ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 315
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.315が公開されました。今回はタイタンを攻撃できなくした場合に能力が発動できなくなるかどうかの検証などを紹介しています。
検証パッチは27.6.2.188645(⑥は 28.0.0.189017)です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)旧神の賜物は魂尽き事故と幸運の魂の溜め込み屋を変妖させない
結果
通常、旧神の賜物で変妖カードを発見するとそれを変妖させるが、魂尽き事故を発見しても変妖させなかった。
また、幸運の魂の溜め込み屋を発見しても変妖させなかった。
(バグ)タイタンが召喚されたターンに凍結されると、そのターンの終了時に凍結が解除されない
結果
ノルガノンを召喚し、その直後にフロストボルトで凍結させた。
そのターン中、ノルガノンは能力を発動できなかった。
また、そのターンが終了してもノルガノンの凍結は解除されなかった。
なお、前のターンに召喚されたノルガノンを凍結した場合は、そのターン終了時に凍結が解除された。
(検証)マジウザいファンはタイタンの能力発動を阻害するか
結果
パッチ27.0.0.181554では、マジウザいファンの対象にされたタイタンでも能力を発動できた。
しかし、直近のパッチにより、マジウザいファンの対象にされたタイタンは能力を発動できなくなった。
「攻撃できない」ミニオンが凍結された場合、そのターン終了時に凍結が解除される。
マジウザいファンの対象になったタイタンが凍結された場合も、そのターン終了時に凍結が解除された。
見解・コメント
タイタンは能力を発動するのに攻撃権が必要です。凍結されたキャラクターは次の攻撃権を失います。そのため、凍結されたタイタンは能力を発動できません。しかし、実は「攻撃できない」ミニオンも攻撃権を持っています。そのため、以前のパッチではマジウザいファンの効果を受けたタイタンも能力を使えました。最近のパッチでは変更され、能力を使えなくなりました。これは意図的なものでしょう。
(バグ)吸血鬼の血を2回唱えると、シャウトするバンシーが10/10のトークンを召喚する
結果
日蝕後に吸血鬼の血を使用すると、シャウトするバンシーは5/5を2体と10/10を1体召喚した。
(バグ)吸血鬼の血を使った後にヒーローカードを使用すると、シャウトするバンシーの効果が発動する
結果
吸血鬼の血を2枚使用して、体力を20獲得した。
その後、シャウトするバンシーを召喚してから、ヒーローカードを使用すると、シャウトするバンシーは20/20のトークンを召喚した。
(バグ)混沌の凝視者はカードをターン開始時に破壊する
結果
2枚の混沌の凝視者で、手札のマグマ・レイジャーとシルバーバックの長を腐敗させた。
それらは次のターンのドロー前に破壊された。
(バグ)海賊盤王トニーのフィナーレは雄叫びの前に発動する
結果
自分のデッキが空で、相手のデッキはある状態で海賊盤王トニーの雄叫びとフィナーレを発動させた。
すると、疲労ダメージを受けてから、自分のデッキが敵のデッキのコピーに置き換わった。
(検証)休眠ミニオンを鍛造したらどうなるか
結果
特殊な状況を利用して、太陽の番人を手札で休眠状態にした。
それを鍛造すると2マナは消費したが、鍛造体にはならず、鍛造効果も発動しなかった。
他の鍛造カードでも同様だった。
ただし、休眠ミニオンを鍛造すると溶解機の効果は発動した。
なお、それで得られるコピーは休眠カードではなくなったが、休眠状態ではあった。
また、休眠カードでも交換することができた。