ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 324
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.324が公開されました。今回は変妖チケッタスが10枚デッキを破壊するバグや、ハウディーフィンのバグなどを紹介しています。
検証パッチは(1件目のみ)28.4.0.1492412、(2件目以降)28.2.3.191554です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)変妖チケッタスはカードを10枚除去する
結果
通常のチケッタスの雄叫びでは自分のデッキを5枚除去した。
変妖態チケッタスの雄叫びでは相手のデッキを10枚除去した。
(バグ)カメレオスは破滅の影でありつづける
結果
カメレオスが破滅の影に変身した。その状態で呪文を使用すると、カメレオスは使用した呪文に変身した。
次のターン、カメレオスはエメリスに変身したが、その状態で呪文を使用しても、カメレオスは使用した呪文に変身した。
コメント・見解
これはカメレオスが別のカードの効果で変身してもその効果を取り除かないことによるものです。破滅の影も同じ問題があります。そのため、2つの効果が合体すると、両方の効果を維持し続けます。
(バグ)破滅の影と影分身は効果が付与された呪文に対して異なる挙動をする
結果
強化したドクター・ブームの計略で装甲9獲得した。
すると、破滅の影は同じく装甲9獲得したが、影分身ではデフォルトの装甲1しか獲得しなかった。
コメント・見解
パッチ28.2.0以降、破滅の影は呪文に付与された効果もコピーするようになりました。しかし、それでもコストの減少はコピーしません。しかし、影分身は何も変更されていません。
(バグ)ハウディーフィンと海の案内人サー・フィンレーはどう作用するか
結果
ハウディーフィンが盤面にいて、手札が3枚の状態から海の案内人サー・フィンレーを召喚した。
すると、手札は2枚になったのでハウディーフィンが手札にマーロックを追加してから、海の案内人サー・フィンレーの雄叫びが発動した。
更に、カードを引き直す際に1枚目を引くと、ハウディーフィンから追加のマーロックが2体追加され、最終的に手札は5枚になった。
結果
ハウディーフィンは効果が更新されるたびに手札の枚数をチェックします。理論的には、ハウディーフィンは海の案内人サー・フィンレーが手札をすべてデッキに戻したタイミングで3枚のマーロックを手札に追加すべきです。しかし、カードを引くまで効果が更新されません。そのため、1枚目のカードを引いたタイミングで効果が更新され、2枚のマーロックが手札に追加されました。
(検証)サボテン伐採者は変身した後も自分をバフするか
結果
サボテン伐採者で呪術を引き、それをサボテン伐採者に使用した。
すると、カエルに変身した後に+1/+2を獲得した。
(バグ)後生の軍勢で召喚されたミニオンが攻撃してから即座に体力を得ると生き残ることがある
結果
大トーテム・アイソアを召喚し、アイスブラッド塔をセットした。
ターン終了時に後生の軍勢が発動し、4体のミニオンが手札から召喚された。
それら敵のミニオンを攻撃したことでちょうど体力が0になったミニオンは、大トーテム・アイソアの効果で体力が1になり生き延びた。
コメント・見解
以前の後生の軍勢は戦闘後にミニオンを必ず破壊していました。そのため運命の断ち切り手は常にコピーを獲得していました。現在の後生の軍勢は、戦闘によって死亡したミニオンは無視するようになりました。そのため、今回のケースでは大トーテム・アイソアによって生き延びることができました。
(バグ)雪のエレメンタルは酒場にいても効果を発揮する
結果
テス・グレイメインのヒーローパワーを使用して、酒場に雪のエレメンタルを6体並べた。
すると、自分の盤面に凍結したエレメンタルが6体追加された。
これらのエレメンタルは通常のミニオン同様に売却することができた。
この現象は、酒場の呪文が入れ替わった場合のみに発動した。
また、凍結したエレメンタルは戦闘開始時に凍結が解除された。
コメント・見解
このバグは酒場の呪文がバトルグラウンドに追加されてから起こるようになったバグです。酒場を入れ替えた後に酒場がいっぱいの場合は、このバグは起こりません。