツ
闇の睨視者をどれだけ働かせられるかが、このデッキののポイント。ツアーガイドでヒーローパワーをあらかじめ0コストにしておいたり、炎のインプや、死者蘇生とセットで使ったりして、一気に展開しよう。闇の睨視者が起動すればするほど、肉の巨人のコストが軽くなる。
腐った商人は、グルダンの手を捨ててドローに使うことが多いが、カードを二枚に増やす効果としても、活用できるのを忘れないように。肉の巨人、転生カンレザードを増やして展開を続けたり、マナアリのモッシャーを増やして回復したり、といった動きもたまに活躍するぞ。
テンポウォリアー
別名:激怒ウォリアー
おすすめ度 | ★★★ |
必要魔素 | 6000~8000 |
相性良 | バーンメイジ、トークンドルイド、アグロローグ、コンボローグ |
相性悪 | 聖典パラディン、ハイランダードルイド、プリースト |
扇動する船頭、鎧職人のコンボで一気に10以上の装甲を稼いだり、コルクロンの精鋭+内なる怒り+名誉の盾+血盟の傭兵でいきなりバーストダメージを出したりと、様々なコンボを内蔵したテンポデッキ。アグロデッキへの強さは現環境随一。アグロデッキに苦しめられているなら、このデッキがおススメ! 誰がボスか教えてやる!
サンプルデッキ
デッキコード
マリガン
イカリ、ウォーモールの挑戦者、空の略奪者、扇動する船頭
プレイのコツ
装甲で耐えきる、ドローで手札を稼いでバースト狙い、序盤から押せ押せなど、色々な動きができるのがこのデッキの魅力。
血盟の傭兵は、ゲームプランによって何をコピーすべきかが変わってくる。アグロ相手に装甲を稼ぎたいなら、扇動する船頭と合わせて鎧職人をコピーし、一気に大ダメージを与えたいなら、強化呪文を乗せれば最大24点バーストをたたき出すコルクロンの精鋭をコピーしよう。他にも、序盤から強力なプレッシャーをかけられる、強化呪文を乗せたウォーモールの挑戦者のコピーや、盤面の主導権を奪い返すのに有効な血気の拳鬼のコピーなどがある。対戦相手のデッキ、試合展開、自分の手札と相談して、勝つためのプランに合わせて傭兵を使いこなそう。