ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#177
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.177が公開されています。今回は太陽の泉の徒弟の聖なる盾が沈黙できないバグや闘場支配人が自然呪文として扱われるバグなどが紹介されています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (バグ)山火事と大道芸の呪文喰いはどう作用するか
結果
自分が山火事を2回使用した後、対戦相手が大道芸の呪文喰いの雄叫びを使用しても1ダメージのヒーローパワーにしかならなかった。そして、自分のヒーローパワーが5ダメージになった。その後、自分が大道芸の呪文喰いの雄叫びを使用すると、ヒーローパワーは7ダメージになった。
見解
山火事はヒーローパワーに付与する効果ですが、コピーされる効果に関してはバグがあります。この付与効果の所有者は、オリジナルの所有者になります。そのため、今回のケースでは、大道芸の呪文喰いを召喚したプレイヤーに関わらず、追加2ダメージを与えるようになります。
2. (バグ)南海岸の族長の雄叫びは、敵陣にマーロックがいる場合も発動する
※このバグはパッチ20.0.1にて修正されています
結果
敵陣にマーロックがいれば(それが休眠状態でも)、南海岸の族長の雄叫びが発動した。
見解
テキストに書いてある条件とは異なっています。プラグラムのエラーです。
3. (バグ)マンクリックの妻オルグラを手札から使用してもなにも起こらない
※このバグはパッチ20.0.1にて修正されています
結果
マンクリックの妻オルグラを手札から使用してもなにも起こらなかった。
見解
自動詠唱カードは基本的に手札から唱えても同様に機能します。なので、マンクリックの妻オルグラはバグです。
4. (バグ)太陽の泉の徒弟の逆上で付与された聖なる盾は沈黙されない
結果
沈黙しても聖なる盾は消えなかった。
見解
以前、光輝の贈り物や純粋のエリクサーでも同様のバグがありました。
5. (バグ)大逆の刃キングスベインにシルバーリーフの毒を付与すると、新しく装備する全ての武器に同様の効果が付与される
結果
大逆の刃キングスベインにシルバーリーフの毒を付与後、ローグのヒーローパワーを使用し、装備したダガーで攻撃するとカードを2枚引いた。
再度、その大逆の刃キングスベインを装備した後、ローグのヒーローパワーを使用し、装備したダガーで攻撃すると、今度はカードを3枚引いた。
見解
シルバーリーフの毒の付与効果は大逆の刃キングスベインが破壊されても残ったままです。その上、大逆の刃キングスベインが装備された数だけこの効果はコピーされます。これは不老不死の大祭司とヴァラニルでも同様のバグが有りました。
6. (バグ)闘場支配人は自然呪文である
結果
手札に闘場支配人があると荒野のガマの効果が発動した。ただし、変妖すると自然呪文ではなくなった。
一方、闘場支配人を召喚してもガフ・ルーントーテムの効果は発動しなかった。
見解
びっくりなバグです!
6. (デュエル・バグ)ちょいと拝借!と突破口のコンボで、ヒーローパワーを手札に加えられる
結果
突破口が発動している状態でちょいと拝借!を使用すると発見したヒーローパワーが手札に加わった。ただし、それはプレイすることはできなかった。
見解
メイジやプリーストのヒーローパワーが手札に加われば、プレイ可能だと思いますが、状況再現が難しく記録する事ができませんでした。デュエルの対戦相手は私達のテストに協力してくれないのです!
ヒーローパワーカードと死人の手札の関係も気になっています。