ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#264
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.264が公開されました。今回は打ち消されたカードでもカウントされるカードや浄められた欠片から生き延びる方法についてなど紹介しています。
検証パッチは24.6.0.154818です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)打ち消された呪文でも女王近衛兵はカウントする
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結果
2枚の呪文が呪文相殺と剣匠オオカニで打ち消されたターンに女王近衛兵を召喚すると、+2/+2を獲得した。
そのターンにプリーステス・ヴァリシュを召喚しても、マナは再充填されなかった。
(バグ)打ち消されたカードでも走り書きの速記者のコストは減る
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結果
手札に走り書きの速記者とフロストウルフの戦将がある状態で…
ミニオンを使用して打ち消された:走り書きの速記者のコストは減り、フロストウルフの戦将のコストは減らなかった
呪文を使用して打ち消された:走り書きの速記者のコストは減り、フロストウルフの戦将のコストは減らなかった
(バグ)エルウィンのイノシシが6体だけしか死ななくても千の真実の剣を装備できる
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結果
6体のエルウィンのイノシシを死なせてから、エルウィンのイノシシを召喚し死んだふりを使用しても、千の真実の剣は装備できない。
6体のエルウィンのイノシシを死なせてから、タムシンの魂壺でエルウィンのイノシシの断末魔をシルバーバックの長に付与してから破壊すると、千の真実の剣を装備できた。
(バグ)ゼンマイ仕掛けの巨人は変身効果では登場しない
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結果
両盤面に合計14体のゼンマイ仕掛けの巨人が並んでいる状態で、転化を使用した。
すると、何回転化を使用しても、山の巨人と墓場の怪異と魔力の巨人しか登場しなかった。
見解
収集可能な12コストのカードは4種類しかありません。しかし、検証してみるとゼンマイ仕掛けの巨人だけは登場しませんでした。このバグの原因はわからないままです。
(バグ)被告側弁護士ナサノスと九生ありは異なる順番で処理される
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結果
九生ありでビビった鉄砲玉を発見すると、手札に追加されたビビった鉄砲玉が+2/+2を獲得した。
被告側弁護士ナサノスでビビった鉄砲玉を発見しても、手札に追加されたビビった鉄砲玉は+2/+2を獲得しなかった。
見解
九生ありは先にカードを獲得してから断末魔を起動し、被告側弁護士ナサノスは逆順で処理します。ハースストーンは辻褄が合わないことがたくさんあります。
(バグ)キング・トグワグルでデッキを入れ替えた後、スチームクリーナーはDominant Playerのデッキを破壊する
Dominant Player:ゲーム内部でPlayer_ID が1になっているプレイヤー。もう一方のプレイヤーはSecondary Player。先攻後攻は関係なく、両プレイヤーに同時にイベントが起こるときDominant Playerから解決される。
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結果
エメラルド・リーヴァーは常にDominant Playerから先にダメージを与える。
キング・トグワグルでデッキを入れ替えたと、スチームクリーナーを召喚すると、Dominant Playerのデッキを破壊した。
キング・トグワグルを召喚したプレイヤーに関係なく、Dominant Playerのデッキを破壊した。
また、途中でヒーローカードを使用した場合、相手のヒーローの方が先にプレイされていることになるが、Dominant PlayerはDominant Playerでありつづけた。
見解
前回の動画では、キング・トグワグルをプレイすればデッキが破壊されないと考えていました。しかし、たくさんのプレイヤーから異なるフィードバックをもらいました。実際には、この誤りはフレンド対戦を開始したプレイヤーが必ずDominat Playerに起因するものによりました。そのため、前回の動画では充分ではありませんでしたが、今回の動画が正しいです。
(検証)浄められた欠片から死なずにいられるか
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結果
浄められた欠片の使用時に熱狂する火霊術師の効果が発動し、敵の筆頭家老エグゼクタスを破壊しても、ラグナロスを破壊した。
しかし、ターン終了時の間には死亡フェーズがありません。
ターン終了時に、記録保管大臣で浄められた欠片を使用し、大魔術師ヴァルゴスで敵の筆頭家老エグゼクタスを破壊しラグナロスに変身させると、ゲームは終わらなかった。