ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#196
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.196が公開されています。今回はハンターやデーモンハンターの連続クエストの進行条件や超電招来をダウングレードできるバグなどについて検証しています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (検証)ドワーフ地区の防衛は手札からカードをプレイしなくても進行する
結果
ドワーフ地区の防衛をセットした状態で呪われた!や爆弾でダメージを受けたところ、クエストは進行した。
見解
ドワーフ地区の防衛はダメージが与えられれば進行します。そのため爆発の罠で進行します。
2. (バグ)ブライトボーン・タムシンは目には目をのダメージを肩代わりさせない
結果
ブライトボーン・タムシン召喚後、自分のヒーローに闇爆弾で3ダメージ与えようとしたところ、タムシンの効果で相手に3ダメージ与えた。それにより相手の目には目をが発動したが、その3ダメージは自分が受けた。
ブラン・ブロンズビアードが盤面にいる状態でブライトボーン・タムシンを召喚し、同じ検証をしたところ、今度は目には目をのダメージも相手に与えた。
見解
効果の再発防止が働いています。効果が発動している間は、その効果が解決し終わるまで、効果が再起動しないようになっています。今回の場合、闇爆弾を使用したときにブライトボーン・タムシンの効果が発動し、その効果中に目には目をが起動しているため、ブライトボーン・タムシンの効果は再起動しませんでした。ただし(ブラン・ブロンズビアードにより)ブライトボーン・タムシンの効果が2回発動していればその限りではありません。
3. (バグ)ネズミの王との断末魔は死体花シェラジンとは異なる
結果
死んだふりを使用すると、ネズミの王は元のネズミの王は生きたまま、新たなネズミの王を休眠状態で召喚した。
死んだふりを使用すると、死体花シェラジンは自分自身を破壊して休眠状態になった。
見解
死体花シェラジンとルーセントバークは、死んだふりを使用すると自分自身を破壊して断末魔効果を発動します。ネズミの王も同様になるべきです。
4. (バグ)プレスターの火霊術師は火炎秘策とどう作用するか
結果
プレスターの火霊術師の雄叫び発動後に、炎の護りをセットすると、雄叫び効果は消費されたが、炎の護りが発動しても3ダメージだった。
炎の護りをセットした後に、プレスターの火霊術師の雄叫びを発動させ、炎の護りが発動すると5ダメージになっていた。しかも、雄叫び効果は継続したままで、次に使ったファイアーボールも8ダメージになった。
見解
プレスターの火霊術師は”手札から使用した後”に発動する効果です。そのため火炎呪文を使用するまで消費されません。おそらくこれはすぐに修正されるでしょう。
5. (バグ)超電招来はダウングレードできる
結果
塵の悪魔を召喚すると超電招来はアップグレードされた。
しかし、塵の悪魔が沈黙されると、その分だけ超電招来のアップグレード分も取り消された。
また、塵の悪魔が休眠状態にされても、アップグレード分は取り消されなかった。
見解
以前あった、トーテムを休眠状態にすると地底よりのもののコストが上がるというバグに似ています。
6. (バグ)呪文が木霊呪文に変身させられると、木霊効果で変身前の呪文が手に入る
結果
爆発的進化を使用したところ、おおヨグよ!で卑劣な一撃に変身した。
すると木霊効果として、手札に爆発的進化が加わった。その爆発的進化を使用しても、それ以上手札に加わることはなかった。
見解
このバグは今回の拡張セットで現れました。キーワードとしての木霊ではない、不安定な進化や魔女の煎じ薬でも同様のバグが起こります。
7. (検証)敏速の秘印は最後の決闘にカウントされないことがある
結果
敏速の秘印をセットし、最後の決闘をセットした。そして相手ターン中に自陣のブラッドメイジ・サルノスが破壊されドローをした(カウント1)。その直後、自分のターン開始時に敏速の秘印が発動して1ドロー(カウント2)、そして通常の1ドローをしたところカウントがリセットされ、最後の決闘のカウントは1になった。
見解
最後の決闘のリセット効果は、ターン開始時にカウントが0ではないときにのみ発動します。そのため敏速の秘印でドローした分もリセットされました。