ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#255
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.255が公開されました。今回はフェイコートのセセリーのバグや嫉妬の収穫者のカードによる挙動の違いなどを紹介しています。
検証パッチは24.2.2.149417です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(修正済みバグ)火花ポーションはダメージを与えない
※このバグは既に修正されています。
結果
火花ポーション発動中に、味方の急襲ミニオンが攻撃しても、エフェクトは表示されるがダメージは与えなかった。
(バグ)罪燃ゴーレムは吸魂しても、基本スタッツは変更されない
結果
屍のプリーストは3体吸魂すると、基本スタッツが2/4/5の吸魂体になった。
しかし、罪燃ゴーレムは3体吸魂すると、基本スタッツが7/2/2の吸魂体になり、バフ効果として攻撃力・体力が追加された。
そのため、吸魂体罪燃ゴーレムが沈黙されると2/2に戻った。
見解
パッチ24.2.2の前までは、罪燃ゴーレムは吸魂すると、基本スタッツが変更されました。この変更が意図されたものなのかバグなのかはわかりません。
(バグ)偽滅の刃はレディ・ダークヴェインのシェードの断末魔を起動することはできない
結果
レディ・ダークヴェインのシェードに闇爆弾を覚えさせ、その断末魔を起動した。
その後、偽滅の刃を装備するとシェードの断末魔を獲得したが、武器を破壊してもその断末魔は起動しなかった。
なお、掘り起こされたラプターでシェードの断末魔を獲得した場合は、正常に起動した。
(バグ)フェイコートのセセリーはデッキにミニオンがいない場合、最後に引いたミニオンのコストを下げる
※このバグは既に修正されています。
結果
死にまねでフェイコートのセセリーの断末魔を起動し、デッキ内の溶岩の巨人を引いてコストを8下げた。その段階でデッキは0枚になった。
その後、更に死にまねでフェイコートのセセリーの断末魔を起動すると、手札の溶岩の巨人のコストが更に8下がった。
デッキ内に他のミニオンが残っている場合はこのバグは起こらなかった。
(バグ)探話士チョーや凍てつく玉座の既視感は嫉妬の収穫者を起動させない
結果
カンニングやマナ呪縛で獲得したコピーは、嫉妬の収穫者の効果を起動した。
しかし、探話士チョーや凍てつく玉座の既視感で獲得したコピーは、嫉妬の収穫者の効果を起動させなかった。
見解
カードによって挙動が異なるのは、ハースストーンではよくあることです。
(バグ)月明かりの導きは信者のバフを受けたクトゥーンを引くことはできない
結果
邪悪の誘い手でデッキ内のクトゥーンを+2/+2した。
その後、月明かりの導きで8/8になったクトゥーンを引き、そのターンに召喚した。しかし、デッキ内からコピー元のクトゥーンは引かなかった。
でっか化でデッキ内のクトゥーンを+2/+2した場合は、月明かりの導きでコピー元を正しく引くことができた。
(バグ)ヒーローカードと場所カードは狂乱公爵シオターで入れ替えられた他のカードの効果を受ける
結果
反射エンジニアで自分のウルトラサウルスの攻撃力と体力を入れ替えた。
その後、狂乱公爵シオターでウルトラサウルスと野生の心のガフを入れ替えた。
その野生の心のガフに変身すると、体力が0になった。
なお、入れ替えられたヒーローカードに付与された効果がない場合はバグは起こらなかった。
エメリスの効果を使って攻撃力をオーバーフローさせた効果を利用すると、攻撃力2147483647483647のヒーローに変身した。
同様に、耐久値2147483647483647の場所にすることもできた。
手札のミニオンにノーム製アーミーナイフの効果を付与してからヒーローカードと入れ替えた場合は、それらの効果は受けなかった。
手札のミニオンにヴァラニルの断末魔を付与してからヒーローカードと交換すると、武器スタッツ分の4/2バフだけ受けた。