ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#245
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.245が公開されました。今回は無鉄砲な弟子と選択ヒーローパワーのバグや、剣匠オオカニと交換可ミニオンで起こるバグなどを紹介しています。
検証パッチは23.6.2.143410です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)無鉄砲の弟子は使用済みの選択ヒーローパワーは使用しない
結果
通常、無鉄砲な弟子はヒーローパワーが使用済みでも雄叫びで正しくヒーローパワーを使用する。
未使用の選択ヒーローパワーの蝕みの王であれば、無鉄砲な弟子の雄叫びで敵のミニオンの数だけ使用された。
しかし、選択ヒーローパワーの蝕みの王を使用してから無鉄砲な弟子を召喚しても、ヒーローパワーを使用しなかった。
野生の心のガフの選択ヒーローパワーも同様のバグで使用されなかった。
(バグ)極悪な毒薬は隠れ身ミニオンには+1/+1を付与しない
結果
隠れ身を持っているミニオンにコンボ状態の極悪な毒薬を使用しても、猛毒は付与したが+1/+1は付与しなかった。
(バグ)金色の光の中よりと沈黙された超大型ミニオンはどう作用するか
結果
沈黙させた潮流の狩手ネプチュロンを破壊した。
その後、金色の光の中よりで潮流の狩手ネプチュロンを復活させたが、追加部位である手は召喚されなかった。
復活した潮流の狩手ネプチュロンは沈黙されている表示だったが、急襲と疾風を持っていた。
見解
#241の動画で紹介した緊急機動のバグと同じです。なぜ超大型ミニオンが沈黙されたままなのかわかりません。
(バグ)潮流の狩手ネプチュロンと突然の裏切りはどう作用するか
結果
先に突然の裏切りをセットしてから潮流の狩手ネプチュロンを召喚した場合、潮流の狩手ネプチュロンの本体攻撃時に突然の裏切りが発動し、本体の攻撃はキャンセルされたが、2つの手が敵のヒーローを攻撃した。
先に潮流の狩手ネプチュロンを召喚してから突然の裏切りをセットした場合、左手の攻撃時に突然の裏切りが発動し、左手は潮流の狩手ネプチュロン本体を攻撃しようとしてキャンセルされた。そして、右手と潮流の狩手ネプチュロン本体が敵のヒーローを攻撃した。
左手が潮流の狩手ネプチュロン本体以外を攻撃しようとした場合は、本体は敵ヒーローを攻撃しなかった。
見解
以前の動画で紹介した通り、潮流の狩手ネプチュロンは戦闘時に攻撃を止める属性を使用しています。突然の裏切りによって左手が本体を攻撃する時、その戦闘はこの属性によってキャンセルされます。ゲームの履歴を見るとそれは明らかで、そして、本体が攻撃を行いました。
(検証)シャッターシャンブラーとチョッキンガーはどう作用するか
結果
シャッターシャンブラーを召喚してからチョッキンガーを超電磁すると、シャッターシャンブラーの効果が消費され、次の断末魔ミニオンのコストダウンも即死もなくなった。
見解
断末魔を持つ超電磁ミニオンが超電磁するとシャッターシャンブラーの効果が消費されます。しかし、超電磁した後に消費されるため、即死はしません。
(検証)精神与奪者イルシアでコピーしたプルンプルン・フループが変身すると、ターン終了時にも手札から消滅しない
結果
精神与奪者イルシアで奪ったプルンプルン・フループが自分のターン中に変身すると、ターン終了時にもそのまま手札に残った。
見解
変身者ゼラスのようなミニオンは変身すると、全ての付与されている効果を失います。それにより精神与奪者イルシアの「ターン終了時に消滅する」効果も失われました。
(バグ)手札からプレイされなくとも召喚された交換済みミニオンは剣匠オオカニの効果が発動する
結果
対戦相手が剣匠オオカニをミニオンを打ち消す効果で召喚した。
敵のバレバレの囮によって短気な店主が召喚されても、打ち消されることはなかった。
しかし、一度交換した短期な店主がバレバレの囮によって召喚されると、剣匠オオカニの効果が発動したが、打ち消されることはなかった。
祖霊の声を使って召喚した場合も同様のバグが発生した。
同様に交換可呪文で試したところ、このバグは発生しなかった。
また、この方法で召喚した交換ミニオンは、断末魔が発動しなかった。
見解
ゲームの履歴を見ると、ミニオンを交換すると特別な属性が付与されています。そして、そのミニオンが召喚されると、手札から召喚されたように剣匠オオカニの効果をミスリードします。しかし、実際にそのミニオンは手札から召喚されているわけではないので打ち消されることはありません。しかし、断末魔のようにいくつかの効果は起動できなくなっています。