ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#204
ハースストーンの挙動や、メカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.204が、公開されています。今回はバトルグラウンドのタレクゴサのバフに関するバグや大女帝シェクザーラのメカニズム検証などを紹介しています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (BG:バグ)チャールガが自分自身に使う血の宝石はダイナミック・デュオの効果を発動させない
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結果
ターン終了時、チャールガの効果でチャールガに使用された血の宝石では、ダイナミック・デュオの効果は発動しなかった。
見解
チャールガの効果を変更したことによる副作用だと思います。チャールガは実際に血の宝石を使用しているわけではないので、ダイナミック・デュオが起動しません。
2. (BG:バグ)タレクゴサはいくつかの付与効果は正しく維持しない
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結果
帝国の腕とチビドラ密輸人で7回強化をしたが、チビドラ密輸人の強化は1回分しか強化は維持されなかった。
ン=ゾスの落とし子とチビドラ密輸人で2回強化をしたが、チビドラ密輸人の強化は1回分しか強化は維持されなかった。
見解
タレクゴサがチビドラ密輸人で複数回の強化を受けると、1回分しか維持されません。奇妙なバグです。
3. (BG:バグ)ゴールデンタレクゴサが分裂の幻術でコピーされるとスタッツでエラーが起こる
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結果
分裂の幻術でコピーされたゴールデンタレクゴサは追加のバフを得た。
見解
ゴールデンタレクゴサが分裂の幻術でコピーされるとき、コピーは付与効果を再度獲得します。その上、このバグは攻撃力獲得とみなされるためチビドラ密輸人の効果を起動します。通常版のタレクゴサではこのバグは起こりません。
4. (検証)大魔導師アントニダスと日蝕はどう作用するか
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
結果
日蝕を使用してから大魔導師アントニダスを召喚すると4回ファイアーボールが唱えられた。
見解
今の大魔導師アントニダスは本物のファイアーボールを唱えています。6ダメージを与えるミサイルを3発放つわけではないのです!
5. (ビジュアルバグ)戦ドルイド・ローティはアニメーションのバグがある
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結果
恐竜形態を選択するときにアニメーションのバグがあった。
見解
単なるアニメーションのバグです。
6. (検証)ジャガーノートの発動順はテキストの順番とは異なる
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結果
ジャガーノートはターン開始時に、最初に武器を装備し、次に海賊を召喚し、最後に大砲を発射した。
見解
ジャガーノートの効果はテキストの順番とは異なっています。
7. (検証)大女帝シェクザーラは追加の流血を引くことがある
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結果
デッキが2枚のアホウドリと6枚の流血だけの状態で大女帝シェクザーラを召喚し、雄叫びで流血を引くと、カードのドローは以下のようになった。
流血→流血→流血→アホウドリ
流血→流血→流血→アホウドリ
流血→疲労ダメージ
流血→疲労ダメージ
6枚しか存在しなかったはずの流血を8枚引いた。
見解
大女帝シェクザーラはこのように機能しています:カードを発見しそれを引く。次に発見したカードと同じカードIDを持つデッキ内のカードのリストを記憶する。そしてリストにあったカードを引く(このときデッキ内にカードがあるかはチェックしません)
追加検証
伝承守護者ポルケルトを使い、デッキの順番を上から1枚の2コストのカード、8枚の流血にした。
その状態で大女帝シェクザーラを召喚し、流血を発見すると、流血の自動詠唱ドローでデッキ内の残り全ての流血を引ききった。
しかし、その後大女帝シェクザーラは(既にデッキ内には存在しないはずの)7枚の流血をドローした。
見解
大女帝シェクザーラが記憶したリストは、既に引かれてデッキ内にないとしてもドローされます。