ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#263
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.263が公開されました。今回は凄まじき死毒の挙動やスチームクリーナーの挙動についてなど紹介しています。
検証パッチは24.6.0.154818です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)ゴールデンインゴウインコは一部の断末魔を2回発動できない
結果
ゴールデンインゴウインコは、サバンナ・ハイメインや白いクロコリスクの断末魔は正しく2回発動させた。
しかし、献身の英雄やトンネル爆破係の断末魔は1回しか発動させなかった。
見解
パッチ24.6からのバグです。「なぜか」はわかりません。
(検証)大暴走リロイと凄まじき死毒はどう作用するか?
結果
凄まじき死毒で強化された大暴走リロイが、敵ミニオンに攻撃して凄まじき死毒の効果で死亡しても、攻撃対象のミニオンは破壊されなかった。
(バグ)凄まじき死毒は死亡したミニオンは破壊しない
結果
凄まじき死毒発動中のインゴウインコが攻撃し、致死ダメージを受けたが巨狼ゴルドリンの断末魔を発動させて生き延びた場合、凄まじき死毒の効果でインゴウインコは死ななかった。
見解
凄まじき死毒はミニオンが既に死亡しているかを確認しています。それを確認したら死亡を保留しないため、他の効果によって生き残った場合は、凄まじき死毒の効果では死亡しません。
(バグ)ゴールデンハンマーでゴールデンにされていた辛抱強い斥候が通常版に戻ると、グレードがリセットされる
結果
グレード3ミニオンを発見する状態になっている辛抱強い斥候をゴールデンハンマーでゴールデンにした。
この状態では、ゴールデン辛抱強い斥候もグレード3ミニオンを発見する状態になっていた。
しかし、次のターンにゴールデンから通常版に戻ると、グレード1を発見する状態にリセットされていた。
(バグ)走り書きの速記者とフロストウルフの戦将は異なる
結果
カードを大量に使用して、手札の走り書きの速記者とフロストウルフの戦将を0コストにした。
ターン終了時に、フロストウルフの戦将はコストが戻ったが、走り書きの速記者は次のターンまでコストが下がったままだった。
(検証)現在の剣匠オオカニは効果を無駄使いしない
結果
パッチ24.6以前の剣匠オオカニは、敵の1つの呪文(またはミニオン)に対して、に全ての剣匠オオカニの効果を消費していた。
パッチ24.6以降の剣匠オオカニは、敵の1つの呪文(またはミニオン)に対して、1体の剣匠オオカニの効果だけを消費した。
見解
パッチノートによれば、剣匠オオカニは異議あり!や呪文相殺などの秘策で敵の行動を打ち消した場合に無駄に消費されなくなったとあります。しかし、それだけでなく剣匠オオカニによっても無駄に消費されなくなりました。これが意図的なものかバグなのかはわかりません。
(バグ)キング・トグワグルでデッキを入れ替えた後、スチームクリーナーは相手のデッキを破壊する
結果
キング・トグワグルでお互いのデッキを交換した後、スチームクリーナーを召喚すると、敵のデッキを全て破壊した。
どちらのプレイヤーがキング・トグワグルを召喚しようとも、スチームクリーナーを召喚すると、敵のデッキを全て破壊した。
ただし、デッキを2回交換した場合は、スチームクリーナーは何も破壊しなかった。
デッキを交換した後、スチームクリーナーは自分のデッキを破壊しないが、レイラインの操り手や魔力発光体はそれらのコストを減らした。
トラブルメーカーでお互いのデッキの一番上を交換した後、スチームクリーナーを召喚すると、両者のデッキの一番上を破壊した。
見解
スチームクリーナーはパッチの後で挙動が変わりました。そこからバグが起こっており、レイラインの操り手のような他の似たカードとは挙動が異なります。更に、私達はスチームクリーナーがヒーローカードと関係があることも見つけました。これについては次回の動画で紹介します。