ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#203
ハースストーンの挙動や、メカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.203が、公開されています。今回は始原の守護者の効果の上限や精神与奪者イルシアと秘密の通路の効果検証などを紹介しています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (バグ)南海の悪党の雄叫び属性が削除されている
結果
競売ハンマーやネルバー・ウェブロードを使っても、南海の悪党のコストは変化しなかった。
見解
変な属性のバグです。恐らく開発者のケアレスミスによるものです。
2. (検証)十面相のマエストラは未だにローグに変装することがある
結果
十面相のマエストラを採用していてもヒーローはローグでゲームスタートした。
見解
最新のパッチノートで、このバグは修正されたと記されていましたが、実はまだ修正されていません。
3. (検証)始原の守護者はオーラ(効果)とどう作用するか
結果
敵盤面にネルビアンの解絡師が2体いる状態で、デッキ内の自動詠唱呪文を始原の守護者で引いた。
古代の呪い(4コスト)の場合は4コストのミニオンが召喚されたが、ワクサドレッドのロウソク(5コスト)の場合は9コストのミニオンが召喚された。
見解
この2つのオーラ(効果)による召喚は、古代の呪いとワクサドレッドのロウソクを引くことの違いを教えてくれます。
4. (バグ)始原の守護者は最大でも10コストのミニオンしか召喚しない
結果
始原の守護者でデッキから12コストの呪文を引いたが、10コストのミニオンが召喚された。
見解
始原の守護者が10コストより高い呪文を引くことは殆どありませんが、それでもテキストに書かれていないためこれはバグだと思います。
5. (検証)精神与奪者イルシアを複数回プレイするとどうなるか
結果
精神与奪者イルシアを使用して相手の手札のコピーと置き換えた。
そこから思念奪取を使用して手札にカードを追加し、更に相手のコピーの精神与奪者イルシアをプレイした。
次に刃花の連弾を使用して手札にカードを追加し、相手のコピーの精神与奪者イルシアをプレイした。
そこでターンを終了すると、手札に追加した順番とは逆順に元の手札に追加された。
見解
秘密の通路のメカニズムに似ています。これはターン終了時に正しくカードが戻ってくることを明らかにしています。
6. (検証)精神与奪者イルシアは他の「ターンの終了時」効果とどう作用するか
結果
精神与奪者イルシアで得た魔力喚起を使用すると、ターン終了時に魔力喚起から得たメイジの呪文は破棄された。
先に魔力喚起を使用した後、精神与奪者イルシアを使用すると、ターン終了時に魔力喚起から得たメイジの呪文は破棄されなかった。
見解
これも秘密の通路に似ています。
7. (検証)精神与奪者イルシアと秘密の通路はどう作用するか
結果
先に秘密の通路を使用してから精神与奪者イルシアを使用すると、ターン終了時秘密の通路で得たカードは手札にキープされた。
先に精神与奪者イルシアを使用してから秘密の通路を使用すると、ターン終了時精神与奪者イルシアで得たカードは手札にキープされた。
複数の精神与奪者イルシア、秘密の通路を使用すると、使用した順番とは逆の順番で手札に戻っていった。
見解
精神与奪者イルシアと秘密の通路のメカニズムは全く同じです!