ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 318
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.318が公開されました。蜃気楼のバグやローンレンジャー・レノのヒーローパワー関連のバグなどを紹介しています。
検証パッチは28.0.0.189017です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)対戦相手の蜃気楼を手に入れた場合、蜃気楼は対戦相手のデッキのミニオンのコピーに変身する
結果
狂乱公爵シオターで対戦相手の蜃気楼を手に入れた。
自分のターン開始時、その蜃気楼は対戦相手のデッキのミニオンのコピーに変身した。
なお、その蜃気楼を1度召喚すると、それ以降は通常の蜃気楼と同様に機能した。
見解・コメント
蜃気楼は所有者が変更されてもチェックしません。ほとんどの拡張セットで起こる古典的なバグです。
(バグ)蜃気楼が休眠状態のミニオンに変身すると手札に残らない
結果
蜃気楼が変身したペリカン・ダイバーを召喚すると、手札から蜃気楼が失われた。
(バグ)保安官代理のオーラは破壊されるミニオンは影響しない
結果
保安官代理のオーラによって攻撃力が6になった牛スケルトンが破壊されても、復活しなかった。
保安官代理のオーラによって攻撃力が5になったスパーファングが破壊されても、コスト2のミニオンが召喚された。
なお、合戦場発動中の場合は、どちらの断末魔も攻撃力が上昇した状態で発動した。
見解・コメント
実は合戦場も同様のバグがありましたが、修正されました。
(バグ)貪り喰らうものミュターヌスが幻影ポーションで作成された1/1のミニオンを食べると、元々の攻撃力・体力を獲得する
結果
幻影ポーションでウルトラサウルス(7/14)の1/1のコピーを獲得した。
それが貪り喰らうものミュターヌスで食べられると、+7/+14された。
(バグ)ローンレンジャー・レノは自分の元々クラスのカードとして扱われる
結果
パラディンでローンレンジャー・レノを使用すると、ヒカリエイのコストが下がった。
パラディン以外でローンレンジャー・レノを使用しても、ヒカリエイのコストは下がらなかった。
十面相のマエストラでパラディンに変装した状態で、ローンレンジャー・レノを使用した。
その後、ローグのカードを使用して変装を解除した。
その状態で、テス・グレイメインや隠し禁制品を使用すると、ローンレンジャー・レノが再使用された。
見解・コメント
ローンレンジャー・レノに変身しても自分のクラスを維持します。しかし、ローンレンジャー・レノはそのクラスのカードとして扱われます。例えば、パラディンがローンレンジャー・レノを使用すると、パラディンのカードとして扱われます。その結果、ヒカリエイのコストが下がり、テス・グレイメインによって再使用されるようになります。
(バグ)自由な精は凍気の弾丸を強化しない
結果
自由な精の効果を発動しても、凍気の弾丸で獲得する装甲は増えなかった。
ただ、表示は「5装甲」になっていた。
(バグ)マインドブレーカーがいる状態でローンレンジャー・レノを使用するとヒーローパワーを獲得できない
結果
マインドブレーカーが盤面にいる状態でローンレンジャー・レノに変身した。
すると、ヒーローパワーはレノのハンドキャノンとなり、他の弾丸には変身しなかった。
なお、レノのハンドキャノンは使用しても何も起こらない。
狂気の天才ドクター・ブームや精霊翁ブルカンではバグは怒らなかった。