ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#233

ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.233が公開されました。今回は魔斬士カートラス関連のバグやフグパンチャーデファイアスの砲手の起動順のバグなどを紹介しています。

検証パッチは 23.0.0.135540です。

以下、内容を翻訳して掲載します。


バグ)魔斬士カートラスに変身したターンは複数攻撃で敵ヒーローを攻撃できない

魔斬士カートラス | Kurtrus Demon Render複数攻撃 | Multi Strike

結果

魔斬士カートラスに変身したターンに複数攻撃を使用すると、敵ヒーローを攻撃できなかった。
変身した次のターンに複数攻撃を使用した場合は、敵ヒーローを攻撃できた。

(バグ)フグパンチャーは常にデファイアスの砲手よりも先に起動する

フグパンチャー | Pufferfist

結果

デファイアスの砲手フグパンチャーデファイアスの砲手フグパンチャーデファイアスの砲手フグパンチャーデファイアスの砲手という順番で2種類のミニオンを召喚した。

その状態で、自分のヒーローが攻撃すると、先にフグパンチャー3体の効果が発動してから、次に4体のデファイアスの砲手4体の効果が発動した。

見解

カードの説明を見ると、どちらも「攻撃した後」起動する効果なので、召喚された順番で起動するべきです。これは恐らくバグです。

(バグ)改造エレクフェイリン大使はどう作用するか

改造エレク | Augmented Elekkタク・ノズウィスカー | Tak Nozwhiskerフェイリン大使 | Ambassador Faelin

結果

改造エレクタク・ノズウィスカーがいる状態でフェイリン大使の雄叫びを発動させたが、どちらの効果も発動しなかった。

その直後にエリーズ・スターシーカーでデッキに黄金のサルへの地図を混ぜると、改造エレクタク・ノズウィスカーの効果が発動し、同時にフェイリン大使が沈めたカードに対しても効果が発動した。

見解

以前、マダム・ゴヤでも遅れて起動するバグがありました。デザインとしてはフェイリン大使に対しては発動しないようになっているようですが、次にカードを混ぜると起動するようになっています。

(バグ対弓のテラーコイル海賊提督フックタスクの雄叫びを2回発動させる

対弓のテラーコイル | Twinbow Terrorcoil海賊提督フックタスク Pirate Admiral Hooktusk

結果

対弓のテラーコイルの雄叫び発動後に海賊提督フックタスクの雄叫びを発動させると、選んだ略奪効果が2回発動した。
日蝕後に海賊提督フックタスクの雄叫びを発動させても、2回発動はしなかった。

見解

日蝕エレクトラ・ストームサージは、この前のパッチからヒーローが唱えた呪文にのみ機能するようになりました。しかし、対弓のテラーコイルに関しては忘れられていたようです。


(検証)こんなバナナ!ととりかへばやはどう作用するか

こんなバナナ! | Shenanigansとりかへばや | Switcheroo

結果

とりかへばやを使ってクライヤミ石牙のイノシシを引いたが、最初にクライヤミを引いた時にこんなバナナ!が発動しクライヤミバナナになった。
すると、バナナは攻撃力・体力を持たないので、石牙のイノシシは0/0になった。

(バグ)ミニオンが途中で死亡する呪文で連続クエストの段階が進むと、2回カウントされる

※このバグは既に修正されています

ドワーフ地区の防衛 | Defend The Dwarven District有刺投網 | Barbed Nets

結果

ドワーフ地区の防衛が1段階目の0/2の状態で有刺投網を使って、敵ヒーローと敵ミニオンにダメージを与えても1カウントだけ進み、1/2になった。
その状態から、再度有刺投網を使って敵ヒーローにダメージを与え、敵ミニオンを破壊すると、連続クエストは2カウント進み、2段階目の1/2になった。
冒涜飛び火でも同様だった。

見解

1枚の呪文では連続クエストは1カウントだけ進むべきです。しかし、途中でミニオンが死亡する呪文では、連続クエストが解決されるフェーズ間に、死亡するフェーズが挿入されます。このバグは既にホットフィックスで修正されています。

(検証)ギガフィンがギガフィンの顎を飲み込むとどうなるか

ギガフィン | Gigafin ギガフィンの胃 | Gigafin's Maw

結果

シルヴァナス・ウィンドランナーの効果を使用して、ギガフィンの雄叫び発動前にギガフィンの顎を敵陣に移し、ギガフィンの雄叫びでギガフィンの顎を飲み込んだ。
そのギガフィンを破壊しても、何も吐き出さなかった。