ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 313
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.313が公開されました。今回は蘇りと「ミニオンを召喚した後」効果に関連するバグなどを紹介しています。
検証パッチは27.6.2.188645です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)ゴールデンラップの神オクトサリは戦闘中に獲得した断末魔強化効果を維持しない
結果
ゴールデンラップの神オクトサリが戦闘中に34/34の触手を召喚するようになった。
しかし、次の酒場フェーズになると、触手の戦闘中に強化された分が失われていた。
(バグ)神話の観測者は他の付与効果とどう作用するか
結果
石工の雄叫び発動後、神話の観測者を2体召喚した。
その後、手札から無限の融合体を2体召喚すると、神話の観測者の効果は2回とも発動した。
また、堀に潜むものの断末魔から無限の融合体を2体召喚すると、2体目の召喚時には神話の観測者の効果は発動しなかった。
バトルグラウンドでも同様で、断末魔によってミニオンが召喚される場合は、ミニオンの攻撃力バフがあっても、神話の観測者の効果は発動しなかった。
見解・コメント
盤面にミニオンを「生成」する場合は、神話の観測者はその攻撃力のバフを考慮しません。2つめの検証を見ると、堀に潜むものから召喚された無限の融合体は攻撃力バフなしでは攻撃力2なので、攻撃力3になった神話の観測者の効果は発動しませんでした。
(バグ)踏み潰すサイのバ獣を作成することができる
結果
スコージの調教師の雄叫びでアラールと踏み潰すサイのバ獣を作成できた。
見解・コメント
踏み潰すサイはバ獣作成の1つめの選択肢には登場しません。しかし、2つ目の選択肢に登場します。
(バグ)「ミニオンを召喚した後」効果を蘇りミニオンで起動すると、そのミニオンが蘇った後、その効果は2回発動する
結果
ナイフ・ジャグラーがいる盤面にミーラックを召喚すると、ナイフ・ジャグラーの効果が1回発動した。
そのミーラックが蘇ると、ナイフ・ジャグラーの効果が2回発動した。
ただし、ナイフ・ジャグラーが召喚される前に召喚されたミーラックが蘇った場合は、ナイフ・ジャグラーの効果は1回しか発動しなかった。
他の「ミニオンを召喚した後」効果でも同様のバグが発生した。
見解・コメント
スコージ・レイジャーのバグを思い出します。以前の動画で、ジャングルの巨獣たちのクエストがスコージ・レイジャーでは1回しか進みませんでした。スコージ・レイジャーの修正が、このバグの原因だと思います。
(バグ)すでにポータルを持っている状態で破壊者サルゲラスを奪っても、使えない能力がある
結果
自陣にポータルがある状態で、ポータルを持っていない破壊者サルゲラスを2体奪った。
すると、どちらの破壊者サルゲラスの能力も正しく機能した。
自陣にポータルがある状態で、ポータルを持っている破壊者サルゲラスを2体奪った。
すると、奪った破壊者サルゲラスの軍団侵入!(挑発と体力+2付与)と虚無送り!(全体除去)は正しく機能しなかった。
(検証)導電とけんかをやめてはどう作用するか
結果
帯電を使用してからけんかをやめてを使用した。
すると、2回目以降の発動時は最初に選んだ対象に隣接するミニオンが自動で選択されたが、そのミニオンと戦うミニオンはプレイヤーが選択できた。
帯電を使用してから混沌の健啖を使用した。
すると、同様に味方のミニオンは自動的に選択され、敵のミニオンはプレイヤーが選択できた。
見解・コメント
帯電を使用してから2つの対象を選択するカードを使用すると、最初の対象は隣接するミニオンが自動的に選択されます。しかし、2つ目の対象はプレイヤーが選択できます。
(バグ)チキチキ穴掘り師はヒーローにダメージを与えない
結果
チキチキ穴掘り師で呪文を発見したが、ヒーローにダメージを与えなかった。