ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#279
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.279が公開されました。今回はマジウザ・オ・モジュールが酒場に登場するバグや、シンランナー・ブランキーのスタッツのバグなどを紹介しています。
検証パッチは25.4.0.165029 および 25.4.3.168129です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)一時的な疾風を獲得しているタレクゴサに羽虫を打つが如しで疾風を付与しても疾風を維持しない
結果
タレクゴサに羽虫を打つが如しで疾風、聖なる盾、挑発を付与すると、通常全ての効果を維持する。
しかし、ウェーブライダーの呪文錬成呪文を使って一時的な疾風を付与したタレクゴサに羽虫を打つが如しで効果を付与しても、次の酒場フェーズで疾風が失われた。
他の呪文錬成呪文で挑発や聖なる盾を付与した場合、聖なる盾は失われ、挑発は維持された。
コメント・見解
既にミニオンが疾風や聖なる盾を持っている場合、羽虫を打つが如しは改めてバフしません。しかし、挑発は異なります。ハースストーンにおいて、一貫性がないことはよくあります。
(バグ)マジウザ・オ・モジュールはメカがBANされているゲームでも酒場に並ぶ
結果
メカが禁止されているゲームでも、酒場にマジウザ・オ・モジュールが並んだ。
コメント・見解
メカが禁止されていて、悪魔がいるゲームで起こります。メカ・ジャラクサスに関係するものでしょう。
(バグ)ウーサー・ザ・ライトブリンガーでバフされたシンランナー・ブランキーがトリプルになると、誤ったスタッツで蘇る
結果
2体のシンランナー・ブランキーをそれぞれ用心ストーンボーンで体力+6ずつバフした。
そして、酒場のシンランナー・ブランキーをウーサー・ザ・ライトブリンガーでバフして、購入し、トリプルを作成した。
+0/+6、+0/+6、+12/+12されているため、18/30のゴールデンシンランナー・ブランキーになった。
しかし、戦闘中に蘇ると15/15になった。
その後、血の宝石や新たに用心ストーンボーンでバフをすると、その分は蘇り後も維持した。
(バグ)怪炎の改変は変身する選択肢がない場合、対象を10コストに変身させる
結果
ゴールドシャイアのノール(11コスト)に怪炎の改変を使用すると、ワイルドでは12コストのミニオンを発見した。
しかし、スタンダードでは10コストのミニオンを発見した。
なお、他の進化効果ではゴールドシャイアのノールは再度ゴールドシャイアのノールになった。
また、ウルズールの巨人(13コスト)に怪炎の改変を使用すると、やはり10コストのミニオンを発見した。
(バグ)影の伝令で不気味な石は発動する
結果
どん底行きで4ダメージ与えたミニオンに影の伝令の雄叫びで更に2ダメージ与えて破壊すると、不気味な石が発動した。
コメント・見解
このバグを起動するには、影呪文でダメージを与えている必要があります。そうでなければ影の伝令では不気味な石は起動しません。
(バグ)フェルスケイルの喚起師は影呪文である
結果
カルトのクリスタル加工師とデファイアスのレプラが手札にある状態で、フェルスケイルの喚起師を引くと両方のカードが効果発動可能になり、実際に雄叫びも発動した。
コメント・見解
実は、この手のバグは初めてではありません。ダークムーン・フェアリリース時は闘場支配人は自然呪文でした。