ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#194
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.194が公開されています。今回は最新版の墓のルーンのバグや、既に聖なる盾を持つミニオンに聖なる盾を付与するカードなどについて検証しています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (バグ)現在、墓のルーンは4体のミニオンを召喚する
結果
味方のミニオンに墓のルーンを付与し破壊したところ、4体のコピーが召喚された。
見解
最新のパッチが適応される前は墓のルーンは死んだふりやバロン・リーヴェンデアの影響を受けませんでした。そのため、恐らく今回のバグは前回の修正によるものです。
2. (バグ)現在、墓のルーンは死んだふりやバロン・リーヴェンデアとどう干渉するか
結果
墓のルーン+バロン・リーヴェンデアでは、6体のコピーが召喚された
墓のルーン+死んだふりでは、2体のコピーが召喚された
見解
これにより、1番で紹介した、墓のルーンから召喚される4体の内2体が断末魔効果で召喚されているのが明らかになりました。(なのでバロン・リーヴェンデアは追加で2体召喚し、死んだふりからは2体が召喚されました。)残る2体は断末魔効果で召喚されていません。
3. (検証)コグハンマーは聖なる盾を持つミニオンをバフすることがある
結果
献身の英雄は、既に聖なる盾を持つミニオンには聖なる盾を付与しない
コグハンマーは、既に聖なる盾を持つミニオンにも聖なる盾を付与した
見解
献身の英雄はバトルグラウンドのために変更されましたが、同様の効果を持つカードが全て変更されたわけではありません。
4. (バグ)ライトブリンガーの槌は聖なる盾を持つミニオンをバフしない
※ライトブリンガーの槌:「英雄の書:ウーサーの章」の専用カード
※ライトブリンガーの槌:4/3/4 自分のヒーローが攻撃した後、ランダムな味方のミニオン1体に聖なる盾と挑発を付与する
結果
ライトブリンガーの槌は、聖なる盾を持つミニオンしか盤面に居ないと、そのミニオン挑発を付与しなかった。
見解
ライトブリンガーの槌は、既に聖なる盾を持っているミニオンをバフするのは無駄だと判断します。そのため、他にミニオンがいない状態でもバフしません。
5. (バグ)悪魔交換はレジェンドミニオンにも有効
※悪魔交換:「英雄の書:グルダンの章」に登場するヒーローパワー
※悪魔交換:自分のヒーローに1ダメージを与える。レジェンドではない敵のミニオン1体を破壊し、コストが1高い悪魔を自陣に召喚する。
結果
テキストによればレジェンドミニオンは対象にできないが、レクサーとホバート・グラップルハンマーは対象にできた。
グロマッシュ・ヘルスクリームなどは対象にできなかった。
見解
ご覧の通り、これは収集可能かどうか、レジェンドのジェムの表記があるかは関係ありません。レジェンドかどうかのチェックはいつも怪しく、バグになります。
6. (バグ)アシッドモーと放火魔はどう干渉するか
結果
アシッドモーがいる状態で、臨終の喘ぎ、生の苦悩、破滅に至る病をミニオンに使用すると、ミニオンを破壊し追加効果が発動した。
しかし、アシッドモーと放火魔がいる状態で、ヒーローパワーでミニオンを破壊してもカードは引けなかった。
見解
放火魔は他のカードと違い、ミニオンがどのように倒されたかを正確にチェックします。(※正確にはヒーローパワーではなくアシッドモーの効果で破壊していることを認識している)
7. (検証)変身した変妖ミニオンを再召喚すると、変妖アニメーションを再度表示する
結果
変妖ミニオンを進化(別のミニオンに変身)させ、デッキに戻した。そのミニオンを召喚すると、なぜか変妖するアニメーションが表示された。
見解
単なるアニメーションのバグです。千変万化のスクロールにも同様のバグがあります。